新型コロナ・ワクチンの高評価レビューをSNSに投稿してくれた医療関係者に謝礼金を払うキャンペーンが米国で密かに展開中——バイデン政権のCDCも関与
米国では、新型コロナ・ワクチンについて肯定的な投稿をSNS上で行ってくれた医療関係者に対して、謝礼金を払うキャンペーンが密かに展開している。6月10日(木曜)、実際にeメールで勧誘を受けた人物がその画像を保守系メディアに「通報」し、ネット上に公開されている。
以下はその勧誘メッセージの画像:
【訳】こんにちは!
私の名前はエベン・ヴォースターと言います。メイン・ストリート・ワンという会社でデジタル・リレーショナル・オーガナイザーをしています。「コンテンツ・パートナーシップ」の機会についてお伝えするためにご連絡差し上げています!これは、1件の投稿に対して謝礼をお支払いするインスタグラムのパートナーシップ・プログラムです。
このキャンペーンのために、自分たちのSNSフォロワーたちに「ワクチンへの躊躇」という話題を扱ってくれる医療関係者たちを私たちは探しています。あなたがCOVID-19ワクチンについてどう思うか、そしてこの重大なワクチン展開期間中において、なぜあなたがワクチンのデマ情報について取り組もうと思うのかについてお聞かせください。あなたからお返事があり次第、参加方法やあなたの「声」を駆使していただけることに対する謝礼の受取方法について、さらなる詳細をフォローアップします。
もしご興味があれば、本日末までにこのメールに返信してください。
もしあなたが超興味があるのであれば、この申し込みフォームに記入してください:
community.mainstreet.one/join/ad-council-tray/
では
エベン・ヴォースター
デジタル・リレーショナル・オーガナイザー
申し込みフォームをクリックすると、これはGetVaccineAnswersというCOVID-19ワクチンの啓蒙イニシアチブの一環であり、Ad CouncilというNPO組織がこの啓蒙イニシアチブの主催者であると説明されている。さらにこのワクチン啓蒙活動には米CDCも関与しているとそのHPでは説明されている。つまり、7月4日の独立記念日までに米国の成人人口の70%にワクチン接種を受けさせようと邁進しているバイデン政権もこのSNSキャンペーンに関与している。
医療関係者に限定しない一般のSNSインフルエンサーたちに、新型コロナ・ワクチンの接種を呼びかける投稿してもらうキャンペーンは、今年3月、すでにオレゴン州の公衆衛生当局やオクラホマ州の保健当局が開始したと報じられていた。
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一方、テキサス州のヒューストン・メソジスト病院では、新型コロナ・ワクチンの接種を拒んだ170人の病院スタッフが、2週間の無休の停職処分となっている。この病院では、全2万6000人の病院スタッフに対して、6月7日までにファイザー社、モデルナ社、またはジョンソン&ジョンソン社のワクチンを完全接種しなければ解雇に直面するという新たなポリシーが発表されていた。デイリー・メール紙が6月9日(水曜)に報じた。
病院の発表によると、スタッフの99%(2万4947人)は完全にワクチン接種を終えているが、178人が拒否したため制裁したという。
2週間の停職処分の後、どのような判断が下されるかは不明。
一方、117人の病院スタッフたちは、病院が彼らを「人間モルモット」になるよう圧力をかけているとして、すでに先月初め、病院側を訴えたと地元テレビ局KHOU 11が報じていた。
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