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米国の養豚業者はすでに2018年からmRNAを用いた「ワクチン」を豚に接種——「アメリカ人は過去5年間、遺伝子治療を受けた豚肉を食べていたようだ」

(Photo by Oliver Asselin, courtesy of Heifer International)

Dr.ジョセフ・マーコラ筆|The Defender掲載|2023年4月10日

(太字強調はBonaFidr)

 

ここ数年、私はリノール酸(LAを多く含む豚肉を食べないように勧めてきましたが、今、豚肉を避けるべきさらに大きな理由があります。

 

2018年以降、豚肉生産者はカスタマイズ可能なmRNAを用いた「ワクチン」を彼らの豚の群れに使用していますが、これは完全に(一般の人々やメディアに)気付かれず見落とされています。私自身、そのことを知ったばかりです。

 

メルク社のアニマルヘルス・サイトには次のように記載されています:

革新的な豚用ワクチンプラットフォームのSEQUIVITYは、RNA粒子技術を活用し、豚のA型インフルエンザウイルス、豚サーコウイルス(PCV)、ロタウイルスなどに対するカスタム化された処方ワクチンを作成します。これはまた、包括的なデータや洞察を盛り込んだ洗練されたダッシュボードによってサポートされています

 

Sequivityは、豚のカスタムワクチンプラットフォームです…Sequivityは、関心の対象となる豚の病原体遺伝子配列のみをターゲットにします。病気を複製したり引き起こしたりせず、病原体の情報を免疫系に伝えます自家ワクチン、死菌ワクチン、改変生ワクチンのように、生きた材料を移動したり扱ったりする必要がありません

 

従来の豚用ワクチンではカバーできなかった疾患も含め、既存および進化する豚の病原体をターゲットとしています。RNA粒子をブレンドすることで、1回の接種で複数の豚の病原体を標的とする多価製剤を作成することができます。

 

初の家畜用RNA「ワクチン」は2012年に認可

しかし動物用mRNA注射を開発したのはメルク社だけではありません。この流行に一番乗りしたのは彼らではありませんでした。ただし、その発端となった会社を後に買収したのはメルク社でしたが。

 

まさに初となるRNAベースの家畜用ワクチンとなる豚インフルエンザ(H3N2)のRNA注射は、10年以上前の2012年に認可されました。それはHarrisvaccinesが開発しました。同社はその後、2015年に鳥インフルエンザのmRNA注射を開発しました。同年末に、HarrisvaccinesMerck Animal Healthに買収されました。

 

CureVac社は、2016年にmRNAを用いた豚用の狂犬病予防注射を開発しました。(余談ですが、「2030年までに狂犬病によるヒトの死亡をゼロにする」という世界保健機関(WHO)の目標を受けて、この会社は2020年からヒト用の狂犬病注射の治験を開始しました。)

 

2016年、家畜ペットの両方のためのmRNA「ワクチン」を開発するために、バイエルはBioNTechとも提携しましたが、彼らは何も発売しなかったようです。

 

このように、振り返ってみると、アメリカ人は過去5年間、遺伝子治療を受けた豚肉を食べていたようです。そして私たちのさらに多くの食肉が、同じ処理によって汚染されようとしています。

 

2015年に認可されたニワトリ用の鳥インフルエンザRNA注射に加え、より新しい鳥インフルエンザ用のmRNA-脂質ナノ粒子注射も進行中です。

 

アイオワ州立大学も牛用のmRNA注射を研究しており、最近、肉牛業者協会のロビイストらが、牛にmRNA「ワクチン」を使うつもりであることを認めました。これは、乳製品と牛肉の両方に影響を与えるかもしれません。

 

メルクとモデルナ: 2015年からmRNA注射の(開発)競争でパートナー

メルクはHarrisvaccines社を買収したのと同じ年(2015年)に、モデルナと非公開のmRNA 「ワクチン」を多数開発するためのパートナーシップを締結しています。これは、1年間の任意延長が付随した3年間の共同研究であると計画され、この共同研究でメルクはモデルナのmRNA技術を用いた5つの潜在的な製品の研究開発および商業化を行うことになっていました。

(以下省略)

 

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この記事(英語原文)の続きはここで無料で公開されている。

 

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