トランプ・オーガニゼーションと同社CFOが脱税容疑で今週木曜起訴される見込み=WSJ紙——ドナルド・トランプ氏自身は起訴されない見込み
トランプ・オーガニゼーションと同社の最高財務責任者(CFO)であるアレン・ワイゼルバーグ氏は、今週木曜の7月1日に起訴される見込みであるとウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が報じた。本件について知る複数の人物からの情報として同紙が6月30日(水曜)に報じた。ドナルド・トランプ氏自身は起訴されない見込み。
マンハッタン地方検事局が実際に起訴に踏み切る場合、それは検察が3年前に調査を開始して以来、トランプ前大統領の会社に対する初の刑事告訴となる。ワイゼルバーグCFOは、トランプ氏包囲網に協力を求める検察の試みを拒否したと報じられている。
被告たちは今週木曜の午後に裁判所に出頭する予定。
WSJ紙はさらに次のように報じている:
トランプ・オーガニゼーションとワイゼルバーグ氏は、(給与以外の)付加給付について脱税を行なったとされる疑惑に関連して起訴される見込み。マンハッタン地方検事局とニューヨーク州検事局は、ワイゼルバーグ氏と他の従業員たちが、トランプ・オーガニゼーションから受け取った車、アパート、私立学校の授業料などの福利について、税金を払うことを違法に回避していたかについて数ヶ月にわたって調査してきた。
トランプ・オーガニゼーションとその幹部が組織的に税金の支払いを回避していることを検察が証明できれば、より深刻な告発が続けて行われる可能性があるとWSJ紙は報じている。
トランプ氏は不正行為を否定しており、民主党が主導しているこの刑事告訴は政治的な動機によるもので、「米国のビジネス界全体で標準的に行われていることを対象としており、決して犯罪ではない」と主張している。
トランプ前大統領の長年の盟友であり、フリン退役中将らと共に大統領恩赦を受けたロジャー・ストーン氏は、すでに5月29日に次のように「予言」していた:
トランプ前大統領に対する刑事事件が「でっち上げられ」、7月4日の独立記念日までに同氏に対する起訴が行われるのは避けられない。
しかし今週木曜にドナルド・トランプ氏自身は起訴されない見込みと、今のところは報じられている。
BonaFidrをフォロー