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アメリカ国務省、武漢ウイルス研究所に関する不都合な真実となる「ファクト・シート」を公開

ノルウェーと英国の研究者たちが新型コロナウイルスは遺伝子操作で作られた「キメラ」と研究成果を発表|元MI6長官は「チャイナの研究所から漏れた」と発言

武漢ウイルス研究所で実験を行う石正麗氏(左)。2017年。(Photo via AP)

アメリカ国務省は、1月15日(金曜)、COVID-19(武漢ウイルス)の発生源と疑われている武漢ウイルス研究所に関する「ファクト・シート」を公開した

 

CBSニュースのキャサリン・ヘリッジ記者は次のように報じている:

【訳】COVID-19関連:米国政府は「WIV(武漢ウイルス研究所)内の数人の研究者たちが、2019年秋に病気を発症したと信じる合理的理由がある」。さらに、2016年、この研究所はコウモリを宿主とするウイルス(COVID-19と96.2%類似している)に対して(「機能獲得型」の)研究を開始した。

 

国務省が発表したこの「ファクト・シート」の冒頭には次のように記されている:

1年以上、チャイナ共産党(CCP)は、COVID-19パンデミックの起源について透明性あり完全な調査を行うことを組織的に妨害している。逆に、偽り、デマ情報を広めることに膨大なリソースを費やすことを選んでいる。200万人近い人々が死亡した。彼らの家族は、真実を知る権利がある。透明性を通してのみ、私たちは何がこのパンデミックを引き起こしたのか、そして次のパンデミックをどのように防ぐことができるのかを学ぶことができる。

 

米国政府は、厳密に、どこで、いつ、どのようにしてCOVID-19ウイルス(SARS-CoV-2として知られる)が最初にヒトに感染したのかを知らない。私たちは、今回のアウトブレークが、感染した動物と接触したことにより始まったのか、またはチャイナの武漢にある研究所で起きた事故の結果なのか、まだ判断していない。(中略)

 

1.武漢ウイルス研究所内での病気

◆ 米国政府は、武漢ウイルス研究所内部の数人の研究者たちが、2019年秋に病気を発症したと信じる合理的理由がある。その症状は、COVID-19や通常の季節性病と一致していた。このことは、武漢ウイルス研究所の職員たちや、SARS-CoV-2やSARS関連のウイルスを研究していた学生たちの間で「ゼロ感染」だったという、武漢ウイルス研究所の上級研究者である石正麗が公に行った主張に疑問を投げかける。

 

さらに、この国務省の発表には一歩踏み込んだ記述がある:

 

3.武漢ウイルス研究所における秘密の軍事活動

(中略)

◆ 武漢ウイルス研究所は自らを民間機関として発表しているが、米国は、武漢ウイルス研究所がチャイナの軍と出版および秘密プロジェクトで協力していると判断している。武漢ウイルス研究所は、少なくとも2017年からチャイナ軍の代理として動物実験を含む機密研究に関与している。

 

◆ 武漢ウイルス研究所での民間研究に出資もしくは協力した米国およびその他の援助資金提供者(*)は、我々の研究資金が、武漢ウイルス研究所での秘密のチャイナ軍プロジェクトに流用されたかについて見極める権利と義務がある。

(太字強調は訳者。)

(*武漢ウイルス研究所に機能獲得型のコロナウイルス研究を移管した国立アレルギー研究所(NIAID)のDr.ファウチ所長や、米国連邦政府の研究資金を武漢ウイルス研究所に流していたNPO組織のEcoHealth Allianceを暗に指していると思われる。)

 

* * *

 

最近トランプ政権を辞任したと報じられた国家安全保障補佐官代理のポッティンジャー氏は、英国の国会議員たちと行ったズーム会議で、「この研究所(武漢ウイルス研究所)が、最も信憑性の高いこのウイルスの発生源である可能性を示す証拠が相次いでいる」と語っていた。ポッティンジャー氏は、この病原体が「漏洩もしくは事故」により逃げ出した可能性があると語ったと報じられている。

 

また、この会議に参加した英国トーリー党の元党首であるダンカン・スミス氏は、「米国は、現在、この研究所の元科学者である1人の人物をアメリカ国内で保護していると聞かされた」と語っている。

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