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英国アンドルー王子が公務から身を引くと公式声明を発表:性犯罪者エプスティーンとの交友関係を釈明するTVインタビューが大失敗に終わったことが原因であるのは明白

英国アンドルー王子が公務から身を引くと公式声明を発表:性犯罪者エプスティーンとの交友関係を釈明するTVインタビューが大失敗に終わったことが原因
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未成年の少女と性的関係を持った疑惑が報じられている英国のアンドルー王子は、「しばらくの間」公務から退くと語った。先週、BBCにより放送されたテレビ・インタビューで、王子は疑惑を釈明するために言葉を詰まらせ、「汗がかけない状態だった」というようなにわかには信じられない言い訳を繰り返したことで大批判を浴びていた。

今週水曜に発表した声明の中で、アンドルー王子は、公務から退くことに対する許可をエリザベス女王に求めたと語り、「ジェフリー・エプスティーンと関わったことは軽率だった」と後悔しているとも語った。

このことを報じるアメリカのテレビ局NBCのツイート:

【訳】速報:アンドルー王子が、「しばらくの間」公務から退くことに対する許可をエリザベス女王に求め、「女王はそれを許可した」と語る。

「私は、ジェフリー・エプスティーンと関わったことは私の軽率な判断であり、それについて引き続き、私は全面的に後悔しています」。

英国王室が持っているリソースや広報の専門家とのコネクションについて考えると、アンドルー王子が先週行ったテレビ・インタビューの中でより良い説明を思いつけなかったのは驚きだ。当時未成年であった少女から、アンドルー王子と性的関係を強要されたという糾弾が行われていることに対して、単に「スポーツ中に負った負傷のせいで、汗をかくことができなかった」という以外のもっともらしい説明を、なぜアンドルー王子やその背後にいるアドバイザーたちは行わなかったのだろうか。

アンドルー王子が行ったBBCとのテレビ・インタビューは、その全編がYouTubeに投稿されている:

アンドルー王子を支援していた企業スポンサーも次々と王子との関係を解消している

アンドルー王子は英国王室の中で、「ブラック・シープ(黒い羊)」、つまり「厄介者」で「面汚」しの存在であることが確定した。これに伴い、これまで英国王室のメンバーとの関係性を解消したことなどなかったグローバル企業が、初めてそうしている。

ロイターが報じた内容によると、アンドルー王子が設立した組織の公式サイトから、協賛企業であるグローバル企業のロゴが消えているという。アンドルー王子がエプスティーンと交友関係を持っていたことは長年知られていた事実であるが、アメリカの検察当局が小児性愛者であったエプスティーンと親しかった人物たちへの捜査に着手すると、アンドルー王子に再び注目が当たることになった。そうした世論の圧力に屈して、アンドルー王子はテレビ・インタビューに臨んだわけだが、その中で確信をつく疑惑について質問されると口ごもり、容疑を下手な言い訳で否定したことで恥の上塗りをする結果となった。

また、アンドルー王子は、エプスティーンにより犠牲になった少女や女性たちに対する「同情心を欠いていた」ことでも非難を浴びている。

ここまでアンドルー王子への世論の批判が高まった結果、協賛企業も王子との関係を解消せざるを得なくなったと言えるだろう。起業家たちの活動を支援するためにアンドルー王子が設立した[email protected]ウェブサイトで、10月には「協賛企業(supporter)」のページがあったのが、現在はそのページは削除されている。

10月時点のウェブサイトのキャッシュ(以下の画像)を見ると、KPMG、Barclays、Cisco、Standard Chartered、Boschなどの欧米の大手企業に加えて、中國銀行や中国のネット通販大手JD.com、テンセントなども「戦略パートナー」として名前を連ねていたことがわかる。

保険代理店のAONは、[email protected]に対してそのサイトから同社のロゴを削除するよう依頼したことを認めた。

ロイターの取材に対して[email protected]はすぐには回答を行わなかった。

KPMGは、[email protected]の「創設パートナー」であったが、10月31日にスポンサー関係を解消している。イギリス国内のメディアが報じた内容によると、当時、アンドルー王子に関してネガティブな報道が行われていたことが、同社が協賛関係を解消することに影響している。Standard Charteredは、[email protected]とのスポンサー契約は今年末で失効し、その更新は行わないと語っている。

Screenshot via BBC’s YouTube channel

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