ハンター・バイデンのメタバイオータ社はCIAから資金提供を受けて各国のバイオラボを運営——エコヘルス・アライアンス元副社長のアンドリュー・ハフ博士がインタビューで明かす
エコヘルス・アライアンスの元副社長で、昨年、新型コロナウイルスは武漢の研究所で開発されたと宣誓証言をしたアンドリュー・ハフ博士が、ハンター・バイデンの投資先企業であるメタバイオータ社は、CIAから資金提供を受けて各国のバイオラボを運営していると語った。
昨年2月24日にロシアがウクライナに侵攻を開始した初日、ゼレンスキー大統領がメタバイオータ社に関する政府資料を全て焼却するようウクライナ国防省に命令していたことが報じられている。
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以下は2月4日(土曜)に配信された電話インタビューの内容を一部抄訳したもの。
ジム・ホフト(00:01):アンドリュー・ハフ博士、どうもお電話ありがとうございます。今週はハンター・バイデンやBioNTech、メタバイオータに関するニュースが飛び込んできたので、あなたのことを考えていました。これらはまさに、あなたの専門知識と経験に関する分野ですから、当然、あなたのことを考えていました。これらのことについて話すには、あなたが最適な人物だと思いました。
先ほどあなたとお話した時、ピーター・ダザックとエコヘルス・アライアンスがCIAと連携していることに、あなたが薄々気づいていたと話してくれました。そして今、私たちはそれについてより多くのことを知るようになっているようです。これらのことを説明していただけますか?
アンドリュー・ハフ博士(00:48):もちろんです。ありがとうございます・・・私のことを考えて電話をくださったことに改めて感謝します。
早速ですが、2015年末の仕事終わりに、ピーター・ダザック博士が私のところに来て、自分はCIAと仕事をするべきだろうか?と私に質問してきました。彼は私たちがチャイナでやっている作業について言及していました。そして「CIAのとある人物が私に声をかけてきたんだよ。私たちが彼らと一緒に仕事をするのはいいアイデアだと思うかい?彼らは、私たちが作業を行っている場所、一緒に働いている人たち、そして私たちが集めているデータに関心を持っているんだ」と言いました。そして、彼はチャイナについて何か口ごもりながら言っていました。
ハフ博士:そのときは私はあまり深く考えていなかったので、私は興奮しました。私は彼に「会いに行けばいいよピーター。彼らと話して損はない。お金(研究費)が入ってくるかもしれない」と言いました。
それから2ヵ月間、彼は、CIAとの関係が進展していることを会議の合間に私に教えてくれました。そして、その後まもなくして私はこの会社(エコヘルス・アライアンス)を辞めました。
これについては面白いことがたくさんあります。私は自分の書籍の中でも語っているのですが、私たち(エコヘルス・アライアンス)がかつて一緒に仕事をしていたパートナー企業の一つにメタバイオータがありました。メタバイオータはカリフォルニア州に本社があり、エコヘルス・アライアンスと非常に似たタイプの会社です。しかしこの会社は、パンデミック保険市場のビジネスにもっと深く入り込んでいます。
彼らはこの分野におけるパイオニア企業の1社です。エコヘルス・アライアンスとメタバイオータは、カリフォルニア大学デービス校と共同で、(国務省配下の)国際開発庁(USAID)の資金提供による「Predict」(=予知・予言の意味)という大規模プログラムを実施しました。これらの企業とカリフォルニア大学デービス校は、一緒に地球を回って生物サンプルを収集しました。
ジム・ホフト(02:15):そうですか。つまり、メタバイオータはエコヘルス・アライアンスと同じようにこの種の研究に携わっていたわけですね。エコヘルスはメタバイオータよりずっと大きな組織なのでしょうか?というのも、2014年にハンター・バイデンが関わるようになるまで、彼ら(メタバイオータ)はあまり多くの契約を勝ち取っていなかったことを示すいくつかの文書を見たからです。彼がこの会社にいくらかのお金を投資すると、突然、次の年とかに2300万ドルの契約を彼らは得ているのです。まさにクレイジーです。
ハフ博士(02:49):あなたのその質問は、私がまだお話していないこのことに関係してくると思います。私がエコヘルス・アライアンスで働いている間に起こった興味深い出来事の1つは、ピーター・ダザック博士と私が、In-Q-Telに提出または実際にプレゼンするために、「ピッチ・デッキ(売り込み資料)」と呼ばれる投資プレゼンテーションを作成したことです(以下)。
ハフ博士:In-Q-Telは、CIAのベンチャーキャピタル会社(投資ファンド)です。
ハフ博士:この頃と同時期に並行して起きていたことは、ハンター・バイデンのラップトップの中からこれらの電子メールが見つかったのですが、メタバイオータも同じ種類の作業に対してIn-Q-Telから投資を受けようとしていました。そして実際、メタバイオータはIn-Q-Tel、つまりCIAから投資を受けました。
ハフ博士:(In-Q-TelがCIAの投資ファンドというのは)これは公開情報です。あまり知られていないですね。In-Q-Telの最も有名な投資先はGoogleです。Google EarthやGoogle MapはIn-Q-Telの投資ポートフォリオの一部です。
ジム・ホフト(03:58):ワオ。そのお金(投資資金)は国防総省を経由してこれらの異なるプロジェクトに流れるのですか?
