俳優のマシュー・マコノヒーさんが次期テキサス州知事に?世論調査で現職のアボット知事の人気を上回る
テキサス州で来年行われる知事選に関して、俳優のマシュー・マコノヒーさんが、現職のグレッグ・アボット知事の支持率を上回るという世論調査結果が発表された。ダラス・モーニング・ポストとテキサス大学タイラー校が4月18日(日曜)に発表した。
マコノヒーさんは、これまで何ヶ月間にわたって政治コメンテーターとのインタビューやテレビのトーク番組で、彼の出身地であるテキサス州で政界入りするかもしれないと焦らせてきた。
もしマコノヒーさんが知事選に立候補する場合、テキサス州の登録済み有権者の45%がマコノヒーさんに投票すると回答した。一方、現職のアボット知事に投票すると回答したのは33%。残る22%は他の候補者に投票すると回答した。
この世論調査は、4月6日〜13日に1126人を対象に行われた。サンプリング誤差は+/-2.92%。
2期務めている現職のアボット知事に、マコノヒーさんが2桁の大差をつけていることの意義は大きいと報じられている。
しかし共和党支持者の間に限ってみると、56%がアボット知事に投票すると回答しており、マコノヒーさんに投票すると回答したのはわずか30%。
一方、民主党支持者の間では66%がマコノヒーさんに投票すると回答し、アボット知事に投票すると回答したのは8%。アボット知事が共和党であることをこの世論調査結果は大きく反映している。
マコノヒーさんは中道派と言われており、民主・共和の両党を批判している。
共和党支持者たちの間で中道派の候補者を好むと回答したのはわずか20%。民主党支持者たちの間でも、中道派を好むと回答したのはわずか25%であり、51%が急進左派(プログレッシブ)の候補者を好むと回答した。
そのため、どちらの政党の予備選に出馬するにしてもマコノヒーさんは障害に直面するだろうと予想されている。
しかし人気者の有名人が選挙で有利というのはどの国でも共通である。
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