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ギリシャ全土で大規模デモ集会:今週金曜からワクチン未接種者が公共スペースへ立ち入ることを禁止する政府発表に抗議

アテネの国会前広場に集まるデモ参加者たち|2021年7月14日撮影|(Photo: REUTERS/Vassilis Triandafyllou)

ギリシャ全土で、7月14日(水曜)、政府によるワクチン接種政策に反対する数千人の国民が集まり、大規模なデモ集会を行なった。

 

この数日前、フランスのマクロン大統領はフランス国内の全ての医療従事者へCOVID-19ワクチンの接種を義務付けると発表し、一般国民にもワクチンパス・ポートなどのコロナ規制の強化を打ち出したことで、国民全員がワクチン接種を受けることが実質的な強制となっている。マクロン大統領によるこの強権的なワクチン政策はヨーロッパ中のワクチン懐疑派を激怒させていた。欧州の他の政府がフランスに追随するかどうかを検討している中、同様のワクチン推進政策を発表したギリシャ政府に対して、数千人がアテネやテッサロニキの街頭でワクチン接種プログラムに反対する抗議活動を行った。

 

ワクチン接種を受けていない人を特定の公共の場から締め出すというギリシャ政府の決定が、デモ参加者の目には最大の暴挙であると映ったようだ。彼らはまた、10代の若者にワクチン接種を行う政府の計画にも反対している。

 

ギリシャでは、COVID-19のワクチン接種を受けていない人を、バー、レストラン、劇場、その他の娯楽施設から締め出す政策が今週金曜に発効され、少なくとも8月まで続く予定。10代の若者は今週木曜からワクチン接種を受けることができる。

 

【訳】今日、ギリシャの首相が、実質的な「医療版アパルトヘイト(人種隔離政策)」を発表した後、ギリシャ全土で大規模な抗議活動が行われた。メディアはこれを、本来の目的である「選択の自由」や「身体的な自己決定権」ではなく、「反ワクチン」の抗議活動として偏向報道しようとしている

(太字強調はBonaFidr)

 

ロイター通信によると、ギリシャの首都アテネでは、ギリシャ国旗や木製の十字架を掲げた5000人以上のデモ参加者が集まり、「ワクチンを持ってここから出て行け!」と叫びながら、キリアコス・ミツォタキス首相に辞任を要求した。

 

【訳】NEW 🚨ギリシャで10代の若者にワクチンを接種する計画が火付け役となり、アテネとテッサロニキで本日、大規模な抗議活動が行われた。

 

厳重な警察の監視のもと、抗議デモ参加者たちは国会の外に集まり、議員たちに直接抗議の意を伝えた。

 

この日の抗議活動は、ワクチン接種を進めようとする活動に反対する最大規模のデモとなっている。

 

Skai TVとPulseが行なった最近の世論調査では、ほとんどのギリシャ人が、ワクチンが接種可能になれば接種すると答えており、特定の職業や人口の一部に何らかの形でワクチン接種を義務付けることに賛成する人が過半数を占めていると報じられている。すでに41%のギリシャ人が完全にワクチン接種を終えている。

 

しかし今回の抗議集会を呼びかけた循環器内科医のファイドン・ヴォヴォリス医師は次のように語っている:

「すべての人には選択する権利があります。私たちは、政府が私たちのために選択しないことを選択しているのです」と語るのは、フェースマスクやワクチンに関する科学的研究に疑問を持ち、今回の抗議行動を呼びかけた「Free Again」運動の代表を務める循環器内科医のファイドン・ヴォヴォリス医師。ヴォヴォリス医師は、ウイルスを封じ込めるための政府の「厳しい政策」に反発して、このグループを立ち上げたと語っている。

 

首都アテネの大規模集会の他にも、ギリシャ第二の都市テッサロニキにも数千人が現れた。同じ日、フランスでも同様のデモ活動が行われた

 

 

 

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