大手メディアと民主党は、ハンター・バイデンのeメールを「ロシアによる陰謀論」と全否定|しかしハンター・バイデンの代理人と名乗る弁護士がノートブックを取り戻しに10月13日(NYポスト記事掲載の前日)に修理店に電話をかけていた
■ 『ハンター・バイデンのeメールは本物である』
ラリー・C・ジョンソン筆|10月16日にSic Semper Tyrannisに掲載(太字強調は訳者)
これはアメリカ人愛国者であり尊敬に値する男、ジョン・ポール・マック・アイザックについての物語だ。彼は正しいことをしようとしたが、現在、外国の諜報機関、具体的にはロシアのスパイとして不公平で悪意ある誹謗中傷を受けている。彼はどこのスパイでもない。彼は他人の支配を受けていない。私がそれをなぜ知っているか?私は彼の父親を20年以上知っている。私はジョン・ポールの父親であるマックのことを知っている。マックは勲章を授与されたベトナム戦争の退役軍人だ。彼はベトナムで戦闘機を操縦していた。そして空軍大佐として退役するまで、非の打ちどころのない軍歴を重ねた。こうした戦闘機の乗組員たちは、毎年、同窓会を開いており、マックは通常、ジョン・ポールを連れて参加している。ジョン・ポールは、彼のコンピュータや動画スキルを使ったボランティアを申し出ており、困難な戦争においてこの国のために奉仕した彼ら勇敢な男たちの話を記録し、その動画の編集をしてくれている。
今回の話は非常にシンプルだ。ハンター・バイデンは、2019年4月12日、液体が原因で故障した3台のコンピュータをデラウェア州ウィルミントンにある修理店に持ち込んだ。その店主であるジョン・マック・アイザックは、この3台を調べ、そのうちの1台は回復の見込みがなく、別の1台はまあまあな状態、そして3台目のコンピュータのハード・ドライブにあるデータは回復可能と判断した。ハンター・バイデンは修理依頼書にサインをし、ジョン・ポール・マック・アイザックはそのハード・ドライブを修理し、そこからデータをダウンロードした。このプロセスの中で、彼は動揺させるようないくつかの画像と、ウクライナ、ブリズマ社、チャイナ、そして他の問題に関する多くのeメールを目撃した。作業が終わり、マック・アイザック氏は請求書を作成し、それをハンター・バイデンに送った。そしてコンピュータを受け渡す準備ができたと伝えた。ハンターは返事をしなかった。その後の4ヶ月間(5月、6月、7月、8月)、マック・アイザック氏は何度もハンター・バイデンに連絡を取ろうとした。バイデンは一度も電話に出ず、一度も返事をしなかった。さらに重要なのは、バイデンがジョーン・ポール・マック・アイザックに修理代を払わなかったということだ。
でっち上げられたウクライナ疑惑が2019年8月に表面化した時、ジョン・ポールはその捜査に関係している可能性がある巨大な時限爆弾の上に自分が座っていることに気がついた。彼は自分の父親であるマックと話し合った後、二人はマックがこの情報をニューメキシコ州アルバカーキにあるFBI事務所に提出することを決めた。マックはアルバカーキのFBI事務所を訪問し、一人の捜査官と話をした。そのときこの捜査官は自分の名前を明かすことを拒否した。マックは、彼が持ってきた資料について説明をしたが、FBIはそれを受け取ることを素っ気なく拒絶した。簡単に言うと、マックは出ていけと言われたも同然だった。これは2019年9月中旬のことである。
それから2ヶ月が経過し、突然、FBIがジョン・ポール・マック・アイザックに連絡をしてきた。ウィルミントンにあるFBI事務所から二人のFBI捜査官——ジョシュア・ウィリアムズとマイク・ディーラック——がジョン・ポールの店舗にやってきた。ジョン・ポールはすぐさま彼らに無条件でハード・ドライブを渡した。ウィリアムズ捜査官とディーラック捜査官は、この端末を受け取ることを拒否した。
