四川省成都で男性らが新型コロナウィルスに再感染したと複数のメディアが報じる
四川省の省都である成都市で、新型コロナウィルスに感染し入院していた男性が完治し退院していた。しかし退院から10日後の定期検診で、ふたたび陽性という検査結果が出たとPeople’s Daily(人民日報の英語版)やEpoch Timesなど複数のメディアが報じた。この男性は、医療スタッフにより新型コロナウィルスが検出されなくなったという診断を受けていたと報じられている。
Not good news. Cured patient of #COVID19 in #Sichuan province infected again.
— Inconvenient Truths by Jennifer Zeng 曾錚真言 (@jenniferzeng97) February 21, 2020
四川出現新冠肺炎「二次感染」患者 https://t.co/h6XRvrEMB8 via @dajiyuan
【訳】良いニュースではない。四川省でCOVID-19から完治した患者が再感染した。
四川省衛生局は、2月21日、このニュースが真実であると認め、この患者の住宅近隣に注意喚起の通達を行なった。その通達内容によると、この男性とその家族は、木曜朝、近隣にある医療施設に搬送されたと記されており、衛生局職員らがこの地域全体の消毒を行なったとLiberty Timesは報じている。
さらにETtodayによると、この患者と家族は自宅隔離されていたため、2月10日から自宅の外には外出していなかったと報じられている。政府当局は、この男性がどこで再感染したのかその経路を継続して調査している。
また人民日報は、再感染した患者がこの男性以外にも複数いると報じている。
このニュースは、中国国内のネットユーザの間で大きな反応を引き起こしている。中には、彼が完治していないにもかかわらず病院が彼を退院させたと疑っている人もいるが、多くの人々がこの大流行が悪化の一途を辿っていると嘆くコメントを寄せている。
2週間以上前に、武漢市の医者たちは武漢コロナウィルスに一度感染して回復した人でも、再び感染することがあるとすでに語っていた。彼らは、再感染は患者の身体により大きなダメージを与えることがあると警告しており、また検査は検出漏れ(偽陰性)があるとも警告している:
湖北省の医師ら、武漢ウィルスに再感染すると致死率が高まると警告:このウィルスは特にアジア人にとって重症化しやすい性質の可能性ありBonaFidrをフォロー