ホワイトハウス内部の覚書が「ペンス・カード」の詳細を記す——ペンス副大統領は不正選挙を行った州からの選挙人票を拒否する法的義務がある
マイク・ペンス副大統領には、選挙結果が争われている州からの選挙人票を拒否することが法的に義務付けられている——副大統領に課されたこの法的義務の詳細を記した、草稿段階のホワイトハウス内部の覚書を入手したと、National Fileの編集長トム・ラッパート氏が12月22日(火曜)に報じた。
ホワイトハウスで最も熱心なトランプ支持者たちは、合衆国法典と合衆国憲法の両方に、違法な選挙人票の証明を拒否することをマイク・ペンス副大統領に義務付ける文言が含まれていることを見つけ出したと、トランプ政権内部の情報筋がNational Fileに認めた。ただし、ペンス副大統領は12月23日(水曜)までに行動を起こさなければいけないという。
このホワイトハウスの覚書の草稿を作成した人物たちは、各州で行われた選挙に対する連邦政府のチェック機能は、上院議長の役割を担っているマイク・ペンス副大統領が負っていると確信している。さらに、ペンス副大統領は、容認できない州の選挙人を拒否するか否かを決定する唯一の権力を保有している。しかし、ペンス副大統領は、この決定を12月の第4水曜日(今年は12月23日にあたる)に行うことが法的に義務付けられている。
National Fileに情報提供したホワイトハウス内部の情報源は、この覚書を作成するようトランプ大統領の周囲の人物たちによって要請されたと語った。これら情報源の人たちはまた、2020年の大統領選挙の完全性を検証する道筋を明らかにしようとする後押しは、ホワイトハウスからだけ来ているのではなく、トランプ政権のさまざまな省庁からも来ていることを明らかにした。
この覚書が外部にリークされたことは、ペンス副大統領の果たす役割について明らかなギア・チェンジがあった可能性があると、情報源の人物はNational Fileに語っている。11月3日の選挙日以降、ペンス副大統領は、トランプ大統領や彼の訴訟チームと比べて、比較的、沈黙を貫いている。先週金曜、ホワイトハウスでの会議に参加したパトリック・バーン氏が、「戒厳令は必要ない。シドニーとフリンは、一つのシナリオを提示した。私は、それが50%〜75%の確率で勝利すると見積もっている」と語ったそのシナリオは、この「ペンス・カード」である可能性がある。
ペンス副大統領の独断で、違法な選挙人団証明書を拒否することができると語られ始めたことで、突然スポットライトがトランプ大統領や連邦議会の指導層たちからペンス副大統領に大きく当てられるようになっており、今年の大統領選挙の運命がペンス副大統領1人の肩に重くのしかかっている。
ツイッターでも、12月23日、#ペンス・カード(#PenceCard)がトレンド第1位になっている。
https://twitter.com/Raiklin/status/1341813801054842883
【訳】#ペンス・カードが1位にトレンド入りしている
これだけでは十分ではない!
今こそ実行するときだ!
マイク・ペンス副大統領、実行するときだ!!!
#我々人民
National Fileは、このホワイトハウスの覚書(草稿段階)に書かれている以下3つのポイントを紹介している:
- ペンス副大統領は、不正選挙が蔓延している州からの選挙人団証明書を拒否することができる。
- ペンス副大統領は、選挙結果が争われている各州の州務長官に対して、1月6日まで法的な選挙人団証明書を送付する期限があることを通知しなければいけない。
- もし副大統領が12月23日〜1月6日まで法律に従う意思があるなら、彼はこれら(不正選挙が蔓延している)州に、彼らの選挙人団証明書を是正するよう指導しなければいけない。
この覚書の草稿を作成した人物たちは、もし選挙結果が争われている6つの州(ペンシルバニア州、アリゾナ州、ジョージア州、ミシガン州、ウィスコンシン州、そしてネバダ州)が、州議会で選挙人団を選び直すか、もしくは再選挙を行うことによって彼らの選挙人団証明書を是正しない場合、トランプ大統領が選挙人票の獲得総数で勝利することになるとNational Fileに語っている。選挙人団証明書を是正しないいくつかの州は失格となり、トランプ大統領が232人の選挙人票を獲得し、227人の選挙人票を獲得するバイデン候補に勝利することになるという。
National Fileが入手したこのホワイトハウスの覚書(草稿段階)はここで読むことができる:
Pence Memo Dec 23 PDF by bonafidr.com on Scribd
BonaFidrをフォロー