アリゾナ州で選挙結果の監査を行っているコンサル企業がミシガン州の訴訟でも証言 / ニューハンプシャー州も監査の準備に着手
アリゾナ州マリコパ郡で行われている2020年大統領選挙結果を監査・再集計する作業は、アリゾナ州議会上院から発注を受けたコンサルティング企業のサイバー・ニンジャ(Cyber Ninjas)が行っている。このサイバー・ニンジャ社は、ミシガン州で起こされている選挙関連訴訟でも証言することが許されたと、ワシントン・エグザミナーが4月26日(月曜)に報じた。
ワシントン・エグザミナーは次のように報じている:
範囲の拡大を続けるミシガン州での訴訟(2020年の選挙にも焦点が当てられている)で、担当判事は月曜、ミシガン州アントリム郡での初期の集計ミスはドミニオン投票システムズ社の投票機械ソフトウェアではなく、人為的なミスが原因であることを再確認した報告書に対して、フロリダ州を拠点とするサイバーニンジャ社が反論を行うことを認めると語った。
ミシガン大学のコンピューター科学・工学部教授であるJ・アレックス・ハルダーマン教授による分析結果へ反論するために、原告がアントリム郡巡回裁判所のケビン・エルセンハイマー判事に提出した「専門家証人」リストには、サイバーニンジャ社のオーナーであるダグ・ローガン氏の名前が明記されている。ローガン氏は、SNS上で不正投票疑惑を広めてきた。この「専門家証人」リストは、ミシガン州務省が公表した。
マリコパ郡の監査は「陰謀論者」によって行われていると主張する批評家たちに向かって、ローガン氏は自分の個人的な見解は監査とは無関係だと主張している。
(太字強調はBonaFidr。)
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一方、4月26日(月曜)夜、米国北東部にあるニューハンプシャー州の地元政府関係者たちは公開会議を開き、機械と手作業による票集計結果の間にある大きな誤差を調べるために、犯罪科学に基づく監査を行う分析チームを選定した:
月曜夜、ニューハンプシャー州のウィンダム選定委員会(*)は公開会議を開き、ニューハンプシャー州の歴史上のどの選挙においても、機械と手作業の票集計結果に生じた大きな違いを調査する犯罪科学監査チームの分析者を選定した。
この会議は、法的には秘密にする根拠がないにもかかわらず、13日前、町長が非公開のセッションで行うと発表したことで、すでに議論の的となっていた。審議内容を公開しないというこの決定には大きな反響が寄せられ、選管の電話やeメールには憤慨した市民が殺到した。
その結果、1週間前に選定委員たちはこの誤った判断を覆し、月曜の夜の会議を公開で行うことを発表していた。
(*米国ニューイングランドの地方政府に設置された行政執行機関。出典:WikiPedia )
この夜の会議には、5人から構成される選定委員会のうち4人が出席した。そのうちの3人がアンドルー・アペル博士とVerified Votingによる監査チームを支持すると発表した。残る1人の選定委員は、ジョバン・ハットン・ピューリッツァー氏に投票した。ピューリッツァー氏は発明家、兼データアナリストであり、アリゾナ州マリコパ郡で行われている監査で彼の開発した特許技術が利用されている。
サイバー・ニンジャ社のダグ・ローガン氏とフィル・ウォルドロン退役大佐が率いるASOGは先週、素晴らしいプレゼンテーションを行ったが、この夜、ニューハンプシャー州の選定委員に選ばれることはなかったと報じられている。
近日中にニューハンプシャー州のウィリアム・ガードナー州務長官は、同州司法長官と共同で2人目の分析者を発表すると見込まれている。選定委員会が選んだアペル博士とVerified Votingによる監査チームとこの2人目の分析者は、共同で3人目の分析者を選定し、一つの犯罪科学監査チームを結成する。
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