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トランプ前大統領が開いたアイオワ州の集会に過去最多の支持者——左派主流メディアは早くもトランプ氏が大統領選に戻ってくると戦々恐々

トランプ前大統領が開いたアイオワ州の集会に過去最多の支持者ーー左派主流メディアは早くもトランプ氏が大統領選に戻ってくると戦々恐々

10月9日アイオワ州デモインで開かれたトランプ集会(Photo courtesy of Washington Examiner)

トランプ前大統領が10月9日(土曜)にアイオワ州デモインで開いた集会に、フェアグラウンドでは過去最多と言われる3万~4万人の支持者たちが集結した。

 

【訳】🇺🇸🙌🏻 トランプ大統領が、アイオワ州デモインのフェアグラウンドで史上最大の観客数の記録を更新しました。

 

今夜のトランプ大統領を見るためにアイオワで3万~4万人、信じられない群衆…

 

トランプ前大統領はまだ2024年大統領選への正式な出馬表明を行っていないにもかかわらず、政治専門チャンネルのC-SPANは、9日(土曜)に開かれたアイオワ州での集会を「2024年(選挙)キャンペーン」と報じている。

【訳】C-SPANが今夜のトランプの集会を「2024年のキャンペーン」と呼び報道をPRしていることは興味深い。ご存知の通り、トランプはまだ出馬を表明していないのに。

 

そして有料ケーブルチャンネルHBOで毎週金曜に放送されている政治トークショー番組の司会者で、左派リベラルを代表する言論人の1人、ビル・マー氏は、10月8日(金曜)に放送された自身の番組内でトランプ前大統領が2024年以降、大統領職に戻ってくると視聴者たちに「警告」している。

 

ビル・マー氏のこの日の番組動画(一部):

 

この日の一人語り部分で、マー氏はトランプ前大統領による「ゆっくりと進んでいるクーデター(slow moving coup)」が進行していると「警告」している:

彼が(選挙で)負けてから私はずっと言ってきていることですが、彼はまだ消え去っていないサメのようなものです。ただ海に戻っただけです。しかし実際には、彼はこの間、静かに人を食べています。人を食べるというのは、つまり、彼の弾劾に賛成票を投票した人や、彼が『七王国』の正当な指導者であることに同意しない人を、共和党から入念にパージしているということです。・・・

 

バイデン大統領は、(2025年)1月20日の正午に軍や司法省に対する彼の権限が消滅する前に、このクーデターを阻止するために何かしなければならないという並々ならぬプレッシャーの下に置かれています。

 

大統領就任式の日に、2人の大統領候補者が、下手な連続ホームコメディ番組のように、自らが宣誓することを期待して現れたらどうなるでしょうか?私がこう言うことで、みなさんがお漏らししてしまうほど恐怖を感じていることを望みます。

 

『ほら、私の予言は当たっていたでしょう?』とまた私に言わせないでください。私は59歳の「若さ」で、『ゆっくりと進んでいるクーデター(スロームービング・クーデター)』という言葉を(考案して)使い始めましたが、今でもそれは動いているとご報告しないといけないのは心が痛みます。

 

この日の番組で、マー氏は、トランプ前大統領の「クーデター」がその計画通りに展開した場合の「最悪のシナリオ」について、次のようにシミュレーションしている。

 

つまり2021年1月6日の再来が(ただし民主党と共和党の立場が逆転した状態で)2025年1月6日に訪れることをマー氏は想定している。マー氏の予想では、共和党は「有権者の意思に反して」トランプ氏勝利とする選挙人を選出し、そしてカマラ・ハリス副大統領が各州からの選挙人票の認証を判断する問題に直面する・・・まさにマイク・ペンス副大統領(当時)が2021年1月6日に直面した問題の再来である。

 

そしてマー氏の「シナリオ」によると、もしカマラ・ハリス副大統領が選挙結果の認証を行わない場合、2025年1月20日の大統領就任式は完全な混乱と混沌に陥る。

 

マー氏や民主党側にとっては、トランプ集会に集まる大勢の国民たちは、「ゆっくりと進んでいるクーデター」の一部と映っているのかもしれない。

 

10月9日(土曜)、トランプ氏がアイオワ州の集会場に登場した場面:

 

 

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