CNNが報道:白人の子供達は「無垢な子供時代を生きる権利はない」
CNNは、自称「反レイシスト活動家」のティム・ワイズという人物を登場させ、彼の主張を放送した。その主張とは、白人の子供たちは、「無垢な」子供時代など許されるべきではないというものであり、むしろ、自分たちが持っている「白人という特権」について罪悪感を抱くよう幼少期から強制されるべきというものである。
CNNの番組ホストであるポピー・ハーローは、彼女の子供が通う学校から送られてきた手紙を読み上げた。その手紙には、保護者たちが自宅でどのように「白人の特権」について子供達に教育すべきかということが指導されていた。この手紙を紹介した後、ポピー・ハーローは、ティム・ワイズに対して「保護者たちはこれをいつ、そしてどのように子供達に教育すべきでしょうか?」と質問している。
この質問に対して、ティム・ワイズは、早期であればあるほど良いと答えており、白人の子供達には繰り返し、彼らがいかに過剰に特権を与えられているか言い聞かせる必要があり、彼らを十分に教え込む必要があると語っている。
さらにティム・ワイズは次のように語っている:
白人の両親にとって常に意識するべき重要なことはこれだ。この国で黒人の子供達は警官に殺されるかもしれないという恐怖を感じなくてもよい無垢な子供時代をおくることが許されず、また他の理由で社会の周辺に追いやられている。そのような状況が続く限り、私たち(白人の)子供達には無垢な(子供時代)をおくる権利はないということだ。
タミール・ライスが、公共の公園でおもちゃの銃で遊んでいるときに銃で撃ち殺された・・・この国で白人の子供達なら、銃で撃たれるという恐怖を感じることなく、誰しも毎日行なっていることなのに・・・もしタミール・ライスが撃ち殺されるのなら、白人の子供達も、少なくとも同じ年齢から教育される必要がある。彼ら(黒人)が無垢な時代を過ごせないなら、私たちも無垢ではいられない。
もし私たちがこれを常に意識するなら、黒人や(肌の色が)ブラウンの人たちが毎日私たちに言い続けていること、何年も言い続けていることを、私たちは理解することができるかもしれない。
一方、全米で暴動や抗議活動が続く中、「黒人の命も大切(BLM)」という人種差別撤廃を訴える活動に参加しているという男性が、街頭で白人女性に対して謝罪を要求する動画が拡散している。実際、この白人女性はひざまずいて男性に謝罪する様子が撮影されている。この動画が拡散されているというニュースは、ロイター通信も報じている。
https://twitter.com/ZoomerClips/status/1267657673845075968
しかし、この動画の中で動画を撮影している男性は、「私はBLM活動に参加しています。この活動の社長が、白人女性にひざまずいて白人としての特権について謝罪させろと指導しているので、私にそのことを謝罪してもらえますか」と話している。「黒人の命も大切(BLM)」という活動は企業によって運営されているわけではなく、社長が存在しているわけでもない。そのためこの動画はでっち上げと指摘する声がある。しかし、この動画を本物と受け取っている人たちが少なくないのも事実だ。
https://twitter.com/callmemrcharles/status/1267934290895142913?s=20
【訳】共産主義者たちは、アメリカで白人全員にこれをさせたいと思っている。
Equality isn’t your goal if you’re asking people to kneel before you https://t.co/kCCg4DdYCu
— Jessica O’Donnell 🏈 (@heckyessica) June 2, 2020
【訳】もしあなたたちが人々に自分の前でひざまずくよう要求しているなら、あなたたちの目的は平等ではない。
Never thought I’d see this happening… thoughts? Comments?? 🤨 pic.twitter.com/xdaGxz6EdB
— 𝕞𝕖𝕝𝕚𝕤𝕤𝕒 🙈🙉🙊 (@my3monkees) June 2, 2020
【訳】こんなことが起きるなんて決して予期していなかった・・・あなたの意見は?コメントは??
https://twitter.com/ChiGuys1/status/1267736530493177856
【訳】誰もが皮肉ではなく「白人特権」という言葉を使っている。これは恐怖であり、マルクス主義者たちが私たちの国を支配することに屈することだ。
(この投稿へのコメント)はは!!!!!!
「黒人の命も大切(BLM)」活動は、なんと恥さらしで、黒人の人たちを侮辱している。
彼らは「犯罪者の命も大切(Criminal Lives Matter)」とでも言うべき活動だ。
この拡散した動画は、以下の約2時間の動画に収録されている。Smooth Sanchezというユーザ名の人物が投稿している。この動画を撮影している男性は、他の通行人にも声をかけて同様の謝罪要求を行なっている。SNSで拡散された箇所は、このユーチューブ動画の開始43分あたりから始まる。この動画が最初に投稿されたのは6月1日。
その後、この動画を撮影した男性は、インスタグラム上に投稿したコメントで自身はBLMの活動には参加していないことを認めている。
また、この男性は、この動画を「皮肉」や「コメディー」のつもりで作ったと示唆している。彼は、他にも通行人にいたずらをしかける動画を投稿している。
しかし、一度投稿されてしまった動画は一人歩きを始めており、「皮肉」なのか「コメディー」なのか、それとも「真剣」なのか、その境界線が曖昧のまま類似の動画が作られ拡散している。
これは、白人の少女が、明らかに大人が書いたメッセージボードを持たされている写真。そのメッセージボードには、「↑特権を持っている。#黒人の命も大切(BLM)」と書かれている。
https://twitter.com/CassandraRules/status/1268356121414250496
【訳】一体これはなんなんだ?
冒頭で紹介した自称「反レイシスト活動家」ティム・ワイズは、今週月曜、CBSの番組にも出演しており、そこで白人のアメリカ人たちは、「黒人の命を軽視するよう教育されている」と主張している。
CBSは、著述家であるイブラハム・X・ケンディのインタビューも放送している。ケンディは、「反レイシスト・ベイビー(Antiracist Baby)」というタイトルの書籍を出版しており、その中で生まれた時から子供達にいかに人種について教え込むべきかについて記している。
学校教育や教科書を通して、特定の人種や民族に罪悪感や謝罪の意識を教え込むというのは、すでに某国で長年実行されてきたことではないだろうか?
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