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元CDC所長、機能獲得研究と新型コロナの誕生をアンソニー・ファウチや米国政府に直接結びつける宣誓証言を行う——「NIHだけでなく、国務省、米国国際開発庁、そして国防総省からも資金提供したと思います」

元CDC所長のレッドフィールド博士(Screenshot via oversight.house.gov)

米国時間の3月8日(水曜)、COVID-19の起源を調査する第1回目の「コロナウイルスに関する特別小委員会(Select Subcommittee on the Coronavirus Pandemic)」が開かれた。

 

そしてCDC所長のロバート・レッドフィールド博士は証人として宣誓した上で、何百万人もの人々の死の責任はアンソニー・ファウチと米国政府にあると直接非難し、さらに、機能獲得研究とSARS-CoV-WIVの開発を、ファウチと国防総省を含む米国政府とに直接結びつける証言を行った。

 

ロバート・レッドフィールド博士は、自分はコロナウイルスの起源をめぐる政府内部の議論から外されたと証言した。元ホワイトハウス首席医療顧問のアンソニー・ファウチは、実験室から発生したという説を支持するレッドフィールド博士をありがたく思っていなかったとも証言した。

 

レッドフィールド博士は次のように語っている:

これは、事前に決められた決断でした。つまり、我々が発表する見方というのは一つであり、それに同意しない者は外されるという決断です。そして、私が申し上げたように、私はCDCの所長にしか過ぎず、傍観者として外されました。

レッドフィールド博士は、下院監視・政府改革委員会のジェームズ・コマー委員長(共和党)に対し、研究所からの漏洩説を支持したことが排除のきっかけになった可能性が高いと話した。

 

そしてジム・ジョーダン下院議員(共和党)は、ファウチのトップアドバイザーであるクリスティアン・アンデルセン博士とロバート・ギャリー博士2人に話を絞って質問をした。彼らは突然、研究所漏洩説へのスタンスを変えている。この2人は、2020131日にファウチに電子メールを送り、このウイルスにみられる異常はそれが天然起源ではないことを示していると彼らは示唆していたことが注目されているアンデルセン博士は、このウイルスには「(潜在的に)人工的に作られたように見える」「異常な特徴」があり、他の科学者も「全員が、このゲノムは、進化論から導かれる予想と矛盾していると考えている」と伝えていた。

 

この質疑応答が行われている動画(動画タイトルは『Dr.ファウチからの900万ドル』):

この上の動画の中で、ジョーダン議員は次のように熱弁をふるっている:

つまり、彼ら(アンデルセン博士とギャリー博士)が研究所由来だと報告してから3日後に、彼らは立場を変えたわけですが、その間に起こった唯一の出来事は、ファウチ博士とコリンズ博士との電話会議だったわけです。

 

繰り返しますが、この電話会議は、レッドフィールド氏(当時のCDC所長)が参加することを許されなかったものです。・・・そしてその3ヵ月後、じゃじゃーん!彼らはファウチ博士から900万ドルを受け取った。なぜなんでしょうか?これは(重大な)何かではないでしょうか?

また、レッドフィールド博士は次のように証言している:

レッドフィールド博士20199月、あの研究所では3つのことが起こりました。1つは、彼らは(ゲノムの)配列を削除したことです。極めてイレギュラーなことで、研究者はそれをすることを好みません。2つ目は、指揮統制を文民から軍に変更したことです。非常に珍しいことです。3つ目は、非常に重要なことですが、研究所の換気システムを業者にやり直させたことです。明らかに、(2019年)9月にあの研究所で重要な出来事が起こったという強い証拠がありました。

さらにレッドフィールド博士は重大な証言を行っている。レッドフィールド博士は、この機能獲得研究は、アメリカ国立衛生研究所(NIH)、国務省、米国国際開発庁(USAID)、国防総省から資金提供を受けていたと思うと明言している

【訳】ロバート・レッドフィールド博士:「NIHが機能獲得研究に資金を提供したことに疑いはありません」

 

マリオタキス議員:「このウイルスを作った機能獲得研究にアメリカの税金が投入された可能性は高いですか?」

 

レッドフィールド博士:「そうだと思います―NIHだけでなく、国務省、米国国際開発庁、そして国防総省からもです

ロバート・マローン博士は、「レッドフィールド博士は衝撃的な証言を行った」と次のように解説している(太字強調はBonaFidr):

【タイトル】レッドフィールド博士の衝撃的な証言

主流メディアはシーンと静まり返る中、バスがファウチをひいた(*)

 

昨日、CDCの元所長が宣誓のもとに、何百万人もの人々の死についてファウチ博士と米国政府を直接非難するのを私たちは目撃しました。しかし、Googleニュースのヘッドラインを見ても、(これに関する)ニュース記事はまったくありません。Googleは、この記事を「トップニュース」にするほど重要ではないと判断したのでしょう。・・・

 

Googleニュースで「レッドフィールド(Redfield)」をキーワード検索すると、以下のような記事がヒットしました。・・・

 

レッドフィールド博士の実際の証言は衝撃的な爆弾級のものでした。しかし、これらの見出しはいずれもレッドフィールド博士の証言の重大性を偽って伝えるものではありません。レッドフィールド博士は、機能獲得研究とSARS-CoV-WIVの誕生を、ファウチ博士と、国防総省を含む米国政府とに直接結びつけています。

 

彼は、ファウチ博士と、「ウェルカムトラスト」のディレクターで、まもなく世界保健機関(WHO)の主任科学者になるジェレミー・ファーラーが、研究所での(ウイルス)漏洩についての情報を隠蔽したと絶対的に信じており、その旨の宣誓証言をしています。研究室からの漏洩を隠蔽するためのプロセス、戦略、そして戦術が策定された複数の会議から、レッドフィールド博士自身はいかに排除されていたか(についても証言しています)。

 

(以下省略)

(*「誰かをバスの下に投げ込む(throw someone under the bus)」という英語の表現は、「誰かを裏切る、犠牲にする」という意味の比喩表現。つまり、「Dr.ファウチは裏切られ尻尾切りの犠牲になった」という意味。)

 

この日の公聴会の様子は全編が共和党の下院監視・政府改革委員会公式YouTubeチャンネルに投稿されている:

 

 

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