ハフ博士 (04:04) :彼らの資金調達の流れということですね?それはCIAから直接行きます。議会の資金提供の仕組みがどうなっているのか、正確にはわかりません。これは帳簿上の予算の一部なのか、闇予算の一部なのか、そのどちらでもありえます。私は知りません。しかし、主に諜報機関(CIA)か国防総省から出ています。
ジム・ホフト (04:23):エコヘルスはIn-Q-Telからどれくらいの予算を得ていたのでしょうか?見当がつきますか?それは大規模なものだったのでしょうか?
ハフ博士(04:35):私はIn-Q-Telがエコヘルス・アライアンスに投資したかどうか、全く手がかりがありません。なぜなら、そのプレゼンテーションがIn-Q-Telに行われた直後に、私は退社したからです。
一方、私たちのパートナー企業であるメタバイオータ社は資金を受け取りましたし、彼らはその投資について公開もしています。
もしエコヘルス・アライアンスがIn-Q-Telから投資を受けていたとしたら、それは帳簿外でしょう。しかし私は彼らが資金を受け取ったという証拠を見たことがありません。しかし、ここで興味深いのは、エコヘルス・アライアンスとメタバイオータが、米国政府からの多くの異なる大型契約でパートナー提携していることです…
(中略)
ジム・ホフト(08:05): メタバイオータとは他にも何かやり取りがあったのですか?それとも偶然に聞いた話ですか?あなた方の組織がどの程度緊密に連携しているのかわかりません。もし共同作業をしているのなら、彼らはとても作業を・・・
ハフ博士(08:28):お互い緊密にやっています。国際開発庁(USAID)のPredictプログラムでは私たちは実際にパートナーです。このプログラムは、数年間で2億800万ドル~2億1000万ドル程度の資金が提供されました。国防総省、国際開発庁(USAID)、カリフォルニア大学デービス校、エコヘルス・アライアンス、そしてメタバイオータが、この大きなプロジェクトのパートナーでした。つまり、これらの各組織は非常に緊密に連携しています。ピーター・ダザック博士は、メタバイオータのウルフ博士と頻繁に連絡を取り合っていました。
ジム・ホフト(09:01):ワオ。ということは、アメリカ政府はウクライナだけでなく、世界中にあるいくつかの研究所に資金を提供していたと言っていいのでしょうか?そういうことなのでしょうか?
ハフ博士(09:19):そうです。そして、この研究のほとんどは、悪いことばかりではありません。すべてが悪意あるものではありません。しかし、中には本当に研究として認められないものもあります。
そして米国政府や国防総省、防衛威嚇緩和機関(DTRA)には、グローバルなバイオサーベイランスを実施するためのプログラムがあります。バイオサーベイランスとは、実際に、現場技術者を現地に送り出し、その環境にいる動物や野生生物からサンプルを採取して感染症を調べ、その流行状況を把握するということです。そして、これは、戦争が起こった時や感染症のアウトブレークが発生した時に、米軍や民間人の感染を防ぐのに役立ちます。その早期知らせが得られるという希望的観測に基づいてはいますが。
問題は、エコヘルス・アライアンスとメタバイオータに資金提供していた国際開発庁(USAID)のPredictプログラムが、実に粗雑なバイオサーベイランス作業だったことです。そして、このことについては私の本の中で説明しています。私の見立てでは、このプログラムは科学的研究というよりも、情報収集に近いものでした。このように、アメリカ政府がこのようなプログラムを通じて情報収集を行っていた可能性があるというのは、興味深い視点です。アメリカ政府は、(感染症の)監視活動や生物学的調査などを行いながら、これらのプログラムを通じて同時に情報収集(諜報活動)を行っていた可能性があります。
(以下省略。)
アンドリュー・ハフ博士は、2月6日に配信された以下の1時間にわたるインタビュー番組の中でさらに詳細を語っている。先述のインタビュー抄訳に挿入された図は全て、以下のインタビュー番組からの引用。
このインタビュー後半では、どのように国防総省がワクチン開発にかかわっていたかや、その法的枠組み、そして現在、米国内で起こされている関連訴訟などについてハフ博士が解説している。
ハフ博士(31:20):クレイジーなのは、つい先週、国防総省が(ワクチンに対して)緊急時使用許可(EUA)を利用することをプッシュしたことを証明する文書が公開されたことです。保健社会福祉省(HHS)ではありませんでした。