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ロシアゲート疑惑は『オバマゲート』だった|不正が次々と明るみになり追い詰められるオバマ元大統領とバイデン元副大統領

ロシアゲート疑惑は『オバマゲート』だった|不正が次々と明るみになり追い詰められるオバマ元大統領とバイデン元副大統領

Screenshot via Fox News

 

カールソン:我々は、バラク・オバマとも話がしたい。しかしそれは実現しそうにないため、代わりに彼が知人に語ったことで済ませるしかない。

 

 

カールソン:(先週)金曜、オバマは彼の支援者たちと私的な電話と称して会話している。その会話の内容は、当然、すぐさまメディアにリークされた。その会話の中で、政治的ライバル(トランプ)に対して法執行機関を差し向けたこの男(オバマ)は、現政権が、法の支配をないがしろにしていると批判している。

 

オバマの電話での発言:これ(司法長官がフリン中佐への起訴を取り下げたこと)は人々が懸念し始めるような種類のことだ。司法制度の行動規範というだけでなく、法の支配に対する我々の基本的な理解をリスクにさらしている。

カールソン:「司法制度の行動規範・・・」。彼らについては(何を発言するか)予想するのがあまりにたやすい。視聴者の方々がたった今聞いたことは、教科書に記載されるような「自己投影」の典型だ。これは何度も何度も目にすることだ。彼らが他人の行動を責める場合、実際、彼ら自身がそれを熱心にやっている。オバマは「法の支配がないがしろにされている」と叫ぶ。これはほとんど滑稽と呼べるレベルだ。しかし報道機関はこれを愉快だとは露ほどにも思っていない。彼らにはまったく皮肉が見えていない。彼らは険しい顔をして同じ言葉を繰り返す。

 

 

先週末、テレビ局NBCのチャック・トッド(上の画像)は、法の支配を完全に無視しそれを破壊したとウィルアム・バー司法長官を非難した。それを証明するために、チャック・トッドは一見、(バー司法長官の)悪事を証明しているように見えるインタビュー動画を引用している。そのシーンをご覧いただこう。

 

 

NBCチャック・トッド:みなさんにウィルアム・バーの発言を聞いてほしい。これ(バー司法長官が、フリン中佐への起訴を取り下げる判断を下したことについて)歴史はどのように記すことになるだろうか?という質問を受けての回答だ。

 

CBS Newsのキャサリン・ヘリッジ:過去を振り返って今回の判断について見た場合、歴史はどのように書くことになると思いますか?

 

バー司法長官:歴史とは、勝者によって書かれるものだ。(失笑)そのため、どのように書かれるかは、大きく誰がその歴史を書くかによる。

 

NBCチャック・トッド:彼の回答の皮肉さに唖然とする。これは正しい回答だが、彼は司法長官だ。彼は法の支配を守ったということを論理的に主張しなかった。

カールソン:「皮肉さに唖然とする?」。チャック・トッド自身は、政治コンサルタントと結婚している。彼が皮肉さに唖然とするなどとは、彼自身も信じていないだろう。ウィルアム・バーは、実際は(このインタビューの中で)法の支配を守ることについて言及すらしていない。(彼の実際の発言から)かなり大幅な削除編集が行われている。いや、待って。バー司法長官は法の支配について言及していた。それは彼の回答の中心を成すものだった。これはCBSが撮影したテープで、NBCがそれを入手してウィリアム・バーが意味したことを捏造改変するために編集で彼の言葉を削っていた。

 

我々は(元のCBSの)テープを入手した。それがこちら:

 

CBS Newsのキャサリン・ヘリッジ:過去を振り返って今回の判断について見た場合、歴史はどのように書くことになると思いますか?

バー司法長官:歴史とは、勝者によって書かれるものだ。(失笑)そのため、どのように書かれるかは、大きく誰がその歴史を書くかによる。しかし公平な歴史であれば、これは良い判断だったと書くだろう。なぜなら、これは法の支配を守っているからだ。

カールソン:誤解のないようにするために、(このインタビューを行ったCBSの)キャサリン・ヘリッジは、このテープを編集していない。彼女は正直なインタビューを行った。NBC Newsがこのテープを編集した。

 

視聴者のみなさんがこれを見て、ニュース報道機関がこれほどあからさまに、そして積極的に、道化のように不正を行うということにショックを受けたとしたら、過去4年間、ロシア疑惑に関するでっち上げに関して彼ら(報道機関)が何をやってきたかについてあなた方があまり注意してこなかったということだ。彼らはロシア疑惑のデマ報道を初日から行っている。そして、彼らはそれを止めるつもりはない。

