大統領就任式を前にワシントンDCは13日(水曜)から都市封鎖——FBIは全米50州全ての州都で武装デモが起きる可能性があると警告
アメリカ連邦政府当局は、1月13日(水曜)から首都ワシントンDCの大部分をロックダウン(都市封鎖)する計画であると左派メディアのAxios(アクシオス)が1月11日(月曜)に報じた。
先週水曜に発生した国会議事堂内での混乱を受けて、1月20日(水曜)に行われる大統領就任式の安全性がますます懸念されている。そのため、当初予定されていたよりも6日前倒しして、首都ワシントンDCの大部分をロックダウン(都市封鎖)する計画に変更されたとAxiosは報じている。
ワシントンDCには、すでに米軍と州兵が派遣されていると、1月8日(金曜)に米国のAP通信が、そして9日(土曜)にYahoo!ニュースが報じている。
国土安全保障省は、数万人規模の州兵および連邦警察機関の職員たちが関わる「ナショナル・スペシャル・セキュリティー・イベント(全米特別安全保障イベント)」の開始スケジュールを、当初予定されていた1月19日(火曜)から1月13日(水曜)に前倒しすると発表している。
この拡大されたロックダウン期間中は、国会議事堂およびホワイトハウス周辺の多くの店舗やビジネスは利用不可能になる。
さらに、FBIは、全米50州の州都で、1月16日(土曜)から少なくとも大統領就任式当日まで、武装したデモ抗議が計画されていると各警察機関に情報共有している。これをABCニュースのアーロン・カタースキー記者が最初に報じた。
New: @FBI now reports in a bulletin "Armed protests are being planned at all 50 state capitols from 16 January through at least 20 January, and at the US Capitol from 17 January through 20 January,” @AaronKatersky reports.
— Josh Margolin (@JoshMargolin) January 11, 2021
【訳】新情報:@FBIは、掲示板で次のように報告「1月16日(土曜)から少なくとも1月20日(水曜)まで、武装したデモ抗議が全米50州の州都で計画されている。そして米国の首都では、1月17日(日曜)から1月20日末日まで」。アーロン・カタースキーが報道。
FBIのナショナル・クライシス・コーディネーション・センター(全米危機調整センター)が、オンライン上で議論されている潜在的な脅威について最新情報をまとめ、そのサマリーを各警察機関と共有したと、警察機関の高官がCNBCに語っている。
このサマリーでは、1月16日から大統領就任式が行われる1月20日までの間に実行することがオンライン上で議論されている潜在的脅威についてまとめている。しかし、暴力的な大規模デモや衝突が、必ずしも全ての州で起きると警察当局が考えているとは意味しない、とCNBCは報じている。
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