アリゾナ州で行われている選挙結果の監査を阻止しようと民主党側が新たな反撃を開始——共和党は監査テーブルを増やしスピードアップ
民主党の「ローフェア・グループ(法律を悪用して敵と戦う組織)」と言われるブレナン・センター(The Brennan Center)、プロテクト・デモクラシー(Protect Democracy)、そしてリーダーシップ・カンファレンス(The Leadership Conference)の3組織は、4月29日(木曜)、司法省の公民権部門に共同書簡を送付し、アリゾナ州マリコパ郡で行われている2020年大統領選挙の監査作業に介入するよう要請した。
アリゾナ州の州務長官(民主党)は、同州検事総長に監査への捜査を行わせようとしたがその試みは失敗した。次に、民主党の判事を送り込んだが、監査作業の「暫定差し止め命令」を勝ち取ることにも失敗した。
監査を阻止しようとするこれまでの試みが全て失敗に終わった民主党は、左翼の選挙関連組織であるこれら3つのグループを通して、司法省に監査へ介入するよう要請している。
アリゾナ州マリコパ郡では2020年大統領選挙で210万票が投票された。アリゾナ州議会上院で与党である共和党が主導し、この210万票に対する監査が行われているが、これら3つの民主党の「ローフェア・グループ」は、司法省に対して連邦監視員をこの監査会場に派遣するよう要請している。
司法省の選挙担当部門の責任者に対して送付されたこの共同書簡で、ブレナン・センター、プロテクト・デモクラシー、そしてリーダーシップ・カンファレンスの5人の選挙専門家とされる人物たちは、監査が行われる方法について深い憂慮があると表明し、投票用紙が「盗まれる、汚される、または回復不能な破損を被る危険がある」と警告している。
さらにこの書簡は次のように記している:
彼らは、ドアに鍵をかけず、権限のない人が投票用紙保管施設にアクセスできるようにしており、投票用紙の物理的な安全性を確保することを怠っている。また、手袋をせずに投票用紙を紫外線にかざすなど、投票用紙や(記入された)マークを劣化させる素材や技術を使用することで、投票用紙自体の完全性を損なう危険性がある。
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一方、この民主党側の動きが関係しているかは不明であるが、ベテランズ・メモリアル・コロシアムで監査を行っているスタッフが4月29日(木曜)にシフト交代した際、作業を行う監査テーブルの数が2倍に増やされ、監査作業のスピードアップを図っているようだと指摘されている。
監査作業をライブ配信しているAZAudit.orgで現在の監査の様子を見ることができる。
1/ Arizona audit
— Apostle Joel (@ApostleJoelSLW) April 30, 2021
Currently they are making a handful of tweaks. Adding more tables to each zone, and in a different configuration than the standard counting tables that have been doing the majority of the work so far. pic.twitter.com/nlEEQN6uDc
【訳】1/アリゾナ州での監査
現在、彼らはいくつかの微調整を行っている。各ゾーンにテーブルを追加し、これまで作業の大部分を行ってきた標準的な集計テーブルとは異なる配置構成にしている。
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