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人民解放軍のウイルス学者、新型コロナワクチンを特許申請した直後に死亡——この学者はファウチ所長のNIHから研究資金を受け取っていたことも新たに判明

人民解放軍のウイルス学者、新型コロナワクチンを特許申請した直後に死亡――この学者はファウチ所長のNIHから研究資金を受け取っていたことも新たに判明

「COVID-19ウイルスの開発に携わった」とされる科学者一覧(Photo via @dezying/Twitter)

チャイナの人民解放軍に所属する科学者のジョウ・ユセン(周育森)氏(上写真の右上2人目のYusen Zhou)は、コロナウイルスが専門であり、武漢ウイルス研究所の「バット・ウーマン」こと石正麗博士と、コロナウイルスの遺伝子を操作する少なくとも1件の研究プロジェクトを共同で行っていた。

 

その周育森氏は、アンソニー・ファウチ所長が所属する米・国立衛生研究所(NIH)からアメリカの複数の大学を経由して3件の研究助成金を受け取っていたと報じられた。The Weekend Australiaが、独自に入手した資料から明らかになったと、6月4日(金曜)に報じた(有料記事)。この資料は、オーストラリアの諜報機関からリークされたものとみられる。

 

今回報じられたNIHからの研究助成金は、ニューヨークにあるNPO組織であるEcoHealth Allianceを経由して武漢ウイルス研究所に拠出された数百万ドルにのぼる助成金とは異なる

 

The Weekend Australiaシャリ・マークソン記者は次のように報じている:

勲章を授与された軍事科学者の周育森や、武漢ウイルス研究所の「コウモリ女」こと石正麗など、人民解放軍の科学者たちによるコロナウイルスの危険な研究に、アメリカの資金が投入されていたことが明らかになった。

(太字強調はBonaFidr)

 

そして現在、この周育森という人民解放軍の科学者は、彼がCOVID-19ワクチンに関する特許を2020年2月に申請してから3ヶ月後に死亡したと言われている。

 

The Weekend Australiaによると、周育森氏は、北京微生物疫学研究所(Beijing Institute of Microbiology and Epidemiology)にある人民解放軍の感染免疫研究所(Laboratory of Infection and Immunity)で勤務する、受賞歴のある科学者であったにもかかわらず、同氏が2020年5月に死亡したというニュースは、ほとんど誰にも気付かれることはなかったという:

彼の人生に敬意を表した報道はなかった。7月にチャイナのメディアが報じた記事と、12月に発表された科学論文の最後に、彼の死がわずかに触れられていただけだった。いずれも彼の名前の後に「故人」と括弧書きされていた。

(太字強調はBonaFidr)

 

周育森氏の死因は不明であり、疑わしいものである可能性はあるが、彼が武漢ウイルス研究所で行っていた研究に米国政府が資金を提供していたことが明らかになったことは、そもそもなぜ米国政府関係者やファウチ博士が、中共政府が主張する「天然起源説」を普及させようとしたのかを解明する手がかりとなる可能性がある。

 

ファウチ所長の下僕とも言えるEcoHealth Allianceのピーター・ダザク氏は、「天然起源説」を主張する科学者たちの共同書簡を科学誌「ランセット」に掲載するためにゴーストライターとしてその書簡を自ら執筆していた。この書簡が掲載されたことで、「天然起源説」は「科学界」に支持された。このようにしてファウチ所長をはじめとするアメリカの政府関係者や科学者たちは、チャイナ共産党が主張する天然由来説をバックアップする一方で、NIHの資金を受けていた武漢ウイルス研究所で新型コロナウイルスが作られていたのではないかと示唆したり、そこから流出したのではないかという可能性を示唆することは米国の大手SNSなどの言論空間で一切禁止されていた。

 

