ペンシルバニア州、ミシガン州でも2020年11月の選挙に対して法廷監査を求める動き——しかしジョージ・ソロスという「プロ」による最も洗練された方法で不正選挙が行われたのはネバダ州=州務長官候補マーシャント氏
アリゾナ州マリコパ郡で始まった2020年11月の大統領選挙に対する完全な法廷監査は、全米に広がりを見せつつある。
▼ペンシルバニア州
接戦州となった一つのペンシルバニア州では、今週中にも完全な法廷監査を求めるための召喚状が発行される見込みだと、トランプ前大統領の元特別補佐を務めたボリス・エプスタイン氏が6月18日(金曜)、スティーブ・バノン氏のネット番組で語った:
(完全な法廷監査を行うには)召喚状が必要です。そして選挙で選ばれた共和党議員たちは、今こそ完全に立ち上がる時です。そして、それがまさにペンシルバニア州で起きていることだと私は聞いています。
早ければ、この先2営業日以内に起こると聞いています。私たちがこう話している間にも、ペンシルバニア州のいくつかの郡で、アリゾナ州レベルの完全な監査を行うための召喚状が準備されていると聞いています。そして早ければ来週中にも発行されると思います。
1点、明確にしておく必要があります。私たちは聞こえがいいから「アリゾナ州の監査(Arizona audit)」と呼んでいますよね?しかし、これは実際には「マリコパ郡の監査」です。
番組動画:
▼ミシガン州
ミシガン州では、2020年の大統領選挙で不正が行われたと主張し、法廷監査を要求する約7000件の宣誓供述書を届けるために、6月17日(木曜)、数百人が州議会議事堂の外に集結し抗議デモを行った。Just The Newsが同日報じた。
「ミシガン保護連合(Michigan Conservation Coalition)」の広報担当者、マット・シーリー氏は、2020年の大統領選挙の完全性について、数千人ものミシガン州有権者が疑問を抱いていると語っている。Just The Newsは同氏に対して行った電話インタビューから、彼の次のコメントを報じている:
もし私たちが、アリゾナ州と同じように深く掘り下げた法廷監査を行えば、次の2つのうちどちらかを証明することになるでしょう。
(不正選挙など)何もないと言っていた政治家たちは正しかったことが証明される。
あるいは、私たちの選挙の完全性に大きな問題があり、それを抜本的に解決しなければならないことを、それは証明することになる。
▼ネバダ州
そして不正選挙が疑われる州の中で、最も「プロ」による洗練された方法で行われたのはネバダ州であるという。6月18日(金曜)、ネバダ州の州務長官に立候補しているジム・マーシャント氏がバノン氏の番組に出演し、次のように語っている。
バノン氏:・・・人々が理解していないのは、(不正選挙が疑われる州の中で)アリゾナ州は問題が最も小さい場所だということです。ジョージア州が「肥え溜」であり、ペンシルバニア州が「肥え溜」であり、ミシガン州が「肥え溜」なのです。ウィスコンシン州は(不正選挙を)証明するのが最も簡単な場所です。しかし、この中で最大の大ボスは・・・何を隠そう、ネバダ州なのです。彼らはアマチュアじゃない。まるでギャンブルのようです。非常にプロの仕業です。
マーシャント氏:とてもプロです。私がすでにいろいろな人に話をしているように、ジョージ・ソロスは2004年に投票機械から着手しました。彼らは計画を立て、それを達成した。
バノン氏:ソロスが立てた計画とは何なのですか?
