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中国企業が強引に業務を再開するも従業員の1人に武漢ウィルスの感染者がいることが判明:200名以上の社員が会社で隔離状態に

中国企業が強引に操業再開するも従業員の1人に武漢ウィルスの感染者がいることが判明:200名以上の社員が会社で隔離状態に

Screenshot via @jenniferatntd's Twitter

昨晩、習近平は、中国が経済目標を達成すると同時に、ウィルスとの戦いにも勝つだろうと語ったと報じられている。さらに、首都である北京が事実上都市封鎖され、中国各地でも住人が自宅軟禁状態になっているにもかかわらず、北京政府は企業に対して生産量を高めるよう要請したとも報じられた。

春節が明けて3日が経過した昨日、こうした北京政府による強引な操業再開の要請が悲惨な事態を招くという事例が報じられた。文筆家のジェニファー・ゼン氏は、江蘇省蘇州(上海に隣接)にある企業が操業を再開したところ、社員の1人が武漢ウィルス(COVID-2019)に感染していることがすぐに判明し、その結果、同社の200名以上いる社員が自宅に戻れず会社で隔離される事態に陥ったとツイートした。

【訳】蘇州にある企業が再開した。1人のCOVID-2019感染が見つかった。200名以上の社員が自宅に戻れず、すぐさま隔離された。彼らはなんとか布団は入手できている。

これは一つの例に過ぎないが、感染を食い止めることができていない今の状態で、工場や会社を業務再開させるとどうなるかという典型例だろう。北京政府が企業に業務を再開し生産量を向上するよう号令をかけていることから、今後、職場で感染が広がり、会社そのものが隔離されるケースが増えることが予想される。特に武漢がある湖北省やそこに近い省でこうしたケースが頻発することが予想される。

今後、中国各地で頻発する感染拡大や強制隔離の様子は、中国の一般国民によりスマートフォンで撮影され、インターネット上で拡散されるだろう。また、中国共産党は、そうした一般国民が発する情報をこれまで同様、言論統制しようとするだろう。しかし、湖北省当局が、当初から感染者数や死者数の「公式データ」を低く発表していたのが、1月12日ついに隠しきれなくなったように、国民を言論統制しても、いずれ臨界点を突破し真実は露呈する。西側にいる我々はこうした中国国民の「声」を見逃さずウォッチし続ける必要がある。

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