環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんがBBCで自身のテレビ番組を持つことが判明
環境活動家であるグレタ・トゥーンベリさん(17歳)が、イギリス公共放送のBBCで自身のテレビ番組を持つことになったと、今週月曜、The Wrapが報じた。
高校を中退した10代の環境活動家が世界中を飛び回り活動する様子を伝える番組になるという。
BBCの科学部門は次の発表を行っている:
この連続番組は、グレタが行っている国際的な改革運動を追いかける予定である。彼女は改革運動を通して、気候変動の最前線となっている、地球上で最も特別な場所のいくつかを訪れている。彼女は、気候変動を食い止め、そして気候変動が引き起こす被害を食い止めるために、どのような行動をとることが可能かを模索している。
彼女の旅を通して、グレタは最先端の科学者たちだけでなく政界のリーダーたちやビジネス界の大物とも面会している。彼らとともに科学的証拠を模索し、彼らに変わるよう挑戦している。
この連続番組では、行動を起こさないことで世界に起きる実際の影響に彼女が直面し続ける中、彼女自身が大人へと成長する様子も描く予定である。また、世界中で放送され分析されている、インパクトある彼女のスピーチを彼女自身が執筆している静かな瞬間についても放送する予定である。彼女は、他の誰も経験したことがないような10代を生きている。
グレタさんがカメラの照明を浴びるのはこれが初めてではない。彼女がストックホルムの学校でストライキを行なった初日から、その後、議会、そして大々的に国際舞台で抗議する様子など、すでにグレタさんにはプロの撮影隊が密着取材している。こうして撮影された内容は、動画配信サービスのHULUがドキュメンタリー番組として配信する予定である。Deadlineが報じた内容によると、このドキュメンタリー番組は「Greta(グレタ)」という仮のタイトルがついている。
グレタさんの両親
(Photo via bohuslaningen.se)
ここで疑問になるのは、グレタさんの有名な両親(オペラ歌手の母親であるマレーナ・エルンマンさんと俳優である父親のスヴァンテ・トゥーンベリさん)は、彼らが持つ業界とのコネを使って娘をセレブへとお膳立てしたのか?ということだ。「彼女の台頭は、細かく演出されている」と昨年12月、RTが報じており、スウェーデンの気候変動に焦点を当てたソーシャルメディア企業、『We Don’t Have Time (WDHT):私たちに時間はない』の創設者であるイングマー・レンゾッグ(Ingmar Rentzhog)氏のおかげで、彼女が学校で行なったストライキはその初日から有名になっていたという。レンゾッグ氏はグレタさんの両親とすでに友人関係であったことが知られており、彼自身、グレタさんのイメージを利用して自身の会社のために数百万ドルの資金を調達したと非難されている。
中国国内で、グレタさんのドキュメンタリー番組が放送・配信されるのか知りたいところだ。
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