 

* * *

 

そして今週、このロシア疑惑をでっち上げたオバマ政権関係者たちを特定しようとする動きが加速している。一方、オバマ元大統領を含め、当時の関係者たちは自分たちに責任追及の矛先が向かわないようにするために必死の抗戦を行っている。

 

バイデン元副大統領は、今週火曜に行われたABCニュースとのインタビューで、フリン中佐に対して行われた捜査について知っていたかと質問され、(知らなかったと)ウソの返事をしようとしたことがすぐにバレている

 

(2017年)1月5日、オバマ政権の主要メンバーがホワイトハウスで参加した会議で、フリン中佐がロシア大使と複数回接触していた情報について継続した捜査が行われていると議論していた。バイデン元副大統領はそのことについて知らないふりをしようとしたところ、ABCの番組司会者ステファノポリス氏にバイデン副大統領(当時)も参加していた記録があると指摘されたため、すぐさま前言撤回をしている。

 

このときのインタビュー映像:

 

また、共和党の議員たちから、オバマ元大統領やバイデン元副大統領たちを非難する声が高まっている。

 

ランド・ポール上院議員(ケンタッキー州選出・共和党)は次のツイートを投稿している。

 

【訳】機密が解かれた文書によると、バイデン副大統領がフリン中佐の私的会話について(その参加者たちの)『正体を明かす(unmasking)*』命令を下していたことが明らかとなっている。政敵を標的にするために、バイデンは自身の権力を濫用していた可能性があると誰もが思う・・・

【訳】上院議会は、すぐさま本件について公聴会を開かなければいけない。(オバマ政権時代にロシアゲート疑惑をでっち上げた)クラッパー(国家情報長官)、コーミー(FBI長官)、ブレナン(CIA長官)、そしてバイデンもまた、アメリカ国民に対して説明責任がある。彼らは宣誓証言すべきだ。元大統領(オバマ)は何を知っていたのか?

*『正体を明かす(unmasking)』とは、機密扱いの諜報機関の報告書の中で、アメリカ国民もしくは合法的に米国に滞在している人の身元を明らかにする際に使われる用語。通常、政府関係者が諜報機関から報告を受け取る場合、アメリカ国民の氏名は彼らのプライバシーを守るために秘匿されている。しかし、政府関係者たちは、その諜報機関からの情報がどのような文脈のものなのか、その情報が持つ潜在的価値を見極めるために、政府内で『正体を明かす(unmasking)』要請を行うことができる。『正体を明かす(unmasking)』要請は、国家安全保障上の理由であれば正当化されるが、米国の諜報機関の間では厳しい制限ルールが設けられており、政治的な理由や、機密情報をリークする目的でそれを行うことは違法である

 

フリン中佐に対する捜査において、『正体を明かす(unmasking)』要請を行ったのはオバマ政権の中の誰なのか、国家情報長官・代理のリチャード・グレネル氏は、先週『正体を明かした人たち(unmaskers)』のリストを持って司法省を訪れている。その際、司法省は、このリストに名前がある人たちを公表する権限は、グレネル氏にあると語ったとFOX Newsが報じている。

 

そしてCBSニュースのキャサリン・ヘリッジ記者は、5月13日(水曜)、グレネル氏からこのリストを入手したとスクープ報道している:

 

 

バイデン副大統領(当時)が、『正体を明かした人(unmasker)』の1人であることが明らかとなったことに対して、バイデン元副大統領の広報担当者であるアンドルー・ベイツ氏は、CBSニュースのキャサリン・ヘリッジ記者を「党派色をあらわにした右派の記者」と批判するツイートを投稿している(以下の画像)。しかしベイツ氏は、その後この投稿を削除している。

 

 

その代わりに、アンドルー・ベイツ氏は、「この100年間で最悪の公衆衛生危機に対する自身の対応から注意を逸らすために、不誠実にもメディアを操作している」とトランプ大統領を非難する声明を発表している。FOX Newsのカールソン氏が指摘するように、「自己投影」がここでも行われている。

 

https://twitter.com/jennajameson/status/1260654280177942529

【訳】わーーーー、バイデンは窮地に直面。

 

【関連動画】

FBIの謀略を示す証拠を裁判所が開示|ロシアゲート疑惑を首謀した張本人たちの不正行為が明らかに 〜 FBI捜査官らはマイケル・フリン氏に偽証罪を犯させる罠を仕掛けていた

 

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