米司法省、トランプ大統領の側近に対して入館を禁止——不正選挙に関する司法省内部の機密情報を収集していた人物
アメリカ司法省の内部で、トランプ大統領の目や耳としての役割を果たしていたホワイトハウス関係者が、司法省の建物への入館を禁止されたとAP通信が報じた。不正選挙およびその他の案件に関する機密情報を提供するよう司法省職員たちにプレッシャーをかけたためだという。本件を知る3人の人物からの話として伝えた。
トランプ大統領の上級顧問であるスティーブン・ミラー氏、彼の協力者であるハイディ・スターアップ氏は、数ヶ月前、ホワイトハウスとの連携役として司法省内部に派遣されていた。しかし、捜査中の案件や司法省が不正選挙について行なっている作業に関するインサイダー情報を彼女が収集していることが司法省幹部たちの耳に入ると、彼女は建物から退去するよう命じられたと、この3人の人物は語った。これは過去2週間以内に起きた出来事だという。
情報源であるこれらの人物は本件について公に語る許可を受けていないため、匿名でAP通信に語った。
司法省はコメントすることを拒否している。
一方、今週木曜にホワイトハウスが発表したプレスリリースによると、トランプ大統領はスターアップ氏を空軍士官学校の評議委員会メンバーに任命している。
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トランプ大統領は、バー司法長官をまだ信頼しているかと質問されると、「今から何週間もたった後に、それをもう一度聞いてくれ」と答えたとAP通信は報じている。
さらに、トランプ大統領は「この不正行為について彼らは調査をするべきだ。・・・これは民事ではない。これは刑事案件だ。これはとても邪悪な刑事案件だ」と語ったとも報じている。
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