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ジョー・バイデン『機密文書スキャンダル』の真の意味をエドワード・スノーデンが指摘(1月17日追記)——機密文書の持ち逃げなど「彼らはみんなやってること」

エドワード・スノーデン氏(Photo via Flickr)

オバマ政権時代の機密文書を、ジョー・バイデンが大学オフィスや自宅ガレージに保管していたことが次々と明るみになり大問題となる中、真のスキャンダルは別にあるとエドワード・スノーデン氏がツイートした。

【訳】真のスキャンダルは、バイデンが靴下に機密文書を隠し持っていたことではない。悲しいかな、彼らはみんなそれをやっているのだから。

真のスキャンダルは、司法省が中間選挙の1週間前にそのことを知りながら、党派的な優位性をもたらすために、この話を隠蔽することを選んだことだ。

(自身の引用ツイート)

注目すべきは、(バイデン)大統領は、多々いる内部告発者よりも多くの機密文書を持ち逃げしていたようだということだ。比較すると、リアリティ・ウィナーはたった1件の文書(の漏洩)で5年の刑期を言い渡された。

一方、バイデン、トランプ、クリントン、ペトレイアス…こいつらは何十、何百も持っている。刑期はなし。

スノーデン氏も、国家安全保障局(NSA)が違法にすべてのアメリカ人を監視していたという機密情報をインターネット上に暴露したため、ダイアン・ファインスタイン上院議員(カリフォルニア州選出・民主党)などから国家反逆罪による起訴の危機にさらされた。

突然、降って湧いたように起きたジョー・バイデンの『機密文書スキャンダル』は、「何か臭う」と人気ニュースチャンネルの司会者アレックス・ジョーンズ氏など多くの論客が口にしている。

金融アナリストのマーティン・アームストロング氏は次のように指摘する(太字強調は原文のまま)。

・・・ここは何か臭う。彼らは何も明らかにする必要はなかった。なぜ全てを隠しておかなかったのだろうか?スノーデンは、「真のスキャンダルは、司法省が中間選挙の1週間前にそのことを知りながら、党派的な優位性をもたらすために、この話を隠蔽することを選んだことだ」とツイートしている。

しかし、それはなぜなのかという説明にはならない!

今回の「ゲーム」は始まったばかりだ。機密文書(だから重大事件)などというのはナンセンスだ。それは必ずしも国家安全保障の問題になるとは限らない。スノーデンのケースのように、単に違法行為を隠すためにそれらは往々にして隠蔽される。・・・あれこれ方法を使って、(政府関係者たちの)不利な証拠は消し去られていく。では、なぜ民主党は、突然身内にとって不利な証拠を暴露したのだろうか?

【1月17日追記】

クリストファー・ローチ氏は、1月15日にAmGreatness.comに投稿した記事で次のように分析している(太字強調はBonaFidr):

【訳】

バイデンは明らかに機密文書の取り扱いミスをした。もし、これが発覚したのが諜報機関の作戦であるとすれば、選挙で選ばれたわけではないディープ・ステートは、民主党にも共和党にも従順ではないことを示すことになる。言い換えれば、諜報機関というのは、議会にも大統領にも司法にも、そしてどのイデオロギー派閥にも従わない、完全に説明責任のない政府機関であることを自ら明らかにしたということになる。

これはひどくアメリカ的でない展開ということになるが、大きな驚きではない。すでに不人気で、選挙で真っ当に選ばれたわけではない大統領を倒すという「雑魚」を受け入れる代わりに、共和党は、善意の人々と力を合わせ、選挙で選ばれたわけではない政府の一部を暴きその牙を抜くことに焦点を当てるべきだ。この政府の一部分(諜報機関)は、本気で自分たちを政府のあらゆる部門、さらにはアメリカ国民よりも上位に自分たちを置くつもりだ

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