時系列で辿ってみると、人民解放軍に所属する科学者の周育森氏は、死亡する3ヶ月前の2020年2月24日に、COVID-19ワクチンの特許申請書を提出していた。このことは、周育森氏が2019年12月に新型コロナウイルスが一般に知られることになる前からCOVID-19ワクチンの開発を行っていたことを意味する可能性がある。それと同時に、チャイナ政府が2020年1月11日にCOVID-19の遺伝子配列を公開してからわずか2日後に、モデルナ社はCOVID-19ワクチンのための配列を設計することができ、その2カ月後の3月に最初の関連特許を申請したことも留意しておく必要がある。

 

また、周育森氏は、最初のSARS(SARS-CoV)のアウトブレークに対応するために、少なくとも2006年からコロナウイルス・ワクチンの研究を行っており、「SARS-CoVのSタンパク質(受容体結合ドメイン)を含むワクチンは、確立されたマウスモデルにおいて、SARS-CoVの感染に対して十分な中和抗体と長期的な防御免疫を誘導する可能性がある」という研究結果を発表していたことにも注目する必要がある。

 

つまり、専門家はゲノム配列の解析から特許出願までに約2カ月を要すると仮定すると、チャイナは1月11日にSARS-CoV-2(武漢ウイルス)のゲノム配列を公開するまでの約1カ月間、その遺伝子配列を秘匿していたことになる。または、周育森氏はそれ以上に「有利なスタート」を切れる何かを知っていたのかもしれない。

 

オーストラリアにあるフリンダース大学のニコライ・ペトロフスキー氏は次のように語っている:

このようなこと(1ヶ月程度でワクチンの特許申請が行われること)が達成されたことを私たちは今までに見たことがない。このことは、彼の開発作業がもっと前から行われていたのではないかと考えられる

 

周育森氏がCOVID-19ワクチンの開発でどのような役割を担っていたのか、その全容が明らかになることはないのかもしれないが、周育森氏と「バット・ウーマン」こと石正麗氏は、今回のパンデミックが始まる前からコロナウイルス・ワクチンの開発に取り掛かっていた。

 

The Weekend Australiaは次のように報じている:

今回のパンデミック直前に、人民解放軍が運営する北京微生物疫学研究所の周育森をはじめとする3人の科学者(Yuehong Chen、Lei He、Shishui Sun)は、武漢ウイルス学研究所の2人の科学者(Dr Shi、Jin Chen)と、現在ミネソタ大学とニューヨーク血液センターのリンズリー・キンボール研究所に所属する、米国に拠点を置く8人の中国人科学者と提携した。“Molecular Mechanism for Antibody-Dependent Enhancement of Coronavirus Entry” (コロナウイルスの侵入を促進する抗体依存性の分子メカニズム)と題された彼らの論文は、2019年11月27日にJournal of Virologyに提出され、2020年2月14日に公開された。

 

この研究では、コロナウイルスを治療するための抗体ベースの抗ウイルス剤治療の手段として、MERSとSARSのコロナウイルスを調べた

 

彼らの論文には、いくつかの前向きな結果があった:「総合すると、我々の結果は、RBD特異的中和MAbsがウイルス受容体と同じようにコロナウイルスのスパイク上のウイルス受容体と同じ領域に結合し、ウイルス受容体と同じようにスパイクの構造変化を引き起こし、そしてウイルス受容体依存性のウイルス侵入と同じ経路を介してADEを媒介することを示している」。

 

彼らは、この「抗体によって強化されたウイルス侵入の新しい分子メカニズム」が、「将来のワクチンや抗ウイルス戦略の指針となる」可能性があることを発見した

 

この研究は「体外(in vitro)」、つまりペトリ皿や試験管の中で、ヒト化した腎臓と肺の細胞を使って行われた。彼らは(その論文の)最後の段落で、将来の論文では次のステップとしてヒト化したマウスや霊長類を使った「体内(in vivo)」実験を行うことを示唆している。18ヶ月後の今年4月にNature Reviews Immunology誌に掲載された論文では、「中和モノクローナル(単クローン)抗体」がCovid-19の治療に役立つ可能性があることが明らかになっている」。

 

一方、周育森氏が提出したCOVID-19ワクチンの特許申請書には次のように記されている:

