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ツイッター社の取締役に新たに就任した中華系AI専門家は『千人計画』に名を連ねる人物か?|ホワイトハウスに調査を要求する嘆願書が提出される

ツイッター社の取締役に新たに就任した中華系AI専門家は『千人計画』に名を連ねる人物か?|ホワイトハウスに調査を要求する嘆願書が提出される

ツイッター社の取締役に就任したAI専門家の李飛飛(Photo via Wikimedia Commons)

【Taiwan News(5月25日)】Keoni Everington・筆

ツイッター社に李飛飛(リー・フェイフェイ)が就任してから行われている検閲行為に対して、嘆願書が調査を要求

物議を呼んでいる中華系アメリカ人のAI専門家が、先週、ツイッター社の取締役に就任して以降、チャイナ国籍の反体制派の人たちのツイッター・アカウントが消え始めたというニュースが報じられた。このニュースを受け、ホワイトハウスへ嘆願書が提出された。

5月11日、ツイッター社はプレスリリースを発表し、その中で、AIの専門家でグーグルの元副社長である李飛飛(リー・フェイフェイ)を「新たな独立取締役」として同社の取締役会に迎え入れると発表した。李飛飛は2018年にグーグルを退社している。その直前、グーグル社の内部メールが外部に漏れ、その中で、李はグーグル社が行なっている「Project Maven」について、グーグルの3000人以上の社員が倫理的に問題があると懸念を示していたことよりも、このプロジェクトがニュースとして報じられることで同社の企業イメージが傷ついてしまうことのほうを懸念していた様子が暴露されている。

「Project Maven」とは、米国防総省のAIプロジェクトであり、軍のドローンがビデオ映像から標的を選定することを支援するAI技術を活用することを目指している。

李飛飛がグーグルに在職していた間、彼女は北京にAI研究施設を設立した。チャイナによる検閲ルールに適合した検索エンジンを作ることを目的にしていたため物議を呼んだ(グーグル社の)「Project Dragonfly」に対して、彼女が異議を唱えたという公開記録はない。

グーグルが北京に新設したAIセンターの実権を李飛飛が握ったとき、彼女が中共政府の「(改革開放という)我々の創設理念に忠実であり続ける」というスローガンを引用して使ったことがチャイナ・メディアによって報じられている。また彼女は「チャイナは眠りから覚めた」とも語っている。さらに、ラジオ・フリー・アジアによると、李飛飛はチャイナ共産党の統一戦線と関係のある学生協会とつながりがあるとも報じられている。

李飛飛がツイッター社に入社して1週間後、「Caijinglengyan (財經冷眼)」というハンドルネームで活動するチャイナ国籍のライターは、彼の4つのツイッターアカウントが5月18日に同時に削除されているのを発見している。アカウントが消去された理由を彼が受け取ったのは5月23日であった。その時受け取った通知には、複数のアカウント上で同一のコンテンツを投稿することはツイッターの利用規約に違反しているために彼のアカウントは削除されたと書かれていた。

彼は、投稿するのに使っていたのは一つのアカウントだけで、残りのアカウントはオリジナルの投稿をリツートするためだけに使っていたと反論している。彼は、ツイッター社のポリシーには1人のユーザが1つ以上のアカウントを持つことを防ぐ規定がないことを指摘している。

このライターは、彼のアカウントが無効化された本当の理由は、ツイッター社の役員として新たに就任した人物が「赤い経歴がある」と、5月17日に彼がツイートしたためであると確信していると記している。彼はこの投稿の中で、彼女(李飛飛)がチャイナ共産党の統一戦線とつながりがある学生協会のメンバーであると主張しており、「第二世代」と「第三世代の赤い人たち」と親密な関係があると主張している。

彼(Caijinglengyan (財經冷眼))は、チャイナ国籍の反体制派の人たちが利用しているその他多くのツイッターアカウントが、なんの連絡もなく突然利用停止に遭っていると語っている。彼がそうした人たちに連絡を取りると、彼らもまた、アカウントがバンされる直前に李飛飛を批判するか、李飛飛についてコメントをし始めたところであることを発見している。

このライターは、突然閉鎖されたその他のツイッター・アカウントとして、@beacon__news (灯塔爆料社)と@kevinheaven9 (Calvin看美国)を掲載している。一人のツイッター・ユーザは、単に「李飛飛がやってくる。逃げなければ」とだけ書いて投稿していたが、それを投稿してすぐに彼のメインのアカウントとサブ・アカウントの両方とも利用停止となっている。

フランスを拠点にするチャイナ国籍の反体制派、王龍蒙(ワン・ロンメン)は次のように記している。李飛飛を批判し、彼女の経歴を暴露した人たちをツイッター社がバンしていることは、「紛れもなく李飛飛が取締役に就任したことと関係している。なぜなら、批判とネガティブな情報を禁止するということは、北京政府の特徴そのものであるからだ」。彼のコメントをLiberty Timesが報じている。李飛飛が責任者となって即、ツイッター社は「赤に染まった」と彼は確信している。

5月20日、ホワイトハウスのウェブサイト上では「ツイッター社による言論の自由の侵害に対する完全な調査を要求」というタイトルがつけられた嘆願書が提出されている。この嘆願書を起草した人物は、ツイッター社が中共に対する批判を抑圧しており、親中の人々のアカウントは無傷で温存している一方で反体制派の人々のアカウントを利用停止にしていると記している。

この嘆願書は、多くの「反中共政府」のツイッター・ユーザたちがアカウントを永遠に利用停止にされたのは5月18日であると記載している。嘆願書の起草者は、李飛飛がProject Mavenに関与していたことを指摘しており、彼女が北京にあるグーグルのAIセンターを運営していた際、広範囲にわたる軍事技術プログラムに関わっていたという申し立てを行っている。

さらに、この嘆願書は、李飛飛が「チャイナ共産党の最高指導者たちと親密な関係」を継続して維持していると主張している。そして最後に、米国政府は「ツイッター社による言論の自由を侵害する行為、李飛飛博士が中共政府と行っている共同研究、そして国家安全保障への脅威」について調査するよう要求してこの嘆願書を締めくくっている。

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