成人人口の85%がワクチン接種を済ませたイスラエルで、新規感染者の84%がワクチン接種済み——ファイザー社製ワクチンがデルタ株の感染を防御する効果はわずか39%
成人の85%が新型コロナ・ワクチンの接種を終え、世界で最初に集団免疫を獲得したイスラエルで、新規感染者数のうち84%が2回のワクチン接種を完全に終えた人たちであると、ロン・ジョンソン上院議員(ウィスコンシン州選出・共和党)が7月21日(水曜)に出演したFox Businessの番組で語った。
ロン・ジョンソン上院議員が出演したFox Businessの番組動画:
【訳】・・・私たちが行う必要があるのは、真実を暴露することです。これは、私が5人の女性と13歳の少女を招待してワクチンによる健康被害の可能性があることについて語ってもらったイベントを開催した理由の一つです。
もちろん、みなさんは、このイベントがどのような扱いを受けたかご存知です。(健康被害を訴える)彼女たちに1滴の同情も示さず、少なくともその根本原因を突き止め治療法を発見するために彼女たちの健康被害がワクチンによって引き起こされた可能性があることすら認めません。逆に、報道機関は彼女たちに(健康被害の)体験を語らせた私を攻撃しました。
ちょうど今朝、私はイスラエルからデータを受け取りました。(成人)人口の約84%がワクチン接種を終えているイスラエルで、Covid-19感染症の新規感染者数のうちの84%がワクチン接種済みだというデータです。明らかに、ファイザー社製ワクチンはデルタ株に効果がないように見えます。
しかし、このようなことはここ米国のメディアは全く報じません。イスラエルのメディアでも大して報じられていないのではないかと思います。私たちは真実を知る必要があります。
私は医師ではありませんし、医療研究者でもありません。しかし、私は回答が見つけられない山のような疑問を抱えています。
すでにお話したように、早期の治療法を模索しなかったことは、全く意味がわかりません。彼らは情報を隠蔽しています。初期のワクチン警告システムであるCDCの「ワクチン有害事象報告システム(VAERS)」に対してその信用を落とす攻撃が、メディアや医療業界の個人によって行われています。私はそれが理解できません。「ワクチン有害事象報告システム(VAERS)」は因果関係を証明しませんが、少なくとも初期の警告を発見するシステムです。なぜ私たちはそれを無視しているのでしょうか?
https://twitter.com/disclosetv/status/1418636946918756358
【訳】NOW – ジェン・サキ大統領報道官はホワイトハウスでの記者会見で、#COVID-19のブレークスルー件数(ワクチン接種者における感染件数)を明らかにすることを拒否した。
成人の85%がワクチン接種を終えたイスラエルで、新規感染者のほとんどがワクチン接種済みの人たちであることは、左派メディアのワシントンポスト紙も7月22日(木曜)に報じている。
イスラエルでは、過去1ヶ月間で陽性者数が30倍以上に増え、現在アクティブ感染者数が1万人を超えている。
人口100万人あたりの1日のCOVID-19新規感染者数
イスラエル保健省は、以前、現実世界でファイザー社製ワクチンが発病を伴う感染を防ぐ効果はわずか64%であると発表していた(ただし重症化や死亡を防ぐ効果は依然として88%あると発表)。しかし新たに発表したデータでは、ファイザー社製ワクチンには重症化を防ぐ効果が依然として88%あるものの、デルタ株の感染を防ぐ効果はわずか39%であると発表している。
ニューヨークタイムズ紙の元記者で、オールドメディアや公衆衛生当局が発表するマスクやワクチンの「効果」とは矛盾する科学データを報じているアレックス・ベレンソン記者が、イスラエル保健省が新たに発表したこのデータをツイートしている。ベレンソン記者は、ファイザー社製ワクチンのデルタ株に対する実際の防御効果は、30%くらいしかないのではないかと疑っている。
Israel now says the Pfizer vaccine is down to only 40% protection against #Covid infection in the last month.
— Alex Berenson (@AlexBerenson) July 23, 2021
That’s the good news.
The bad news: the real number is probably below 30% at this point since the 40% number includes two weeks when effectiveness was notably higher. pic.twitter.com/XD3iFRZPPj
【訳】イスラエルは現在、ファイザー社のワクチンによる#コロナウイルスの感染に対する防御率が、先月40%にまで低下したと発表している。
これは良いニュース。(訳者注:皮肉で言っている。)
悪いニュース:40%という数字には、効果が顕著に高かった2週間が含まれているため、実際の数字は現時点ではおそらく30%以下だ。
ブルームバーグ通信も、イスラエルのデータは「ワクチンを接種したグループと、接種していないグループの検査方法が異なるため、偏っている可能性がある」と認めている:
イスラエルのCovid-19対応に関する国家専門家諮問チームの委員長であるラン・バリサー氏は、「イスラエルで最近発生した感染のアウトブレークは、特定の人口セクターや地域に限定されており、感染パターンが大きく偏っている」ことから、この分析ではすべての要因を考慮することができない可能性があると述べている。「私たちは、個人の特性を考慮に入れて、この調査手法を補完しようとしています。しかし、これには時間がかかり、より多くの症例数が必要です」と同委員長は語った。
ブルームバーグ通信は、このデータが「すでにワクチンを接種した人にも追加接種(ブースターショット)を行うべきかどうかという議論に拍車をかける可能性が高く、ファイザー社はブースターショットを申請する予定であると述べている」と報じている。
一方、ジョー・バイデンは、7月21日(水曜)にオハイオ州で行なったCNN主催の「タウンホール集会」で、「これらのワクチンを接種すれば皆さんはコロナウイルスに感染しない」と発言し、「これこそデマ情報だ」と保守系メディアから叩かれている。
しかし民主党だけでなく、ミッチ・マコーネル上院議員やフロリダ州のデサンティス州知事など、共和党の政治家たちからもアメリカ国民にワクチン接種を呼びかける「圧力」が強まっている。
アラバマ州のケイ・アイビー知事(共和党)は、7月23日(金曜)、新規感染者数が増えているのはワクチン未接種者たちのせいだと非難し、ワクチン接種済みの人たちを「一般の人々(regular folks)」、ワクチン未接種者を「それ以外(others)」と呼び、ワクチン未接種者を「二級市民」に扱うことにつながる危険な表現だと保守系メディアからは非難されている。
アラバマ州で完全なワクチン接種を終えた州民は約40%と報じられており、これは全米で最低の接種率となっている。
"It's time to start blaming the unvaccinated folks."
— ABC News (@ABC) July 23, 2021
Pressed on low vaccination rates in her state, Alabama Gov. Kay Ivey made a forceful rebuke of people who choose not to get vaccinated: "These folks are choosing a… lifestyle of self-inflicted pain." https://t.co/cmJLKs8A5R pic.twitter.com/TMa8qgO5Cy
【訳】「ワクチン接種を受けていない人たちを非難する時が来ました」。
アラバマ州のケイ・アイビー知事は、彼女の州内でワクチン接種率が低いことを指摘され、ワクチンを接種しないことを選択した人々を強く非難した。「これらの人々は、自ら招いた苦痛を伴うライフスタイルを選んでいます」。 https://abcn.ws/3eR9XNv
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