アリゾナ州司法長官が召喚令状に応じるようマリコパ郡に命令——選挙関連データを提出しなければ7億ドルの州予算を失うことになる
米アリゾナ州のマリコパ郡が、州議会上院が出した2020年選挙監査の召喚令状に応じないことをめぐり、アリゾナ州司法長官は、マリコパ郡に対して召喚令状に応じるよう命じ、さもなければ州からの予算を失うと通達した。州から拠出される予算は、郡の年間予算の3分の1近くを占めている。
アリゾナ州のマーク・ブルノビッチ州司法長官は、先週発表した声明で、2020年の選挙監査の一環として選挙で使われたインターネット・ルーターを提出するようにという州議会上院の要求に応じないことは、マリコパ郡が州法に違反していると述べた。
ワシントン・エグザミナー紙は、8月26日(木曜)、ブルノビッチ州司法長官のこの判決文を引用して次のように伝えている:
Washington Secrets社と共有された判決文の中で、ブルノビッチ氏は次のように述べている:
「マリコパ郡管理委員会が、2020年の選挙監査に関連するアリゾナ州上院の議会召喚令状に従わなかったことは、州法に違反している。もしマリコパ郡管理委員会が方針を変えない場合、州司法長官室はアリゾナ州出納局に、法律で定められたマリコパ郡の州共有予算を保留するよう通知する」。
「州と郡の推計によると、アリゾナ州はマリコパ郡に毎年約7億ドル(約770億円)の予算を拠出しており、マリコパ郡の年間27億ドルの予算の4分の1以上を占める」と報じられている。
ブルノビッチ州司法長官は、マリコパ郡に対して30日以内に要求に応じるよう命じたと、ワシントン・エグザミナー紙は報じている。
アリゾナ州では、ジョー・バイデン候補がわずか1万457票差でトランプ前大統領を破った一方で、様々な不正選挙の証拠や疑惑が報じられており、徹底的なフォレンジック選挙監査を開始した初の州として全米の注目を集めている。
ブルノビッチ州司法長官は、その声明の中で州議会上院による選挙監査がまだ進行中であることを指摘し、結果はまだ出ていないと述べている:
現時点では、州司法長官室は州議会上院の監査に関連するいかなる報告書も受け取っていないが、正式な調査結果と、州議会上院が最終報告書を完成させた後に提出されたいかなる情報も審査する準備はできている。
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