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オールドメディアが伝えない海外のニュース

NYタイムズ=ノルドストリームを爆破した犯人について「これ以上明らかにすることは誰の利益にもならない」——「プロパガンダ機関の極み」とネット炎上

Photo via Flickr

ニューヨークタイムズ紙は、ノルドストリーム・パイプラインを爆破した犯人について「これ以上明らかにすることは誰の利益にもならないかもしれない」と報じる記事を4月7日に掲載した。

【訳】ロシアの支援を受けたノルドストリーム・パイプラインの大半を昨年9月に爆破したのは誰なのかをめぐる、インテリジェンス(情報)のリークは、答えよりも多くの疑問を提供している。これ以上明らかにすることは、誰の利益にもならないかもしれない

この報道に対して、ネット上では「プロパガンダの極み」、「職務放棄」と大批判が起きている。

【訳】自分たちが大好きなバイデン政権のために、プロパガンダ機関が隠蔽報道🙄

 

 

【訳】それこそがあなたたちの仕事じゃないの???

 

 

【訳】無味乾燥の回りくどい言葉で、以前の「ニューヨークタイムズの新しいインテリジェンス(情報)に基づいた報道」(*)が浅く、錯覚であったということを認めるつぶやきすべてのことを考えると、この非常に消極的な報道に合点がいく。

(*伝説のジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏の調査報道を否定し、ノルドストリームを爆破したのは親ウクライナ派グループだと報じた3月7日付けのNYタイムズ記事を指す。)

 

 

【訳】今起きていることは偽情報を使った洗脳工作の最大の例にちがいない、というのが脳裏をよぎったちなみにこの関連ダジャレはいいよね(**)

(**洗脳を意味する「ガス灯(gaslighting)」が、天然ガス・パイプラインの爆破と「ガスつながり」でダジャレとなっていることを指す。)

 

国連安保理も、3月27日、ノルドストリーム・パイプラインの妨害行為を調査するための国際的な独立委員会を設立する決議案を否決している

【訳】ペンタゴン(アメリカ国防総省)の犯罪を暴くことで多くの実績を持つ同じジャーナリストによって、事実が立証されている。

 

シーモア・ハーシュが発表した暴露記事は、市民社会による対応を要求している。

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