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オールドメディアが伝えない海外のニュース

カマラ・ハリス氏の2名のスタッフ、同氏が南部国境近くを訪問中に辞任

カマラ・ハリス氏|グアテマラ訪問中の2021年6月7日に撮影|(Photo via Flickr)

カマラ・ハリス氏が米国南部の国境問題を視察するためにテキサス州エルパソを訪問している最中に、彼女の2人のスタッフが辞任することを表明した。ニューヨークタイムズ紙が6月24日(木曜)に最初に報じ、Newsweekなど他のメディアも6月25日(金曜)に報じた。

 

ハリス氏の出張や旅行を手配する「アドバンス・チーム(先遣隊)」の責任者であるディレクターのカーリー・サコウィアック氏と、同副ディレクターのガブリエラ・デフランチェシ氏が、この先数週間以内に辞任すると副大統領室に伝えた。

 

Newsweekは次のように報じている:

カマラ・ハリス副大統領の旅行や出張の計画を担当するスタッフ2名が、副大統領が待望の米国南部国境を訪問している最中に、辞職することになった。

 

副大統領の「アドバンス・チーム(先遣隊)」で働くスタッフは、副大統領のすべての出張を計画し、ハリス氏が訪問する会場を調査したり、地元の関係者と協力して会場をメディア向けに準備する責任を負っている。

 

先遣隊は、政治家が公の場に出る前にその地を訪れることが多い。その目的は、政治家が到着したときにはその場面が完璧に調整され、彼らのイメージダウンになるものは取り除かれているように、舞台を整え、起こりうる問題を予測するため。

 

ハリス氏は、「国境責任者」に任命されて90日以上が経過した6月25日(金曜)、ようやく南部国境に「近い」テキサス州エルパソを訪問したが、国民の間で人気のないハリス氏は、地元のヒスパニック系住人たちによる抗議デモで出迎えられる事態となっていた。

 

エルパソのヒスパニック系地元住人による抗議デモで迎えられるカマラ・ハリス氏の車列:

【訳】ハリス副大統領が到着した。彼女が期待していたような歓迎ではないようだ。このヒスパニック/ラティーノ・グループが発した掛け声の中には、「なんて悪い人(Que mala!)!私たちはあなたを歓迎しない!」といったものもあった。

 

浴びせかけられた掛け声の中には、「カマラ、あなたはトランプが勝利したことを知っている」というものもあった。

 

【訳】国境警備ステーションの外でカマラ・ハリス副大統領を待っているデモ参加者。

 

ハリス氏の2名のスタッフが辞任する理由は明らかにされていない。

 

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