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ムーディーズの選挙予測モデル:トランプが2020年の大統領選挙に圧勝する

ムーディーズの選挙予測モデル:トランプが2020年の大統領選挙に圧勝する

ムーディーズの分析モデルは、これまでの大統領選挙をほぼ全て正しく予測してきた。ただ1回を除いて。それは前回2016年の大統領選挙だ。

 

ムーディーズが新たに発表した分析結果によると、2020年に再選を目指すトランプ大統領が余裕を持って勝利すると予測している。3つの異なるモデルを使った分析結果は、トランプ大統領が少なくとも289の選挙人投票数を勝ち取り、多ければ351の選挙人投票数を獲得すると予測している。

 

トランプが激戦州を制すると予想

(赤がトランプ(共和党)が勝つと予想される州、そして青が民主党が勝つと予想される州。)

 

ムーディーズが使用している3つの異なる経済モデルを平均すると、トランプが獲得する選挙人投票数が304を超え、対立候補者が獲得する227を大きく上回ると予測している。

 

この予測は、特に消費者が自分たちの経済状況にどれほど安心感を抱いているかといった経済的要因に基づいている。

 

 

 

失業率が史上最低であり株価も上昇していることから、ムーディーズはトランプが勝利すると予測している:

 

「当社の『ポケット・ブック』モデルは、この3つのモデルの中で最も経済的要因を重視したものである。有権者たちが、彼らのポケットブック(つまり財布)を主な基準として投票した場合、現在の大統領は圧勝するだろう」と報告書は記している。

 

「これが示していることは、各世帯レベルに広がっている経済的な感覚が次の選挙に果たす役割が重大であるということだ」と同報告書は綴っている。

 

ムーディーズの3つのモデルは、1980年のデータを用いて検証実験を実施しており、それ以降、ほぼ全ての大統領選挙を正確に予測している。しかし2016年の大統領選挙だけはクリントン候補が僅差で勝つと誤った予測を出していた。この予測レポートの執筆者たちは、トランプを支持する有権者たちが「予想しない規模で投票するというパターン」が発生したため、予測を誤ったと記している。そのため、最新の予測分析では、これを考慮した調整を行っている。

 

「1年後の経済が今現在のものと同じかほぼ同じである場合、現職でいることは大きな強みであり、トランプによる当選の可能性は非常に優れている。特に、民主党支持者たちが熱狂せずあまり投票に行かなかった場合にはそうなる」と、ムーディーズの主幹エコノミスト、マーク・ザンディ氏は語った。

 

さらにザンディ氏は「どれだけ有権者が投票に行くかが決定的となる」と語り、民主党支持者たちが予想される最低レベルしか投票に出向かなかった場合、トランプの勝利確率はさらに高まると語っている。

 

「民主党が勝つためには、史上最大レベルにまで有権者が投票に出向かなければいけない」と同レポートは記している。しかし、3つ全てのムーディーズの予測モデルにおいて、トランプは(平均して)324対214で勝利する。

 

ザンディ氏は、選挙レースがペンシルバニア州の数少ない郡での戦いによって左右されると語っている。ペンシルバニア州は、過去5回の大統領選挙で連続して民主党の候補者に大多数が投票していたが、2016年の大統領選挙では鞍替えし、大多数が共和党のトランプに投票した。

 

特にペンシルバニア州北東部にあるルザーン郡は「最も重要な郡であり、冗談ではなく大統領選挙全てを左右する」とザンディ氏は語っている。長年、民主党を支持してきた基盤が、前回の大統領選挙では51.8%がトランプに投票し、ヒラリーに投票した46.8%を上回った。トランプはこの郡で勝つ必要はないが、しかし高い投票率が必要となるとザンディ氏は分析している。

 

このムーディーズの予測モデルの精度が高いことは受け入れるとして、そのモデルの前提条件となっている「1年後の経済が今現在のものと同じかほぼ同じである場合」というのが気になるところだ。ムーディーズは、1年後の経済が今とほぼ同じである確率についてもモデルを構築して予測する必要がある。

 

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