ペンシルバニア州議会の民主党議員が男性に対する強制不妊手術と子供は3人までに制限する法案を提出——「個人の決定権とみなしているものを放棄しなければならない時が来る」とファウチ所長はオンライン講義で大学生に語る
ペンシルバニア州議会の民主党議員であるクリストファー・M・ラッブ下院議員は、10月2日(土曜)、男性に対して不妊手術を強制する法案について、州議会の下院議員全員に覚書を送付した。 この法案は、男性が3人目の子供を授かってから6週間以内、もしくは40歳の誕生日を迎えるどちらか早い方までにパイプカット手術を受けることを義務付けている。
この法案には、決められた期限内に強制不妊手術を受けなかった人を適切な機関に密告した人に1万ドル(約110万円)の報奨金を支払うことが含まれている。
さらに同法案には、望まない妊娠をした場合、その子供を不当に妊娠させた精子提供者に対する法的措置も含まれている。
ラッブ下院議員は同僚議員に送付した覚書に次のように記している:
州議会議員たちがシスジェンダー女性(*)、トランス男性(**)、ノンバイナリー(***)の人々の生殖権を制限し続ける限り、彼らを妊娠させる男性の責任を追及する法律があるべきだ。そこで、私の法案では、「不正受胎」を成文化し、性交時に受胎を防ぐための過失があった場合も含んでいる。
*「シスジェンダー」とは、「心の性」と「体の性」が一致している人のこと。
**「トランス男性」とは、生まれた時の「体の性」は女性だが、「心の性」は男性である人のこと。
***「ノンバイナリー」とは、自らを男性・女性のどちらでもないと認識している人のこと。
一方、この覚書を受け取った同州議会のデービッド・ロウ下院議員(共和党)は、自身のフェースブック上に以下のコメントを投稿している:
今日の急進左派が、個人が持つ医療の自由を全く完全に無視していることに、もし疑いの余地がまだあるとしたら、これ(この覚書)をそんな疑いを葬り去る棺桶に打ち付ける釘にしよう。
・・・
フィラデルフィアのとある州議会議員が、家族が持てる子供の数を制限し、家族を持てる年齢を決め、3人の子供を授かった後に強制的な不妊手術を拒否した場合には1万ドルの罰金を科すという法案を提出した。4番目の子供である私は、この法の下では決して存在していなかったし、他の多くの人たちも同じだ。
共和党が下院を支配している限り、この法案が日の目を見ることはないが、民主党が州政府を完全に掌握した場合、共産主義のチャイナに属する政策がどれほど早くこの国の標準になるかを皆さんに知っていただきたい。
ラッブ下院議員の他にも、民主党議員は人々の自由を奪う全体主義的な法案を次々と導入している。「チャイナ・クイーン」の異名を取るダイアン・ファインスタイン上院議員(カリフォルニア州選出・民主党)は、ワクチン未接種のアメリカ国民が米国内を空路で移動することを制限する法案『米国航空旅行安全法(US Air Travel Public Safety Act)』を9月29日(水曜)に導入している。
また、NIAIDアンソニー・ファウチ所長は、カナダの有名私立大学であるマギル大学の学生たちに行ったオンライン講義で、「個人の決定権とみなしているものを放棄しなければならない時が来ます」と語り、自分の体に何が注射されるかを決める権利を放棄することは、「社会の大義」に貢献すると語っている。
このオンライン講義の動画:
【訳】コロナワクチン接種の義務化や(ワクチン)パスポートに反対するカナダ人に向けたDr.ファウチのメッセージ:「あなたが個人の決定権とみなしているものを放棄しなければならない時が来ます」。
続きを読む: https://rebelne.ws/3l4VNvK
私たちを支援: http://FightVaccinePassports.com
こうした民主党議員やバイデン政権の公衆衛生当局者らが進める政策に対して、医師でもあるランド・ポール上院議員(ケンタッキー州選出・共和党)は、ワクチン未接種者のことになると彼らが「狂乱したようになっている」と批判している。10月1日に出演したFOXニュースの番組内で次のように語っている:
この病気に感染し回復した私たちにとっては、ワクチンを接種した人ばかりに囲まれる方がリスクが高いのです。ですので、こうした人たち(民主党議員や公衆衛生当局者)はワクチン未接種者に対して狂乱したようになっていますが、実際には真実とは真逆なのです。
* * *
そして10月4日(月曜)、2020年の大統領選挙に民主党から出馬し善戦したアンドルー・ヤン氏が、民主党を離党すると発表した。有権者登録を「民主党」から「無所属」に変更した。
ヤン氏は離党することを「妙な感動を覚える体験」と呼び、次のように発表している:
私の目標は、私たちの社会の発展のために私にできる限りのことをすることです。毎日、素晴らしい仕事をしている目覚ましい公僕たちがいますーーしかし私たちの制度は行き詰まっています。その理由のひとつは、両極化がかつてないほど悪化しているからです。
(太字強調はBonaFidr。以下同様。)
ヤン氏は、彼が民主党とは常に対立してきたと告白している:
私はあまりイデオロギー的ではありません。私は現実的な人間です。党派的な議論をすることーー特に表面的なパフォーマンスだけの感情を表現することーーは、時に私にとって居心地が悪いものです。・・・制度の一部になるよりも、その制度を修正しようとする方が私にとっては実際により居心地が良いのです。
この離党を発表した翌日、ヤン氏の新著『Forward: Notes on the Future of Our Democracy(序文:我々の民主主義の将来に関する覚書)』が出版される予定。
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