外国の諜報機関が米・大統領選挙をモニタリング、彼らから証拠を受け取った＝マイケル・フリン退役中将が語る -

12月18日（金曜）、FOX Businessのルー・ドブス司会者の番組に出演したマイケル・フリン退役中将は、外国の複数の諜報機関が11月3日に行われたアメリカ大統領選挙をモニタリングしており、こうした諜報機関から今日、情報を受け取ったと語った。エポック・タイムズ（英語版）もフリン退役中将のコメントを12月20日（日曜）報じている。

フリン退役中将は次のように語った：

我々は現在、諸外国から証拠を受け取っている・・・彼らは、11月3日、我々の選挙システム、我々の選挙プロセスに対する攻撃を監視していた。現在、我々はその証拠を受け取った。我々はそれを、今日、受け取った。

フリン退役中将は、どの国の諜報機関が関わっているかや、その証拠をどのように受け取ったか、どのような種類の攻撃がアメリカの選挙システムに対して行われたのかといった詳細については語らなかった。

しかしフリン退役中将は次のように語っている：

（これら複数の外国政府が）これを大統領に直接提供する意思がある。我々を支援する意思がある外国の仲間たち、そして同盟国たちがいる。

このインタビューの中で、フリン退役中将は、SolarWinds社のソフトウェアの脆弱性を悪用してアメリカ連邦政府機関に対して大規模にしかけられたハッカー攻撃についてもコメントしている：

SolarWinds社（のソフトウェア）は、全米の重要インフラに侵入するためのエントリー・ポイントだ。米国政府とつながっている全て、つまりこのSolarWinds社の攻撃を通して侵入すれば、その侵入者は（アメリカ政府の）貴重品保管室への鍵をもっていると見なすことができる。・・・

侵入者は（政府のシステム内で情報を）くまなく探し回ることができ、ほぼなんでも行うことができる。つまり、これは非常に深刻な攻撃である・・・我々はこれ（ハッカー攻撃）について約6ヶ月間（行われていた）と私は聞いている。

私たちが選挙の完全性について話すとき、私はこれ（政府へのハッカー攻撃）がそれ（選挙システムへの攻撃）の一部だと考えている。なぜなら、基本的に我々の全インフラに侵入したこれらSolarWinds社の攻撃と、我々の選挙セキュリティーの間には関係があるからだ。

フリン退役中将は、「今年の選挙とこれ（政府の重要インフラへの攻撃）に外国の影響があった証拠」があるとも語っており、チャイナ共産党（CCP）、北朝鮮、イラン、そしてロシアが関与しているとも語った。そして次のように語っている：