サイバー・シンポジウムは盛況で閉幕するも妨害行為が多発——証言する予定だった人物らの事務所や自宅を州政府が強制捜索 / シンポジウム自体へもサイバー攻撃 / 会場への不審者の侵入が相次ぐ
8月10日(火曜)~12日(木曜)までの3日間、サウスダコタ州スーフォールズで開催された「サイバー・シンポジウム」には、全50州から州議会議員や政府関係者たちが参加した。不正選挙が行われたことを明らかにしようとする愛国者たちが集い盛り上がった一方で、妨害工作により連続して混乱が発生した。
まず、内部告発者たちが2020年の大統領選挙で不正が行われたことを示す「反論しようがない衝撃的な証拠」を提示する予定であったが、その証拠となるデータを開示できなくなったと、初日10日(火曜)に主催者であるマイク・リンデル氏は説明した。
リンデル氏は、このシンポジウムで初日の午後7時に「世界を揺るがす証拠」を発表すると事前告知を行っていた。しかし、コロラド州メサ郡の事務官および法務官であるティナ・ピーターズさんの事務所が、「過激な極左」であるコロラド州の州務長官の命令によって強制捜索を受けたため、さらなる報復を恐れたピーターズさんは、サイバー・シンポジウムで証拠データを発表するのを取りやめたという。
リンデル氏は次のように説明している:
私の飛行機でコロラド州から複数の人を連れてきていたのですが、その移動の途中で彼らの事務所が襲撃(強制捜索)されたのです。なぜ彼らの事務所が急襲されたのか?これには多くの複雑な事情があります。
このようなことが行われた今、私たちは彼らが(予定通り)行うことを望んでいません。恐ろしい状況です。彼ら(内部告発者たち)は自らの仕事をしているだけなのに、突然、彼らは恐怖に支配されてしまいました。
おそらく木曜(最終日)になると思いますが、この(シンポジウムの)第2部はおそらくもっと大きなものになるでしょう。
そして最終日となる12日(木曜)、マイク・リンデル氏はこの日のオープニングで、前日の夜にさらに衝撃的な出来事が起きたことを会場に集まった参加者たちに説明した。
前夜となる11日(水曜)夜、コロラド州メサ郡の事務官、兼法務官であるティナ・ピーターズさんの部下の男性の自宅が、州政府の役人たちによって強制捜索を受けたという。当時、この男性の自宅には彼の4人の子供たちもいた。州政府の役人たちは彼のコンピュータ機器を全て持ち去ったという。
リンデル氏がこの説明を行った後、フィル・ウォールデン退役大佐がステージに上がり、このシンポジウムは外部からの侵入攻撃を受けていると語った:
さらにですが、我らレッド・チーム(共和党チーム)は、2週間ほど前から信憑性の高い脅迫を受けるようになりました・・・(このシンポジウムから)人々を追い出そうとしている妨害者が内部に入り込んでいることに私たちは気づきました。
本当に過激な人々が外から侵入しようとしていることがわかりました。私たちは、駐車場でバッジを交換している人がいるのに気がつきました。記者バッジです。
私たちは、こうした扇動者や挑発者を写真で確認しました。彼らのSNSプラットフォーム(のプロフィール)で確認しました・・・
彼らの最終的な目的は、(このシンポジウムで行われる議論に)耳を傾ける全ての州議会議員の信用を落とすことです・・・
彼らは、明らかにマイク(リンデル)が伝えようとしている メッセージを台無しにしようとしています。つまり、これは典型的な反乱活動です。これはカラー革命の一部です。
ウォールデン退役大佐は、何者かがこのシンポジウムにハッキング攻撃を行おうとし、欠陥データを挿入しようとしたとも語った。このサイバー攻撃について、連邦当局に通報したという。
リンデル氏とウォールデン退役大佐がこの発表を行う動画:
一方、このシンポジウムでマイク・リンデル氏は、彼のサイバー・チームが入手した「本物の」投票データを公表した。シンポジウムに参加したDr.シバ(MITから博士号取得)が、全米50州におけるトランプ前大統領の得票率について、マイク・リンデル氏が公表したデータと、マスメディアが報じたデータを比較したところ、メディアが報じたデータは全50州で一律に4.2%過少報告されていることを発見している。
以下はDr.シバが行った分析結果のグラフ。横軸はサイバー・シンポジウムで公開されたトランプ前大統領の各州の得票率。縦軸は、メディアが報じた各州の得票率。全50州(50個の点)が直線状に分布しており、各州におけるトランプ前大統領の得票率が「一律4.2%の割合で」過少報告されていたことを示している。
ただし、マイク・リンデル氏が公開したデータが本物であるかという検証はシンポジウム中には行われなかった。
Dr.シバがこの分析結果を説明している動画:
さらに、このシンポジウムでプレゼンテーションを行った、データ分析が専門のセス・ケシェル元陸軍情報部大尉は、2020年11月の総選挙で、共和党は最大で上院の5議席を不正選挙により不当に失っている可能性があることをデータが示していると語っている。
ケシェル元陸軍情報部大尉がこの説明を行っている動画:
今週は、サイバー・シンポジウムとは関係ない所でも、不正選挙の証拠を持って名乗り出る告発者や、実際に不正選挙を行った容疑で逮捕者が出たことを伝える報道が連続した。
▶︎ミシガン州デトロイトの投票所/開票所となったTCFセンターで、電子投票機械がインターネットに接続していたことを示す証拠画像を持った告発者が名乗り出る。ゲートウェー・パンディットが報道。
▶︎ジョージア州で、ドミニオン社製投票機械が集計処理を拒否した投票用紙が、後に人手によって改竄され集計された。それを示す新たなログ記録と画像をJust The Newsが入手し報道。
▶︎テネシー州クラークスビルの民主党の元州議会議員とその妻が、選挙詐欺と偽証の容疑で起訴された。テネシー州捜査局は、両容疑者をモンゴメリー郡刑務所に収容した。地元TV局WTVFが報道。
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