2024年のBRICSサミットの開催地はロシアのカザン市に決定 プーチン大統領が発表——先進国vs発展途上国という世界から、上昇していく世界vs落ちぶれていく世界へ
ロシアのプーチン大統領は、2024年のBRICS首脳会議の開催地としてカザン市を指名した。4月3日(月曜日)に政府の公式データベース上で公表された大統領令の情報として、インタファクス通信が同日報じた。
次回のBRICSサミットは、2023年8月に南アフリカで開催される予定。
BRICSは、2000年代以降に経済成長が著しいブラジル、ロシア、インド、チャイナ、南アフリカの5カ国から成る巨大経済圏。その他、メキシコ、アルゼンチン、イラン、インドネシア、トルコ、サウジアラビア、エジプトなど、多くの国がこの経済圏に参加する意向を示している。
タス通信の報道によると、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣は現在16ヵ国がBRICSへの加盟を計画していると発表したと伝えられている。
【訳】❗️、16カ国がBRICSへの参加を希望しており、その数は文字通り毎月増加していると、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣がチャンネル・ワンで述べた。
また、同副大臣は、米国の現在の行動では、新戦略兵器削減条約(新START)への参加停止に関するロシアの立場が「覆る」ことはあり得ないと述べた。
先週、「BRICS」のGDPが、米国を除く「G7」を抜いたと伝えられたばかり。
BonaFidrをフォロー【訳】3. 今週、BRICSがGDPでG7を抜いた
BRICS=ブラジル、ロシア、インド、チャイナ、南アフリカ(+バングラデシュ、エジプト、UAE)
G7=カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国(+EU)
「もはや先進国と発展途上国の世界ではない。上昇していく世界と落ちぶれていく世界だ」–@balajis