オールドメディアが伝えない海外のニュース

【全米暴動8日目】ニューヨーク市は96ストリート以南を車両通行禁止に|クオモNY州知事はデブラシオNY市長の権限に取って代わることができると発言

クオモNY州知事(左)とデブラシオNY市長(Photo via Barry Williams/for New York Daily News)

■ 米国内の状況|ニューヨーク市長、バージニア州知事、DC市長は、トランプ政権による国家警備隊の出動提案を拒否

6月2日(火曜)夜、ニューヨーク市のデブラシオ市長は、マンハッタンの96ストリート以南全域に交通規制を敷いた。5番街で車両を使った暴動や略奪行為が行われているため、それを止めさせるために同地区で車両の通行を一斉禁止にしている。当然、住民や緊急車両へは例外措置が取られている。

【訳】速報:ニューヨーク市は、今晩8時以降、96ストリート以南の車両による通行を禁止する。例外:住民、バス、商用車両、緊急車両。

バージニア州のラルフ・ノーサム州知事は、国防総省のマーク・エスパー長官が最大5000人の陸軍州兵(国家陸上警備隊)を首都ワシントンDCに派遣するという提案を拒否したとAP通信が報じている。(ワシントンDCは、南にバージニア州、北にメリーランド州があり両州にはさまれており、両州ともにワシントンDCと同じ都市圏を形成している。)

バージニア州ノーサム州知事の首席補佐官であるクラーク・マーサー氏は、AP通信に次のように語っている:

大統領が全米の州知事に対して行った発言内容は、国家警備隊がどのように利用されるかについて我々が抱いている懸念をいっそう高めるものだ。

ニューヨーク市のデブラシオ市長も、トランプ大統領による国家警備隊派遣の提案を拒否している:

「我々は、国家警備隊を必要としていないし、国家警備隊やいかなる軍隊がニューヨーク市に来ることは賢明なことだとは考えていない。・・・外部の軍隊が我々のコミュニティーに入ってくると、良いことは起きない。我々はこれを何十年も目撃してきた。彼らは、ここで起きている状況に対して訓練を受けていない」とデブラシオは語った。

ワシントンDCのバウザー市長もトランプ政権の提案を拒否しており、逆に次のように批判している:

この大統領は引き続き我々を分断しようとしているが、我らが市そして国に私は呼びかける。偉大なる自制を発揮せよと。

バージニア州知事、ニューヨーク市長、ワシントンDC市長は、いずれも民主党である。(伝統的に共和党が優勢のバージニア州にとって、ノーサム州知事は2001年以来初めて民主党の州知事。)

一方、テキサス州のグレッグ・アボット州知事(共和党)は、同様にトランプ政権の軍隊派遣の提案を断っているが、「テキサス州は、テキサス人を自ら面倒みることができる」という返事をしており、トランプ大統領を逆撫するような発言は行っていない。

米国東海岸時間の6月2日(火曜)正午時点で、全米29州における地元警察当局を支援するために1万8000人以上の国家警備隊が派遣されると国境警備隊トップは発表している。また、他の州から追加で1500人の国家警備隊が集結し、首都ワシントンDCに再配置されるとも語っている。

またこの日、国防総省は、フォートブラッグ基地とフォートドラム基地から、ワシントンDC近郊にあるアンドルーズ統合基地に1600人の陸軍部隊を移動したと発表した。

ワシントンDCに出動する第16憲兵旅団:

6月1日夜、ワシントンDC上空を低空飛行する軍のヘリコプター。戦地では地上の暴動に圧力をかけるためによく取られる行動作戦との報道:

そして暴動と略奪、そして警官に対する暴力が特に激化するニューヨーク市に対して、トランプ大統領は次のツイートを投稿している:

【訳】ニューヨーク市よ、国家警備隊を要請しろ。ごろつきや負け犬たちが、ニューヨーク市を引き裂いている。すぐに行動にうつせ!高齢者介護施設(*)であなた方が犯したのと同じ命取りのひどい失敗を繰り返すな!!!

(*)新型コロナ(武漢ウイルス)がニューヨーク市で猛威を奮った際、ニューヨーク市はまだ完治していない感染者を高齢者施設に戻すなどの失敗を犯し、多くの死者が高齢者介護施設で発生したことを指している。

実際、ニューヨーク市のデブラシオ市長の対応は、同じ民主党のクオモNY州知事からも批判を浴びている。クオモ州知事は、火曜、デブラシオ市長による暴動への対応に不満を表面しており、必要であれば市長の権限に州知事が取って代わることができると発言している。「ニューヨーク市警とニューヨーク市長は、昨晩、その責任を果たさなかったと私は考えている」とクオモ州知事は語った。ただし、それを今行うとは考えていないとも語った。その後、デブラシオ市長はクオモ州知事による批判がニューヨーク市警に対する「侮辱」と反撃し、謝罪を求めている

全米で抗議デモと暴動が発生してから8日目、ワシントンDC、ニューヨーク市、そしてセントルイス市での様子をライブ配信しているユーチューブ・チャンネル:

■ 欧州の状況

一方、欧州にも飛び火した「抗議運動」は、スペイン・マドリードでは平和に行われている:

しかし、パリでは昨年から「黄色いベスト運動」による暴動が起きており、その「火種」が残っている。早速、パリでは路上で自転車などに火がつけられ、暴動と略奪が再発している:

【訳】パリでは今まさにそれ(暴動)が始まっている!

【関連記事】

全米の暴動の背後に極左暴力集団ANTIFAあり|ホワイトハウスは彼らを国内テロ組織と指定。全米主要都市には歩道にレンガの山が用意され謎の資金源が暴動を支援している疑いが浮上

全米暴動の逮捕者を釈放するため保釈金を寄付するバイデン陣営|『トランプvs民主党+左派メディア+チャイナ』という対立構図が鮮明化

コメントを残す

最新記事

アーカイブ記事

BonaFidrをフォロー

ニュースレター登録

Do NOT follow this link or you will be banned from the site!
error: コンテンツは保護されています。