マーシャント氏:州務長官に対する工作活動、それは2004年に着手されました。2006年に民主党の州務長官を選挙で選出することに成功しました。そして彼(州務長官)は2007年の議会で今の投票機械を導入しました。
バノン氏:誰もそれについて注目していなかった。人々は、州務長官というのは名誉職でしかなく、外国との条約を締結するか何かの役職だと思っていた・・・。
マーシャント氏:その通りです・・・しかし州務長官は選挙プロセスをコントロールしています。
バノン氏:彼らは非常に賢く、タフな人たちです。(ジョージア州の民主党からの候補者)ステイシー・エイブラムスなどは、そのことをよく理解している。彼らは権力を手に入れる方法をとてもよく理解している。
マーシャント氏:ジョージ・ソロスは、州務長官室を手中に収めることが先決であることを理解していました。次に州司法長官、その次が地区検事長です。なので、彼らは2004年からこの計画に着手しました。そしてヘアリー・リード(1987年〜2017年までネバダ州選出の民主党上院議員を務めた)はこの計画を立て、完璧にそれを実行に移しました。2020年の選挙結果は、2004年から開始されたこの計画の成果です。
バノン氏:つまり、16年間にわたる計画ということですね。
マーシャント氏:その通りです。
バノン氏:・・・11月3日の真実を明らかにする上で、最も難しいのがネバダ州です。あなたは戦う人だということを知っています・・・どうすれば私たちは真実を明らかにすることができるのでしょうか。
マーシャント氏:残念ながら、ネバダ州は100%民主党に支配されています。(州の)憲法に関する役職から州議会に至るまでです・・・
バノン氏:2004年まではそうではなかった。それこそが、2004年に新たに就任した(民主党の)州務長官が行ったことですね。州としては赤(共和党)なのに、民主党に支配されているということですね。
マーシャント氏:その通りです。(ネバダ州は)共和党の州です。ヘアリー・リードとジョージ・ソロスが協力して導入したあの投票機械のせいで、現在、私たちが置かれた状況が存在しています。彼らが行ったことを覆し、対抗することがとても重要です。それが、私が「州務長官連合」で行おうとしていることです。
バノン氏:その「州務長官連合」について話してください・・・とてもエキサイティングなことです。ブライアン・ケネディーなど、彼らはビジョンを持っています・・・あなた方はソロスに対抗しようとしています。
マーシャント氏:その通りです。アリゾナ州のマーク・フィンチャム(州議会下院議員)、ミシガン州のクリスティーン・カーマル、私がここで先日面会したジョーディ・ハイス(ジョージア州の元下院議員)、カリフォルニア州のレイチェル・ハンフト(訳者注:「クリスティーン・カーマル」と「レイチェル・ハンフト」は発音が不鮮明)・・・などが賛同してくれています。私たちに参加してくれる、トランプを愛する他のMAGA候補者を探しています・・・
バノン氏:州務長官に立候補してくれる、ですね。
マーシャント氏:(声を揃えて)州務長官に立候補してくれる、候補者たちです。現職で立候補している人たちもいます。私たちがこれから掲げるポリシーのいくつかを彼らが採用してくれることを希望しています。
バノン氏:ここで速報が入りました。ペンシルバニア州では、アーガル上院議員が活動家たちと面会し、彼らは少なくともいくつかの郡で完全な法廷監査を開始する方向に向かっています。様子を見守りましょう。
・・・ネバダ州では州議会下院がそれ(監査)に反対しています。州議会にあなたたち(共和党)の幹部は1人もいません・・・ネバダ州で真実を明らかにするための、その代わりとなる代替策について説明してください。
マーシャント氏:ネバダ州では全てが私たちに反対しています。判事たちは、私たちに1件の証拠審問もさせてくれませんでした。ですので、私たちは異なる方法を考えつかないといけません。
ネバダ州には17の郡があります。そのうちの15の郡は真っ赤(な共和党)です。私たちはこの15の郡を使って、杜撰な有権者登録名簿を持つ残る2つの郡にこの問題の決定を強いるつもりです・・・この2つの郡というのは、(ラスベガスがある)クラーク郡と(リノがある)ワショー郡です。・・・私たちは既にかなりの期間、戦い続けています・・・。
バノン氏:マリコパ郡には、アリゾナ州の3分の2の有権者が住んでいます。ピマ郡を含めると、州全体の8割に達します。あなた方は、15の赤い(共和党の)郡と、2つの青い(民主党の)郡があります。(民主党の2つの郡における有権者数は)州全体の比率ではどれくらいですか?70%?
マーシャント氏:それ以上です。おそらく85%、または90%あるかもしれません。
バノン氏:残り30秒です。あなた方は郡レベルで訴訟を起こす予定ですか?
マーシャント氏:はい。郡レベルで訴訟を起こし、最終的に、それでも満足行かない場合は、彼らは次の選挙を認定しません。・・・
番組動画:
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