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「株式市場は来週か再来週に崩壊するでしょう」ブラック・ロックの元ポートフォリオマネジャー、エドワード・ダウド氏【インタビュー】

エドワード・ダウド氏(Screenshot via War Room)

株式市場は今、危機的状況です。予想はしたくありませんが、もし推測しろと言われれば、株式市場は来週か再来週に崩壊するでしょう」――ブラック・ロックの元株式ポートフォリオ・マネジャー、エドワード・ダウド氏は、米国時間の2月20日(月曜)、ネット番組War Roomに出演した際にこう語った(以下の動画)。

 

▼▼以下はこのインタビュー動画の一部を翻訳したもの(開始後10:15~)▼▼

 

スティーブ・バノン:・・・チャイナの外交のトップ(王毅)が、今晩、モスクワを訪問しています。彼らは五輪を開催してから両国(中露)が維持してきたパートナーシップ関係を強化しています。当時(2022年2月)、彼らは無制限の戦略的パートナーシップを締結したと発表していました。

ゼレンスキーがこのように言っています・・・なんというか・・・戦時の作戦指令室で下絵(設計図)を描いています。「もしこの2カ国がウクライナの状況に関して協力すれば、それは第三次世界大戦の始まりだ」という下絵です。これは私たちが以前から話していたことです。バイデン政権の政策が、私たちにそれ(第三次世界大戦)をもたらすだろう、と。

地政学的に、あなたはこれに同意しますか?私たちは、今、第三次世界大戦の初期段階にあると思いますか?そして、これはこれからどこに向かっているとあなたは見ていますか?あなたは金融取引の経験を通してこれがご専門です。マクロ(分析)の専門家です。

 

エドワード・ダウド:はい、いくつか問題があります。今日、ツイッターは炎上しています。人々は目覚め始め、そして(あなたの番組)War Roomやあなたがしばらく前からすでに気がついていたこと、つまり、私たちは第三次世界大戦の瀬戸際にいるということに、彼らはようやく気がつき始めました。

(マスコミに登場する)多くのご意見番たちは、なぜバイデン政権は、正気とは思えないほど第三次世界大戦の状況に向かって自ら突っ走っていっているのか?と疑問を投げかけています。

私はひねくれた人間なので、第三次世界大戦は多くの問題を解決してくれるからだろうと疑っています。それは公的債務危機を解決しますし、現在進行形で行われているワクチンによる殺人の問題を解決しますし、第三次世界大戦は多くのことを消し去ることができます。そして人々の注目を(それらの問題から逸らし)世界大戦に向けることができます。

そうならないことを祈りますが、しかし、それは間違いなく進行中だと私は思います。

資本市場は、このことを嗅ぎつけ始めているかもしれません。第三次世界大戦という状況で、米ドルはかなり上昇するでしょう。米ドル指標(DXY)、これは主要通貨バスケットに対するドルの強さを反映したものですが、約2週間前に底を打ち、上昇を始めました。私たちは、それを非常に重要な底値として位置づけています。

そして株式市場は今、危機的状況です。予想はしたくありませんが、もし推測しろと言われれば、株式市場は来週か再来週に崩壊するでしょう。

 

スティーブ・バノン:最近の安全への(資産)逃避は・・・彼らは、もし世界が狂気と化したら米国を「セーフハーバー(避難港)」として見るとは思いませんか?

 

エドワード・ダウド:それ(米ドル)は最も流動性が高いですから。テクニカル(分析)は、それが起きるだろうと示しています。それと、買い手たちが債権市場に戻ってきているのを私たちは目撃しています。もし第三次世界大戦が始まれば、FRBは一旦停止しないといけないと思います。第三次世界大戦の状況の中で、FRBが(金利の)引き上げを行うとは思いません。

 

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