本発明は、生物医学の分野に関するものであり、Covid-19のワクチン、調製方法、および応用に関するものである。本発明により生み出される融合タンパク質は、Covid-19タンパク質ワクチンおよびCovid-19の予防または治療のための薬剤を開発するために使用することができる

 

以下は、周育森(ジョウ・ユセン)氏を始め、COVID-19ウイルスの開発に携わったとされる科学者一覧を写真付きで投稿しているツイート:

【訳】

ジョウ・ユセン (Zhou Yusen周育森) (‡)

(添付された画像4枚に関する説明)

1.ウイルス侵入の機能獲得(さらなる情報はShibo JiangとFang Liを検索)

2.2020年2月24日にワクチンの特許申請(Wei Chen、Yusen Zhou、Ningyi Jin…)

3.動物モデル(Chuan Qin)

4.米・国立衛生研究所(NIH)と人民解放軍(PLA)のネットワーク:(左から右へ = 浸潤経路)

 

これらが意味することは何なのか?カール・デニンガー氏は、周育森氏によるCOVID-19ワクチンの特許申請のタイミングは非常に怪しいとmarket-ticker.orgに投稿している

・チャイナの人民解放軍は、実際に武漢ウイルス研究所と関与していた。武漢の研究所は、単なる民間の活動ではなかった。 ちなみに、この点について、昨年来、何度も否定されていたが変わった。

 

・この研究所の科学者たちは、ウイルスの配列を知っていただけでなく、パンデミックが公になる前に、かかるワクチンを作る特許の取得が可能な方法を持っていた特許(申請)の草稿を書き、それを考え出すには時間がかかる。 実際、数週間や数ヶ月ではなく、かなりの時間がかかる。

 

・ワクチンの場合も含めて、特許素材を証明するには時間がかかる。 特許を取得するには、それを実証できなければいけない。アイデアを特許取得することはできず、アイデアを具現化したものだけ特許取得できる。この場合、免疫原性を証明しなければいけないが、それはすぐにできることではない。動物を使って、それからヒトを使って、これに関するオリジナルの科学技術をやり遂げるには、数週間から数ヶ月かかる。つまり、この知識を得たのは2月24日ではなく、それよりも何ヶ月、あるいはもっと前だったということを意味する。

 

そのことは、つまり、彼らはそれ以前からこれについて研究していたということだ。 なぜなら、ワクチン開発を行うには、そもそもそれ(そのウイルス)についてあなたが研究しなければならない、もしくはあなたが研究したい状況になることを知っていなければならないからだ。このことは、次に、その日付以前に彼らは野生の猛毒ウイルスが存在していたことをよく知っていたか、あるいは彼らがそれを放った、もしくはわざとそれを野生に放つ意図があったということだ。 動物実験や細胞培養実験で完全に実験室内に閉じ込めておく意図があり、実際に閉じ込めているウイルスに対して、誰もワクチンを作ろうとはしない。それには価値はない。 ワクチンを作るための(ウイルス)分離や、ワクチン接種が必要とされるかもしれない「モノ」としての価値を持つようになる、実験室環境の外にいるウイルスがなければ、なぜワクチンを開発しようと思うだろうか?

(太字および下線強調は原文のまま。)

 

このことは、新型コロナウイルス(武漢ウイルス)が2020年2月よりも何ヶ月も前もしくは数年前には「出現」していたか、もしくはチャイナの関係者たちは2019年秋にそれを放つ意図があったことを意味する。いずれにしても、このウイルスは2019年12月末に突然、コウモリやセンザンコウから自然に出現したのではないということを示す圧倒的な証拠が、現在までに明らかとなっている。それはもはや「可能性が低い」というレベルではなく、「不可能」と呼べるほど明白な証拠が積み重なっている。

 

そして人民解放軍の科学者である周育森氏がCOVID-19ワクチンの特許申請を行うタイミングが異常なほど早すぎたというのであれば、チャイナ政府がCOVID-19の遺伝子配列を公開してからわずか2日後に、COVID-19ワクチンのための配列を設計することができたモデルナ社(やファイザー社)についてはどうなのか?

 

 

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