伝記作家がビル・ゲイツ氏の色欲に満ちた過去を明かす——「彼の女遊びは有名だった」
マイクロソフト社の共同創業者であるビル・ゲイツ氏は、コンピュータ・オタクから大富豪になるというアメリカン・ドリームを実現し、現在では自称ワクチンの第一人者として知られている。しかしこうした「成功者」としてのイメージが出来上がる前、彼は地元のストリッパーたちを全裸プール・パーティーに呼び、女遊びに耽り、メリンダさんと結婚した後も深刻な浮気問題が絶えなかった——と、伝記作家のジェームズ・ウォレス氏は1997年に上梓したビル・ゲイツ氏に関する伝記書籍で記している。
NYポストは、5月10日(月曜)、ジェームズ・ウォレス氏(現在74歳)の書籍について次のように報じている:
「マイクロソフト社の共同創業者であるビル・ゲイツの奔放なライフスタイルは、彼の側近の間ではよく知られていた——しかしニューヨーク・タイムズなどの新聞は、彼に関する不名誉な報道を隠し、『与えられた話』だけを続けていた」と、ジェームズ・ウォレスは1997年に出版した伝記“Overdrive: Bill Gates and the Race to Control Cyberspace”(邦題:『暴走する帝国-インターネットをめぐるマイクロソフトの終わりなき闘い』)の中で書いている。
彼ら(新聞や大手メディア)は、「マイクロソフト社の少年のような会長がシアトルにある彼の自宅でワイルドなバチェラー・パーティー(独身最後のパーティー)をいくつも開き、そのためにゲイツはシアトルにある全裸ナイトクラブの1件を訪れ、そこでダンサーを雇って自宅に来させたり、屋内プールで友人たちと裸で泳がせたりしていたことを報道しなかった」とウォレスは書いている。
これは彼のハーバード大学時代から続いていたことであり、そこでも彼は「ポルノ劇場やストリップ劇場があり、そして売春婦がいることで悪名高いボストンの『コンバットゾーン』に足繁く通うのが好きだった」とウォレスは書いている。
さらに、ビル・ゲイツ氏は、1988年に将来の妻になるメリンダさんと付き合い始めてからも、独身男のように振る舞い続けていたという。
このことについてウォレス氏は次のように書いている:
彼はしばらくの間、特に仕事で街を離れたときには、多くの異性と遊び続けた。そしてマイクロソフトや同社の業界を取材する女性ジャーナリストを頻繁に口説いていた。彼の女遊びはよく知られていたが、それはあまり報道されていなかった。
27年間の結婚生活の後、先週、離婚を申請したメリンダさんは、その離婚申請の中で、彼女の夫であるビル・ゲイツ氏が、小児性愛者として有罪判決を受けたジェフリー・エプスティーンと友人関係だったことに言及している。メリンダさんは、ビル・ゲイツ氏とジェフリー・エプスティーンとの関係が公に報じられた2019年10月から弁護士たちと離婚について相談を始めていたと、ウォールストリートジャーナル紙など複数の大手新聞が今週報じている。
伝記作家のウォレス氏は、2人が付き合い始めて以降もメリンダさんは「ゲイツが女遊びをしていることに十分気がついていた」と記しており、2人は「くっついたり、離れたり」を繰り返し、ゲイツ氏が関係にコミットしようとしなかったため、「1年近く別れていた」と書いている。
「しかし1992年に彼らが再びよりを戻した時、彼らの関係はより親密かつ強くなった」とウォレス氏は記している。
一方、ゲイツ氏の元彼女の1人であるアン・ウィンボルドさんは、ゲイツ氏が1994年にメリンダさんと結婚した後も、「週末の逢瀬」を続けたという。
ウィンボルドさんはウォレス氏に次のように語っている:
ビルと付き合い始める初期はテスト期間です。君は十分賢いか?君は十分な常識を持っているか?君はいい成績を取ることができるか?君の運動能力は十分か?
そして、ゲイツ氏は、メリンダさんと結婚する前、彼女についてどう思うかとウィンボルドさんの意見を聞いてきたという。
NYポスト紙はさらに次のように報じている:
「メリンダはビルのお気に入りだった。彼はどんな女性でも生涯の妻として選ぶことができた。彼が彼女を選んだということは、彼女が特別な女性であるということだ」とウォレス氏は記している。
別の元彼女であるジル・ベネットさん——彼にとって「最初の真剣なガールフレンド」と説明されている——は、ゲイツ氏が長時間勤務にこだわっていたために2人は別れたと語っている。
「結局、『7時間でUターン』することを自慢するような人と関係を維持することは難しかった——『7時間でUターン』とは、(勤務を終えて)マイクロソフトから帰宅してから翌朝出社するまでわずか7時間という意味です」と彼女はウォレス氏に語っている。
ゲイツ氏の長年の友人で、マイクロソフト社の元幹部であるバーン・ラバーン氏は、伝記作家であるウォレス氏によるビル・ゲイツ氏の解釈に同意しており、メリンダさんとの関係の初期においてゲイツ氏が「浮気」をしていたとデイリー・メールの取材に語っている。
ラバーン氏はさらに次のように語っている:
プールで裸になることは大したことではない。(しかし)大勢の人と一緒に裸でプールに入るのと、誰か1人と一緒にプールで裸になったり、誰か1人と一緒にベッドで裸になることには違いがある。
ウォレス氏は、ゲイツ氏が「当時、聖歌隊(にいるような清純無垢)の少年ではなかった」と記している:
当時のマイクロソフト社のこうした若者たちの多くは、ピザで汚れたTシャツを着たまま2、3日間もソフトウェアのコードを書き続けていた。そして、彼らはシアトルでストリッパーを雇ってビルの家に連れてくるなど、かなりワイルドなパーティを開いていた。
金持ちの家庭で育った「ボンボン」のビル・ゲイツ氏は、DOSやWindowsのために「借りた」ソフトウェアを夜遅くまで作り込んでいたわけではなく、ワイルドなパーティーや女遊びを好み、メリンダさんという1人の女性にコミットすることをためらっていたというこれまで報じられてこなかった一面を、大手メディアが報じ始めている。そして現在、自称ワクチン専門家は、小児性愛者として有罪判決を受け、その後、留置場で「自殺」したジェフリー・エプスティーンとの長年の交友関係が公になったことが一部理由となり、妻に愛想を尽かされたと報じられている。
冒頭の写真は、1977年12月13日に撮影されたビル・ゲイツ氏のマグショット(逮捕後に警察で撮影された写真)。(Photo via Wikimedia Commons)
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