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ペンス、お前もか?——「ペンス・カード」を発動しなかったと報じられた副大統領に批判が集まる。保守系NPO組織はペンス副大統領を訴える

ペンス、お前もか?——ペンス副大統領は「ペンス・カード」を発動しなかった?保守系NPO組織がペンス副大統領を訴える

Photo via Flickr

マイク・ペンス副大統領には、選挙結果が争われている州の選挙人票を拒否することが法的に義務付けられており、その義務を果たす期限が12月23日(水曜)であったことが話題となっていた。しかし、ペンス副大統領は、この期限までに彼の法的義務を果たさなかったと、一部保守系メディアが報じている

 

保守系言論人のマイク・アダムス氏は、12月24日(木曜)、辛辣なコメントを掲載している:

ペンスは行動義務を怠り、彼もまたトランプとこの国を裏切るということを証明した。

 

DJHJ Mediaは12月23日の記事で、次のように記している:

トランプ大統領は、覚書のコピーをリツートした。この覚書は人々の間でオンライン上の議論を引き起こし、不正選挙が疑われている問題の州の選挙人団証明書を停止するために、マイク・ペンス副大統領が水曜深夜までに行使することができる権限について概要が話し合われていた。しかし、ペンスは彼のこうした権限を無視する選択をしたようだ。一部の投稿者たちによると、この結果、彼はアミスタッド・プロジェクトが起こした訴訟の被告となった。

(太字強調は編集部)

 

以下は実際にトランプ大統領が12月22日にリツイートした投稿。憲法が専門の弁護士、イバン・ライクリン氏が、ホワイトハウスの「覚書」を添付してペンス副大統領に「ペンス・カード」の発動を求めるメッセージとなっている。

https://twitter.com/Raiklin/status/1341520753984942081?s=20

 

反トランプの共和党グループ(RINOS=名ばかり共和党)で、トランプ陣営の不正選挙訴訟にかかわる弁護士たちを脅迫していることでも知られるリンカーン・プロジェクトは、ペンス副大統領によるこの「裏切り」を嬉々として喜ぶ投稿を行っている:

【訳】(極左テレビ局MSNBCの番組)11th Hourが、いかにマイク・ペンス副大統領がトランプの大統領職が入った棺桶に最後の釘を打つ(つまり終止符を打つ)構えにあるかを紹介しているこの動画を、トランプ大統領は見たと思うか?

 

#ペンスがトランプに反抗

 

■ ペンス副大統領は「ペンス・カード」を行使しなかったのか?

 

しかしペンス副大統領は、12月23日(水曜)が期限の「ペンス・カード」を発動したともしなかったとも発表していない。ただし、ペンス副大統領のスタッフたちは、記者たちからの問い合わせに対して、ノー・コメントを貫き不親切な対応だったと報じられている。

 

National Fileのパトリック・ハウリー記者とジャック・ハダオフィールド記者がペンス副大統領のスタッフたちと連絡を取ろうとしたところ、副大統領のデビン・オマリー報道官からもマーク・ショート首席補佐官からも返事を得られなかったと報じている

 

【訳】多くのアメリカ人がペンス副大統領に期待に応えることを要求している「ペンス・カード」、その真っ只中にいるペンス副大統領のデビン・オマリー報道官は、まだ(わずかに)時間が残されている中、私からの直近の電話を無視することにしたのか?

 

アメリカは売国奴に対して優しくないようだ。

 

【訳】「ペンス・カード」の締め切りが近づく中、今晩、私はペンス副大統領の報道官とも首席補佐官とも連絡が取れなかった。我々National Fileの人間たちが複数回電話をかけたが拒否された。

 

しかしNational Fileのトム・ラッパート編集長が、ようやくショート首席補佐官と連絡が取れたと投稿した。しかし、話ができたのはわずか17秒だった:

【訳】更新:

 

ペンスのショート首席補佐官は私からの電話を途中で切った。

 

通話時間は17秒だけだった。

 

ペンスは裏切り者だ。

 

■ ペンス副大統領が訴えられ被告に

 

ペンス副大統領が彼の法的義務を果たさない場合を予期して、保守系NPO組織トマス・モア・ソサエティーの「アミスタッド・プロジェクト」が、12月22日、ペンス副大統領を連邦最高裁で訴えた。この訴訟は、上院議長であるペンス副大統領が、5つの州(ペンシルバニア、ミシガン、ウィスコンシン、ジョージア、アリゾナ)での選挙人票を証明し直すため、各州議会に差し戻すよう強制することが憲法により義務付けられているという点を争っている。

 

■ 最終期限は1月6日?それとも1月20日?

 

しかし「ペンス・カード」の期限は12月23日(水曜)ではないという説もある。

 

トランプ支持者の弁護士は次の投稿を行っている:

https://twitter.com/ArtOfWarNews/status/1341968351145418754

【訳】副大統領が行動を起こす締切日は今晩(12月23日)ではない。それは1月6日だ。

 

一方、先に紹介したペンス副大統領を訴えているアミスタッド・プロジェクトのディレクター、フィリップ・クライン氏は、1月20日が憲法で定められた期限だと説明している:

【訳】憲法が強制する締切である1月20日正午まで、これらの問題を解決するために残された時間は十分ある。

 

これら州の州議会が(会議を)招集し(選挙)違反を解決するまで、連邦議会は選挙人票を集計するのを延期する必要がある。

 

ペンス副大統領の公式ツイッターは、「ペンス・カード」に関する投稿もリツイートも行っていない。12月24日には以下2件のクリスマス関連のリツイートを行っている。

 

 

 

 

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