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プーチン大統領、テスラ社イーロン・マスク氏からの会談の提案に「興味ある」=報道

プーチン大統領、テスラ社イーロン・マスク氏からの会談の提案に「興味ある」=報道

テスラ社とスペースX社を創業したイーロン・マスク氏(Photo via Flickr)

先週末の日曜、テスラ社の創業者であるイーロン・マスク氏が、自身の公式ツイッター上でロシアのプーチン大統領に対して「お話しできれば光栄です」と投稿していたことはここで報じた。このツイートが、プーチン大統領の耳に届いたようだ。

 

2月15日(月曜)、チャイナの国営メディアである人民日報の英語版People’s Dailyが、プーチン大統領とマスク氏との間の「対話」が実現する可能性があると報じた。プーチン大統領はマスク氏からの対話の申し出に「興味がある」という。

 

このことを報じるPeople’s Dailyの公式ツイッター:

【訳】ロシア政府の広報官は、月曜、ロシアのウラジミール・プーチン大統領が、テクノロジー業界のビリオネア、イーロン・マスクによる申し出に興味があると語った。イーロン・マスクは、両氏が音声アプリClubhouse上で対話することを提案している。

 

イーロン・マスク氏が持つもう一つの企業スペースX(SpaceX)社は、米国の宇宙計画と関与していることから、これは国家安全保障にも関わる問題であると、投資家たちの間で様々な批判を呼んでいる。

 

【訳】もしローッキード・マーチン社のCEOがウラジミール・プーチンやCCPと仲良くしていたら、どんな激しい非難の声が起きるか想像できる?

 

【訳】イーロン・マスクは米国の軍事機密にアクセスでき、さらに彼のクローゼットには中世の納骨堂よりも多くの骨が隠されている(訳者:「クローゼットの骨」とは「他人に知られたくない大きな秘密」の比喩的表現)。プーチンは、恐喝に使える情報については世界的な名人。心配することは何もないってか?

 

その一方で、このマスク氏による動きを好意的に見る声もある:

https://twitter.com/rosemontseneca/status/1361508080014553089

【訳】スペースXは、イーロン・マスクがロシアのロケット技術ノウハウを盗んだから存在している。戯れ言はプーチンの方にある——イーロンは、ロシアに未開拓の膨大な宇宙/軍事知財や人的資源があることを知っている。

 

その一方で、最近、イーロン・マスク氏はアメリカ証券取引委員会(SEC)から調査対象となっていると報じられている他、スペースX社は外国人技術者に対して雇用差別を行っているとの通報を受け、アメリカ司法省が捜査を行っている。こうした状況を考えると、イーロン・マスク氏は、プーチン大統領と単なるビジネス交渉することを狙っているのではなく、米国のディープステートに向けた牽制を行っている可能性がある。

 

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