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武漢ウイルス研究所から複数の科学者が西側に亡命しFBIに協力している|スティーブ・バノン氏がデイリー・メール紙に語る

武漢ウイルス研究所から複数の科学者が西側に亡命しFBIに協力している|スティーブ・バノン氏がデイリー・メール紙に語る

スティーブ・バノン氏(Photo via Fickr)

 

武漢ウイルスの発生源なのではないかと世界中から疑惑の目が向けられている武漢ウイルス研究所――その研究所で勤務していた複数の科学者たちが西側に「亡命」し、西側の諜報機関の保護下にあるとスティーブ・バノン氏が7月10日(金曜)夜に語った。これを英国のデイリー・メール紙が報じた

 

スティーブ・バノン氏は7月12日(日曜)にデイリー・メールの独占インタビューに応じ、今回の世界パンデミックは武漢ウイルス研究所からウイルスが漏れたことで引き起こされたということ、そしてその後の隠蔽行為が「謀殺(あらかじめ計画して殺人を犯す行為)」に相当するという観点に基づいて、西側の諜報機関が中共政府の罪を立証しようとしていると語った。

 

バノン氏は、ボリス・ジョンソン首相が英国の次世代5G通信網にチャイナ企業であるファーウェイを参加させる計画を白紙撤回するべきだということも強く訴えた。ジョンソン首相は、数日以内にファーウェイ製品の処遇について発表する見込み。

 

スティーブ・バノン氏(66歳)は、海軍将校として軍歴があり、その後、投資銀行、映画プロデューサー、そしてトランプ大統領の選挙戦略参謀という経歴を持つ。チャイナに対して自身のことを「超タカ派」と呼び、西側諸国は「暴力的な独裁主義」体制を打倒するために協力すべきだと主張している。

 

これまでに世界中で56万人以上の死者が発生している武漢ウイルスの発生源について、バノン氏はそれが武漢ウイルス研究所から漏洩したと主張している。もともとこのウイルスは海鮮市場から広がったという中共政府による主張に反証を挙げるために、西側諸国の政府がますます多くの証拠を収集しつつある中、バノン氏はこうした主張を行っている。

 

中共政府のチャイナCDCですら、最近、このウイルスが海鮮市場が発生源ではなく、どこか他の場所から市場に持ち込まれたということを認めている。

 

バノン氏は、デイリー・メール紙に次のように語っている:

 

武漢研究所で起きたことをつなぎ合わせるために、何人かの亡命者がここ(米国)でFBIに協力していることを私は知っている。・・・(武漢ウイルス研究所は)酷い管理が行われ、とんでもなく杜撰な管理が行われていた。・・・

 

彼らはまだメディアに語る予定はないが、武漢の研究所やその他の複数の研究所を脱出し、西側に来た人たちがいる。彼らは中共の過失を示す証拠を提供している。人々はいずれショックを受けると私は思う。

 

SARSのようなウイルスを治療するためのワクチンや治療薬を開発するための実験中に事故が起き、その結果このウイルスが拡散したことを諜報機関は立証しようとしているとバノン氏は語った。

 

アメリカ東海岸沖に停泊したヨットの上から取材に応じたバノン氏(*)は、亡命者たちは、米国、ヨーロッパ、そして英国の諜報機関と話をしていると語った。(*おそらく中共政府からの暗殺を逃れるために身を隠している。)

 

バノン氏はさらに次のように語っている:

 

彼ら(各国の諜報機関)は、電子的な情報を持っており、その研究所(武漢ウイルス研究所)へのアクセスを提供してくれた人の完全な一覧表を作成していると思う。彼らは、非常に説得力ある証拠を持っていると思う。そして亡命者たちもいる。・・・

 

こうした研究施設に関わる人たちは、2月中旬以降にチャイナと香港を脱出している。(米国の諜報機関は)英国のMI5とMI6と共に、非常に完全な訴訟事件を構築しようとしているが、そうするには長い時間がかかる可能性がある。これはジェームス・ボンドのようにはいかない。

 

武漢ウイルス研究所を建設する支援を行ったフランス政府は、同研究所が開設された2017年よりも前に、中共政府によってこのプロジェクトから締め出された。その際、この研究所を(密かに)モニタリングする設備を残していたのではないかとバノン氏は示唆している:

 

これはフランスの支援によって建設された。そのため、この研究施設には何らかのモニタリング設備があると思わないか?皆が目の当たりにすることになるのは、彼ら(武漢ウイルス研究所の研究者たち)が、完全には権限が与えられていなかった実験を行っていたか、もしくは彼らは自分たちが何をしているのか理解していたが、どういうわけかそれがうっかりミスなのか実験助手の責任によって、こうしたウイルスが外に漏れ出たというものだと思う。・・・

 

こうしたウイルスが漏れ出てしまうというのはそれほど難しいことではない。だからこうした研究所は非常に危険なのだ。

 

本質的に、武漢には生物学的チェルノブイリがあった。死傷率という観点で、その震源地(グラウンド・ゼロ)は、武漢研究所周囲であった。そしてチェルノブイリと同じように隠蔽が行われた。国家機構は自己報告を行い、自らの保身を行った。・・・

 

これが海鮮市場から発生したのか、武漢研究所から発生したかに関係なく、チャイナ共産党によるその後の判断は、謀殺(あらかじめ計画して殺人を犯す行為)であり、彼らを有罪にする。

 

我々はそうなることを知っている。なぜなら、台湾は湖北省を発生源に何らかの流行病が発生していたことを、12月31日にWHOに正式に通知していたからだ。北京にあるCDCは、1月2日もしくは3日に通知を受けた。そして彼らはこの情報を保留する決定を下し、(1月15日に米国と)貿易協定に署名した。

 

もし彼らが12月の最終週に隠し事をせず、正直であったならば、失われた人命の95%や経済的大損害は阻止できていただろう。

 

これは悲劇だ。彼らはこの時間を利用して、世界中から個人用防護用品をかき集めた。これは殺意を持った独裁国家だ。世界の企業――投資銀行、ヘッジファンド、そして退職年金ファンド――の手も血で染まっている。西側が崩壊へと進む前に、今こそそれについて大声で非難する時だ。

 

現代アメリカ史において、我々は最も異常な危機に直面している。これはベトナム戦争、冷戦、そして第2次世界大戦よりも異常な危機である。世界的パンデミックと経済的な地獄絵図。私はWHOを信用していない。WHOの幹部たちは刑事罰に問われるべきであり、組織は解体されるべきだ。

 

 

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