トランプ前大統領は本日水曜に起訴される見込み=英デイリー・メイル紙が独占報道
ドナルド・トランプ前大統領は、2016年の大統領選に先立ち元AV女優に口止め料を支払った疑いで、米国時間の本日3月22日(水曜)に起訴される見込みと英デイリー・メイル紙が独占報道した。
しかし同紙によると、本人がニューヨークの法廷に召喚されるのは来週になる見込みだという。
トランプ前大統領を警護しているシークレットサービスは、来週、彼が自首しニューヨークの裁判所へ出廷するためのプランを立てる予定であるとデイリー・メイルは伝えている。
トランプ氏は、自身が「火曜に逮捕される」と先週末SNSに投稿していたが、この日、実際に逮捕されることはなかった。
その一方で、ニューヨーク市警察(NYPD)は、マンハッタン地区検事局がドナルド・トランプ前大統領の逮捕を命じた場合、内乱が起きることを想定して、700人の機動隊を動員しマンハッタン刑事裁判所周辺に鉄製のバリケードを配備した。
【訳】現在 – マンハッタン刑事裁判所の外に鉄製のバリケード。
しかし、トランプ支持者たちの間では抗議デモに参加することは1月6日議事堂占拠事件と同じ「ワナ」と考える人たちが大半であり、大規模な抗議デモは起きていないようだ。
トランプ氏のフロリダ州にある邸宅マー・ア・ラゴ近くで、数十人のトランプ支持者たちが抗議デモを行う様子。
【訳】トランプは、自分が起訴されそうなことに抗議するため支持者に街頭に出るよう繰り返し要請した。
トランプタワー付近では5人が出てきた😆。悲しい!
一方、反トランプの抗議を行う人たちも現れたようだが、さらに少人数だったようだ。
【訳】ニューヨークには800万人以上の人が住んでいるが、そのうちのたった2人しかトランプに対する抗議をしに出てこなかった。その一方、20人ほどの主流メディアの人間たちがそれを撮影した。
メディアは嘘っぱち。
先週末の日曜に米国連邦議会議事堂警察が発表した諜報メモでは、2021年1月6日に向けて観察されたような「大規模で組織的な抗議活動や暴力の兆候はない」と、現時点での脅威は低いと評価している。
オンライン上でのチャット内容に詳しい政府高官は、CNNに出演し、「大規模な活動も暴力も、具体的で信憑性のあるものは何もない」と語っている。一方、CNNは「トランプ前大統領が起訴される可能性から、ネット上で暴力を求める声が散見される中、連邦政府は慎重な対応を取る」と報じ、トランプ支持者たちが暴力的な大規模抗議デモを起こさないことにむしろ残念がっている印象すら与える。
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