2週間後、この捜査官たちは電話でこのハード・ドライブを複製するために訪問しても良いかと尋ねた。ジョン・ポールはそれに応じたが、ハード・ドライブを受け取りも複製もせず、彼らはジョン・ポールに召喚状を手渡した。これは大陪審の手続きの一環であったが、二人の捜査官のどちらも何のための大陪審なのかは何も語らなかった。ジョン・ポールはその召喚状に応じ、ハード・ドライブとコンピュータを引き渡した。
それから何ヶ月も経過して、トランプ大統領の弾劾裁判が始まったが、ジョン・ポールはFBIから何の連絡もなく、ハード・ドライブから見つかったこの証拠が、トランプ大統領の弁護団には共有されていないことを知った。
FBIから何のアクションも連絡もなかったため、ジョン・ポールはルーディ・ジュリアーニ元NY市長の事務所に連絡を取り、ハード・ドライブのコピーを提供するという、その後の運命を決定づける決断を下した。ルーディはジョン・ポールの提案を受け入れ、それからルーディのチームがその情報をNYポストに提供したということを現在になって我々は知ることになった。
ジョン・ポール・マック・アイザックは、ハンター・バイデンのコンピュータから回収されたこれらeメール、画像、そして動画に対して何の責任もない。彼は作業をするために雇われただけであり、彼はその作業を遂行し、その作業に対する請求書を提出した。何らかの不明の理由で、ハンター・バイデンは返事をせず、そのコンピュータを取り戻すための連絡を一切していない。しかし先週の火曜、2020年10月13日(訳者注:NYポストの最初の記事が掲載される前日)に、事態に変化があった。ハンター・バイデンの弁護士であると名乗る人物が、ジョン・ポール・マック・アイザックに電話をかけ、コンピュータの返却を求めてきた。しかしもはや手遅れだ。いまさら取り繕おうとしても覆水盆に返らずだ。コンピュータはFBIに押収された。
デラウェア州法に基づいて営業をしているジョン・ポールは、ハンター・バイデンのコンピュータが置き去りにされてから90日後、それがジョン・ポールの会社の所有物となったことを理解している。
ジョン・ポールが、猥褻な画像や動画を売りつけるためにメディアやタブロイド誌にアプローチしたことは一度もない。不届き者であればそれを金に変えようとしただろう。しかしジョン・ポール・マック・アイザックはそのような人間ではない。修理屋という仕事のせいで受け取ったコンピュータの中に、その後、彼が自分の国の安全保障に関係していると理解するに至る情報を彼は手にすることになった。彼は、心に淀みのないアメリカ人であれば誰でも行うことをした。彼は、自分の父親を介して、FBIに連絡をとった。支援を求める彼の問い合わせにようやくFBIが反応した時、ジョンは完全に協力し、全ての要請された資料を提出した。
ここで過失があるのはジョン・ポールではない。彼は自分の役割を果たした。ヘマをしでかしたのはFBIであり、そこを統括している司法省だ。悲しいかな、これは憂慮すべき、繰り返されるテーマとなっている。つまり、FBIは無能なのか、それとも不正行為を行っているからなのか、自分たちの職責を果たしていない。
ジョン・ポールが米国へ介入しようとするなんらかの転覆作戦に関与しているという忌々しい嘘を報じている報道機関に警告する。それは誹謗中傷であり名誉毀損である。幸いなことに、ハンター・バイデンのコンピュータから見つかった証拠は、現在、FBIとルーディ・ジュリアーニの手の中にある。そして連邦上院議会も持っているだろうと私は想像する。こうしたなんらかの行動を起こす権力を持っている人々や組織は、行動に移さなければいけない。ジョン・ポール・マック・アイザックの名誉は無傷である。しかしこの情報に対処する責任があった政府機関の職員たちについて、我々は同じことが言えない。
(ラリー・C・ジョンソン氏の手記はここまで。)
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