トランプ大統領の「1776レポート」を、早速バイデン政権が削除——アメリカに自虐史観を植えつけようとする左翼の歴史修正主義が進む
全米で国民の休日に指定されている「キング牧師の祝日」であった1月18日(月曜)に、トランプ政権がホワイトハウスの公式ウェブサイト上に発表した「1776レポート(The 1776 Report)」を、バイデン政権は大統領就任式の当日にそのウェブサイトから削除した。保守系メディアのザ・フェデラリストが報じた。
このホワイトハウスの公式ウェブサイトURLは、現在では閲覧不可能になっている:
45ページから成る「1776レポート」は、多人種メンバーによって構成された委員会によってまとめられた報告書であり、アメリカ国民たちに自分たちの国とその歴史に誇りを持つよう嘆願するものとなっている。しかし、急進左派勢力は、米国は人民への抑圧という目的だけのために建国された、修正し難いほどの人種差別主義帝国であり、そんなアメリカの歴史に社会正義をもたらそうとする見方をこのレポートが否定していると、公開されるや否やすぐさま非難・中傷している。
アメリカの歴史を自虐史観に書き換えようとするこうした歴史修正主義の動きは、昨年ピューリツァー賞を受賞した、ニューヨークタイムズ紙の「1619プロジェクト」に代表される。
米国の歴史を修正しようとするニューヨークタイムズ紙の【1619プロジェクト】が今年のピューリツァー賞を受賞|全米の歴史学教授は大きな誤りがあると訂正を要求していたにもかかわらず
ジョー・バイデンは民主党の大統領候補たちの中でも「中道派」と言われてきたが、政権が発足した初日に、この「1776レポート」をホワイトハウスのホームページから削除したということは、すでに「ウォーク革命(woke revolution)」を推進しようとする過激な左派勢力にその政権が乗っ取られていることを暗示している。
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