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ミシガン州知事の誘拐を計画した容疑者の中にはBLMの集会に参加しトランプ大統領を「独裁者」と呼ぶ無政府主義者が含まれていた|左派メディアは彼らを「白人至上主義者」と偏向報道し印象操作

今月初め、米ミシガン州のグレチェン・ウィットマー知事(民主党)を誘拐する計画を立てたとして、13人の武装グループ・メンバーが逮捕された。このニュースは日本でも大々的に報じられた。

 

時事(10月12日)

米国脅かす極右武装勢力「ミリシア」 ミシガン州知事の拉致未遂も

米ミシガン州で知事の拉致を計画し、「内戦を画策」した容疑で13人が逮捕されたことを受け、ドナルド・トランプ政権下で台頭している「ミリシア」と呼ばれる極右武装勢力が改めて注目を集めている。

 

Yahoo!ニュース(10月9日)

ミシガン州知事狙ったテロ未遂事件にトランプ大統領の影

米国で8日、ミシガン州のグレッチェン・ウィットマー知事の暗殺計画が明らかになり、極右武装集団のメンバー13人が逮捕されたが、犯人たちを過激な行動に駆り立てたのは、トランプ大統領の存在だ。

 

日刊ゲンダイDIGITAL(10月22日)

武装集団ミシガン州知事誘拐未遂事件に見る米の深刻な分断

ウィットマー州知事は、今春からシャットダウンをはじめ厳しいコロナ対策を実施してきました。しかしアメリカでは、コロナ対策のためのシャットダウンやマスク着用の義務化に対し、自由と人権の侵害だと反感を持つ人がかなりいます。その多くは特に共和党を支持する保守派(右派)で、もともと政府によるあらゆる規制を嫌い、銃規制にも反対しています。大統領選の激戦州のひとつであるミシガン州では、ウィットマー知事が属する民主党と、シャットダウンに反対する共和党が対立。

 

ロイター(10月8日)

米ミシガン州知事誘拐計画容疑で13人逮捕、議事堂襲撃も計画

ウィットマー知事は会見で、「異常で卑劣な」容疑者のような過激派グループを扇動したとしてトランプ大統領を非難。トランプ氏が先週の大統領候補討論会で白人至上主義者の糾弾を避けたことを例に挙げた。・・・これに対し、ホワイトハウスのマクナニー報道官は声明で、トランプ氏はあらゆる憎しみを糾弾していると反論。「ウィットマー知事は奇妙な主張をすることで分断の原因を作っている」とした。

 

ハフポスト(10月9日)

「クソ女を捕まえようぜ」。ミシガン州知事誘拐を企てた13人を逮捕

7人は武装組織「ウルヴァリン・ウォッチメン」のメンバー。今回の事件は「トランプ大統領の影響」と州知事は非難しています。

 

日本経済新聞(10月9日)

ミシガン州知事拉致計画の疑い、6人逮捕 爆発企て

米連邦捜査局(FBI)とミシガン州司法局が同日開いた記者会見によると、逮捕された6人はミリシャと呼ばれる武装市民組織の関係者とみられる。この組織は新型コロナウイルスを巡る同知事の外出規制政策を「憲法違反」と批判していた。同州では4月末、議会議事堂に数百人がライフル銃を抱え乱入した事件も起きている。・・・

 

容疑者6人の思想的背景などは不明だが、有罪が決まれば最高で終身刑となる可能性がある。

 

新聞だけでなく政治バラエティー番組やユーチューブのネット番組でも、ミシガン州知事の誘拐を企てたのは極右過激派武装集団「ミリシア」の関係者が含まれていると紹介し、「右派側がテロ的なことを起こしている」と断定している。

 

しかしこれらは全てフェイク・ニュースである。これら13人の容疑者を逮捕したFBIは、刑事告訴上の中で、彼らが人種をベースにしたイデオロギーで集まった集団であるとは記していない。彼らを「白人至上主義者」とレッテル貼りしているのは、大手メディアや、ミシガン州の司法長官であるダナ・ネッセル(民主党)である。

【訳】ミシガン州司法長官のダナ・ネッセルは、ミリシア・グループである「ウルヴァリン・ウォッチメン」に「リンクしている」他の7人を、ミシガン州の反テロリズム法で訴追したと語った。

 

しかし左派メディアのワシントンポスト紙は、10月9日、誘拐を企てたグループのメンバーについてプロファイリング調査をした結果を次のように報じている

計画を立てたと言われる人物の一人、23歳のダニエル・ハリスは、6月にBLM(黒人の命は大切)のデモ活動に参加していた。そこで、Oakland County Times紙に対して、彼はジョージ・フロイドの殺害と警察による暴力に憤慨していると語っていた

 

また、逮捕された13人の中の別の人物、ブランドン・カセルタは、ネット上に投稿した動画の中でトランプ大統領のことを「独裁者」と呼び、「トランプは味方じゃないぜ」と話していた。また、カセルタが投稿したいくつかの動画の中には、彼の背後に無政府主義者の旗があることが確認できる。

【訳】ワオ!これは大ニュース。グレッチェン・ウィットマー知事を誘拐する計画を立てた容疑で逮捕されたグループの首謀者の一人、ブランドン・カセルタは、トランプ大統領のことも嫌悪していた!

 

「トランプは味方じゃないぜ」

 

彼はトランプのことを「独裁者」とも言い、トランプ大統領を「敵」と呼んでいる。

 

【訳】「奴ら(政治家たち)は(コロナ禍の給与保証)小切手を出す代わりに、お前たちを権力で虐げている。もしお前たちがいまだに警察を支援しているなら、お前たちは残る全員を奴隷化することを強制している奴らを支援していることになる」。

 

これはブランドン・カセルタ。ウィットマー知事を誘拐する計画を立てたとして逮捕された男。彼は警察を嫌悪する無政府主義者だ。

 

繰り返しになるが、FBIの刑事起訴状の中に彼らが白人至上主義者であることを示す証拠は一切記載されていない。彼ら全員を一律に白人至上主義者とレッテル貼りしたりトランプ支持者であると誘導することは偏向報道である

 

このニュースの真相は、民主党と共和党の両方の政治家を嫌悪している無政府主義・反政府のミリシア・グループが、州知事の誘拐を企て、そしてFBIに逮捕されたということである。

 

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