検索大手Googleがカナダの一部ユーザへニュース・コンテンツの表示をブロックするテストを実施=ロイター通信
Alphabet(アルファベット)傘下の検索エンジンGoogleは、カナダの一部のユーザーに対してニュース・コンテンツへのアクセスをブロックするテストを実施していることを2月22日(水曜)に認めた。ロイター通信が伝えた(有料記事)。
このテストは、カナダ政府が導入を進めるオンラインニュース法案に対応するための「試験走行」であるという。
ジャスティン・トルドー政権が4月に提出した「オンラインニュース法」(下院法案C-18)は、メタ社のFacebookやGoogleなどのプラットフォームに、強制的にニュース発行者との商業契約を締結させ、SNSプラットフォームや検索サイトがニュース発行者にそのコンテンツの対価を支払うためのルールを定めたもの。
Googleのスポークスパーソンは、ロイターに対して次のように電子メールで声明を発表している:
私たちは、法案C-18への製品対応の可能性を手短にテストしていますが、(このテストは)カナダのごく一部のユーザーにしか影響を与えていません。私たちは毎年何千ものテストを実施し、検索エンジンを変更する可能性について評価しています。
ロイターはさらに次のように伝えている:
このテック・ジャイアント(Google)は、ランダムに選ばれたカナダの全ユーザーの4%未満に対して、「カナダ国内ニュースおよび国際ニュースの見え方をさまざまな度合いで制限する」という期限つきのテストを行なっていることを認めた。
ネットの反応:
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