ニュースレター登録

Loading

オールドメディアが伝えない海外のニュース

ノルウェーと英国の研究者たちが新型コロナウイルスは遺伝子操作で作られた「キメラ」であることを示す研究成果を発表|元MI6長官は「チャイナの研究所から漏れた」と語る

ノルウェーと英国の研究者たちが新型コロナウイルスは遺伝子操作で作られた「キメラ」と研究成果を発表|元MI6長官は「チャイナの研究所から漏れた」と発言

武漢ウイルス研究所で実験を行う石正麗氏(左)。2017年。(Photo via AP)

ノルウェーと英国の研究者たちは、武漢コロナウイルス(SARS-CoV2)がチャイナの研究所で生成された「キメラ」であると結論づける研究成果を発表した。

ロンドン大学のアンガス・ダルグリーシュ(Angus Dalgleish)教授と、ノルウェー人のウイルス学者バーガー・ソーレンセン(Birger Sorensen)氏は、ケンブリッジ大学の生物学評論季刊誌『QRB Discovery』に共同執筆した研究成果を発表した。その中で、武漢肺炎を引き起こすウイルス(SARS-CoV2)は、自然に進化したものではなく人工的に操作されたものであると記している。特に、このウイルスのスパイクタンパク質には「複数の挿入された箇所」が含まれていると記している。

また彼らは、このウイルスが人に感染をし始めてから、ほとんど変異をしていないと指摘している。このことは、このウイルスが研究所の中にあった時点で既に人の生物学的仕組みに完全に適合する状態だったことを明らかに示唆しているという。ソーレンセン氏は、6月8日(月)、ノルウエーの報道機関NRKに対して、「ウイルスが種の壁を超えることは非常にまれである」と語っている。

同氏はまた、武漢ウイルスは、(その遠縁にあたる)SARSウイルスと大きく異なる特性をいくつも持っているとも語り、そうした特性は「自然界でこれまで確認されたことがない」と語った。ソーレンセン氏は、武漢ウイルスの遺伝子配列を慎重に調べた結果、それは自然のプロセスを経て進化したものではないように見えると語った。

武漢ウイルスのスパイクタンパク質の中で挿入された遺伝子配列箇所

 

Source: A Candidate Vaccine for Covid-19 (SARS-CoV-2) Developed from Analysis of its General Method of Action for Infectivity; by B. Sørensen(1), A. Susrud(1), A.G.Dalgleish(2)

ソーレンセン氏はNRKとのインタビューの中で、このウイルスがチャイナで実施された数多くの「機能獲得型研究」と関係していると確信していると語った。同氏はさらに、米国とチャイナが何年にもわたってそのような研究を複数の高度な研究施設で行ってきたとも語った。

機能獲得型研究の目的は、ウイルスの感染力を人工的に高めることで、より簡単に、科学実験を迅速に繰り返すことにある。このように操作されたウイルスは「キメラ」と呼ばれる。

ソーレンセン氏は、武漢ウイルスが人の間で感染拡大し始めた初期の頃、チャイナの科学者たちがこのウイルスの遺伝子配列の中に改変された箇所があると議論していたと語っている。しかし、ここ数ヶ月の間に、チャイナ政府はこの話題について公に議論することを抑圧していると同氏は語っている。

遺伝子配列の挿入箇所について、決して発表されるべきではなかった。もしそれが今日だったら、これが発表されることは決してなかっただろう。これはチャイナ側が犯した大きな失敗だ。この挿入された遺伝子配列箇所は、我々が説明した機能を持っている。我々は、これら挿入箇所がなぜ欠かすことができないものであるかを(論文の中で)説明している。しかしこれらの箇所について最初に指摘したのは、チャイナの人々だった。

MI6の元長官であるリチャード・ディアラブ卿は、彼らの研究によるこの発見が、チャイナの研究施設から漏れ出たためにアウトブレークが発生したことを示していると語っている。ディアラブ卿は、6月4日に掲載されたThe Telegraphとのインタビューの中で次のように語っている。

私はこれが事故で起きたと考えている。このことは、チャイナがその責任を負うか、そしてチャイナが賠償金を支払うか、という疑問を提起する。

本サイトでも度々報じてきたが、「バット・ウーマン」として知られる、武漢ウイルス研究所の科学者である石正麗氏と彼女の研究チームは、少なくとも2007年には「キメラ構築」を行っており、最近では2017年にも成功したと発表していた。また、米連邦政府機関の一つ国立衛生研究所(NIH)からの助成金370万ドルの一部を使って、2019年に石正麗氏は、SARS-CoVウイルス(SARSウイルス)に関する「Sタンパク質の遺伝子配列データ、感染性クローン技術、体外および体内における感染実験」についての論文を執筆している。

SARS-CoV2(武漢ウイルス)の遺伝子配列が1月10日に初めて一般に公表された際、これと近いウイルス株は一つも確認されていなかった。しかし1月23日、石正麗氏は論文を発表し、その中でSARS-CoV2(武漢ウイルス)は、彼女とその研究チームが2013年に雲南省で生息するコウモリから発見したウイルス株RaTG13と96%合致したと発表した。

石正麗氏は、SARS-CoV2(武漢ウイルス)がRaTG13とはあまりに異なるため、彼女の実験施設から漏れ出たものではないと語っている。しかし、彼女は雲南省のコウモリから採取したウイルス株RaTG13のオリジナルのサンプルを公表しておらず、このウイルス株RaTG13が操作されていないことを確認するために独立した研究施設でその遺伝子配列を分析することを許可していない。

チャイナ政府もまた、外部の科学者チームが武漢ウイルス研究所に立ち入り、石正麗氏が行ってきたコウモリのコロナウイルスに対する機能獲得型研究の記録や検体を調査することをいまだ許可していない。チャイナ政府は、同研究所のセキュリティ・カメラの記録を確認したり、研究所の職員にインタビューを行うために独立した調査を行うことも許可していない。

【関連記事】

武漢ウイルス研究所で行われていたコロナウイルス研究プロジェクトは、米国コロナ対策本部の要であるDr.ファウチが2015年から積極的に推進していたことが判明

【続報】Dr.ファウチによる積極的関与が判明|武漢ウイルス研究所での危険なウイルス研究に740万ドルもの研究資金を提供していたのは同博士が所長を務める国立アレルギー感染研究所(NIAID)

【独占インタビュー】Dr.ファウチ:新型コロナウイルスがチャイナの生物研究所で作られた科学的証拠はない|ナショナルジオグラフィック誌

Dr.ファウチは武漢ウイルスについてデマを吐き続けている|口コミで広がったドキュメンタリー動画をYouTubeとFacebookが削除

Dr.ファウチがWHOテドロス事務局長とやりとりしたeメールの開示請求訴訟が起こされる|3月の記者会見でDr.ファウチはテドロス事務局長を絶賛

チャイナの科学者が意図せず真実に到達?|センザンコウのウイルスの受容体結合ドメインをコウモリのウイルスに遺伝子組み換え技術によって挿入か

【YouTube動画】「COVID-19の起源をつきとめた」:チャイナ在住のアメリカ人が公開情報から真実に迫る

武漢ウイルス研究所は10月中に緊急閉鎖されていた?携帯電話の位置データが示す|諜報機関の専門家たちは結論を保留

BonaFidrをフォロー

執筆者

コメントを残す

error: コンテンツは保護されています。