ジョージア州の州務長官、有権者名簿から10万人以上を削除予定——これら「有権者」は昨年の大統領選挙でそもそも投票すべきではなかった人たちとグリーン議員がツイート
ジョージア州の有権者名簿(*)から、10万人以上を削除する手続きをラッフェンスパーガー州務長官が進めている。地元テレビ局のChannel 2 Newsが6月18日(金曜)に報じた。
(*米国では、事前に有権者登録をしないと投票できない仕組み。)
州務長官室は、削除される手続きが進められているこれら10万人以上の有権者のリストを18日(金曜)に公開した。
一部の人たちからは「有権者パージだ」と批判を受けているが、Channel 2の記者に語った州政府関係者は、これは2年毎に法律によって義務付けられた有権者名簿の更新(メンテナンス)であると説明した。
この削除リストに載っている10万1000人以上の有権者たちの大部分は、郵便局に引越し通知を提出した、もしくは選挙関連の郵便物が配達されず戻ってきた人たち。「無活動状態」という理由で削除リストに掲載されたのは275人。死亡したという理由で削除リストに掲載されたのは1万8000人強。
ラッフェンスパーガー州務長官はChannel 2 Newsに次のように語っている:
これらの人たちは、もうジョージア州には居住していません。また、1万8,000人が亡くなっています。つまり、彼らはもう投票しないということです。正確な有権者名簿が必要であり、適切な名簿管理を行う必要があります。また、これは郡の選挙管理者たちの助けにもなります。
Channel 2 Newsによると、ジョージア州は、最近、他の30州と共に超党派の「電子登録情報センター(Electronic Registration Information Center)」に参画した。これについてラッフェンスパーガー州務長官は次のように説明している:
(「電子登録情報センター」は)州外に引っ越した人たちの有権者登録ステータスを、彼ら(選管)が、2年毎ではなく、毎月更新することを可能にしてくれます。
一方、ジョージア州選出のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員(共和党)は、昨年11月3日の選挙が終わってから有権者登録名簿の「掃除」を始めたラッフェンスパーガー州務長官を、激しく非難する投稿を行った。
.@GaSecofState why are you just now removing 100,000 “voters” off of Georgia’s voter rolls?
— Marjorie Taylor Greene 🇺🇸 (@mtgreenee) June 19, 2021
We know that these “voters” should not have voted in the November 2020 Presidential election.
Are you worried about Fulton audit? #TrumpWon
【訳】ジョージア州の州務長官、あなたはなぜ今になってジョージア州の有権者名簿から10万人の「有権者」を削除しようとしているのですか?
これらの「有権者」は、そもそも2020年11月の大統領選挙で投票すべきではなかったということを私たちは知っている。
あなたはフルトン郡の監査が心配ですか?
#トランプが勝った
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