【動画】アメリカン航空のフライト中に窓を蹴破ろうとした少年がガムテープで座席に縛り付けられる——米国では過去1ヶ月で3件目
ハワイのマウイ島からロサンゼルスに向かうアメリカン航空のフライト中に、13歳の少年が窓を蹴破ろうとしたため、ガムテープで座席に縛り付けられる事件が発生した。CBS系列の地元局CBS Los Angeles(CBSLA)が8月11日(水曜)に報じた。
この時の様子を目撃した人は、離陸から約1時間後に、この13歳の少年が自らの座席の横にある窓を蹴破ろうとし、さらに少年の母親に暴力をふるい始めたとCBSLAに語っている。同機はホノルルに緊急着陸した。
このインシデントを撮影した動画には、2人の乗客らしき男性たちが少年を押さえつけ、男性客室乗務員がガムテープで少年を座席に縛りつけようとしている様子が撮影されている。
米国では、フライト中の乗客が危険な行為に及んだため、座席にガムテープで縛り付けられるケースが度々報告されている。過去1カ月間で3件目となる。
先週、フィラデルフィアからマイアミに向かう途中のフロンティア航空の機内でも、22歳の男性マックスウェル・ベリーが客室乗務員を殴ったため、座席にガムテープで縛り付けられるインシデントが発生している。
この時の動画を投稿したABCの記者のツイート:
https://twitter.com/SweeneyABC/status/1422537706173775875
【訳】フロンティア航空の乗客が、2人の客室乗務員の胸に触り、その後、彼の両親は200万ドルの資産を持っていると叫んだ後、1人の客室乗務員を殴った。フロンティア航空は、彼らがマイアミに着陸した後、この乗客を座席にガムテープで縛り付けたことを理由にクルーを停職処分にした。22歳のマックス・ベリーは勾留中。
7月初旬には、アメリカン航空のフライト中に搭乗口を開けようとした女性が、同じように座席にガムテープで縛り付けられるインシデントが発生している。
https://youtu.be/2aH3GaRYC2M
1年以上ロックダウンで自宅待機していたアメリカ人の中には、フライト中に正気を失い常軌を逸した行動に出るケースがいくつか報じられている。一部の航空会社は、秩序を乱す乗客を防止するため、フライト中のアルコール販売を停止している。
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