コロナ・ワクチンを接種した人たちが死亡しても「驚かないように」=CNNが報道
12月10日(木曜)、米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会メンバーの過半数が、ファイザー社とBioNTechが共同開発したmRNAコロナ・ワクチンを米国内で緊急使用することを承認することに支持票を投じた。
実際に諮問委員会メンバーに尋ねた質問は以下の通り:
入手可能な科学的証拠を総合すると、16歳以上の個人に対してファイザー社とBioNTechのCOVID-19ワクチンは、それを利用することのリスクよりも恩恵のほうが上回るか?
この問いに対して、17人(77%)がYesと投票し、4人(18%)がNoと投票し、1人(5%)は棄権した。
米食品医薬品局(FDA)はこの外部諮問委員会による投票結果を、緊急利用するかどうかの判断のための検討材料とする。FDAは諮問委員会の提言に必ずしも従う必要はないが、おそらく従うだろうと広く予想されている。
一方、CNNは、「なぜ我々の中で最も弱った人(高齢者)たちにワクチンを打つのか?」という題名の記事の中で、アメリカ人はCOVID-19ワクチンを受けた人たちが直後に亡くなり始めても驚かないようにと記している。その理由として、「死亡が、このワクチンとは必ずしも関係するわけではないからだ」と記している。
この記事の中で、「免疫アクション同盟(Immunization Action Coalition)」の副所長であるDr.ケリー・ムーアは、ワクチンは、健康な人たちと比べて、体が弱く高齢である人たちにはうまく働かないと注意喚起している。
さらにこのCNNの記事は次のように記している:
予防接種が(老人ホームの)入居者たちの腕に行われ始めるとき、アメリカ国民は、予防接種を受けた人たちの中には死者が発生する可能性があることを理解する必要がある。そしてそうした死亡ケースには、ワクチンは必ずしも関係ないということを理解する必要があると、Dr.ムーアは語った。
Dr.ムーアはさらに次のように語っていることが報じられている:
ワクチン接種のタイミングと、そのワクチン接種の直後に亡くなる人がいるという偶然に、我々は全く驚くべきではない。それは死亡とワクチンとが関係しているからではなく、それがたまたまこれら人々の人生の最後に行われたということだからだ。
さらにDr.ムーアは、COVID-19のワクチンを受けた人の中には、接種してから1、2日後に亡くなる人がいても、アメリカ国民は驚くべきではないと語っている:
ひとたび私たちがワクチン接種を開始し、長期の養護老人ホームの入居者の中に、ワクチン接種を受けてから1、2日以内に亡くなる人たちの報道が複数行われたとしても、人々は必ずしも驚くべきではないということを、私はみなさんに理解して欲しい。これは、私たちが予期していることであり、起きて普通のことだからだ。なぜなら、老人ホームで人は頻繁に亡くなっているからだ。
しかし、老人ホームの入居者の中で、ワクチン接種を受けた人が亡くなるのは「普通のこと」という議論は現状と矛盾している。複数の併存疾患を抱えた老人ホームの居住者が、COVID-19(武漢ウイルス)で亡くなるのはあくまで「忌むべき」COVID-19の犠牲者として死者数にカウントされているからだ。COVID-19(武漢ウイルス)で亡くなるのは「忌むべきこと」であり、COVID-19ワクチンを摂取してから数日以内に亡くなるのは「普通のこと」というのは議論としておかしくないだろうか?
12月8日、ピッツバーグ大学メディカルセンター(UPMC)のDr.グラハム・スナイダーは、同病院の8万9000人いる医療従事者たちには、COVID-19ワクチンの接種を強制しないと発表している。その理由には様々あるが、これらワクチンが不確定であることを一つの理由として挙げている。「私たちがより多くを学び、このワクチンについて独自の経験値を積むまで・・・これを強制するのは正しいことではない」とDr.スナイダーは語っている。
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