ニュースレター登録

Loading

オールドメディアが伝えない海外のニュース

ピッツバーグ・ポスト・ガゼット紙がトランプ大統領支持を表明|同新聞社が共和党の候補者を支持するのは1972年以来初

ピッツバーグ・ポスト・ガゼット紙がトランプ大統領支持を表明|同新聞社が共和党の候補者を支持するのは過去50年間で初

大統領選挙の勝敗の鍵を握る接戦州の一つペンシルバニア州、その地元で有名なピッツバーグ・ポスト・ガゼット紙は、11月1日(日曜)、ドナルド・トランプ大統領を支持すると発表した。同新聞社が共和党の大統領候補を支持するのは1972年以来初となる。

 

「この男と彼の実績(The Man And The Record)」というタイトルのつけられた社説の中で、ピッツバーグ・ポスト・ガゼット紙は、彼の人柄についての議論を振り払い、彼の実績に焦点を絞ってその理由を説明している。

 

最初に、この社説は大統領を選ぶ際に何が重要かを問いかけている:

彼がこの国、そしてこの地元の経済を過去4年間に正しい方向へ導いたか否かというのが真の問いではないだろうか?この男と実績を我々は分けて考えることができるだろうか?

 

さらに同紙の社説は、トランプ大統領について議論される際によく持ち出される彼の人柄について、多くの欠点があることを認めている:

何百万人のアメリカ人が、彼の大統領らしからぬマナーや人柄に心乱されており、私たちもその恥ずかしい思いを共有している——彼は無礼で他人をこき下ろす言動をし、自慢話はするし、真実を曲げる。

 

しかし、この社説は、左派メディアが絶対にできないことを行っている。つまり、トランプを真正面から見据え、彼の大統領としての実績に基づいて彼を判断している

 

この社説はさらに次のように記している:

トランプの実績を見てみよう。ドナルド・トランプの下での経済は、COVID(新型コロナ/武漢ウイルス)までは1950年代以来の好景気だった。みなさんの過去3年間の401(k)(確定拠出年金)を見てみよ。黒人アメリカ人の失業率はかつてない低いレベルとなり、民主・共和のどの大統領の政権下よりも低かった。Mr.トランプの下では我々の貿易関係は大いに改善し、我々の取引協定は書き直された。彼のおかげで中部アメリカ/中産階級のアメリカは再び重要視されるようになり、アパラチア山脈の住人や時給労働者たちにある程度の希望が戻った。

 

Mr.トランプは、こうした貧困に喘ぐ国民たちにとって十分なことを行ってきただろうか?答えはノーだ。しかし彼は彼らの存在を認識した。もしかしたら彼は口下手かもしれない。しかし彼はこれら人々の苦痛を感じた

 

そして、この社説は、トランプが「アメリカ・ファースト(アメリカ第一主義)」という公約を守ったと記している:

これまで誰も、アメリカの人々、いわゆる「フライオーバー地域」(訳者注:東西海岸の大都市を飛行機で行き来する人たちに無視されるアメリカ内陸部)の人々に対して、彼らの職を海外に移転したいかと尋ねた人はいない——Mr.トランプが出現するまでは。彼は、民主・共和の両党における議論を、完全にたがが外れた自由貿易から、管理された公平な取引へと進めた。

 

さらに彼がエイミー・コーニー・バレット氏を最高裁判事に指名したことについても称賛している:

彼はまた、始原主義者(制定者の意思を重視する主義)を米国連邦最高裁判事に指名するという彼の約束を果たした。彼の3人目の指名者であるエイミー・コーニー・バレットは、その中でも最高の人物である——彼女のマインドと人柄、そして学識は一級である。司法機関と行政機関の両機関における行き過ぎた行為に、彼女が立ち向かうことを我々は望む。

 

そしてエネルギー業界を語らずして西部ペンシルバニア州を議論することはできない:

最後に、この地元地域で最も重要な懸案の一つについて議論しよう——エネルギー問題である。Mr.トランプの下、アメリカ合衆国は(今生きている)我々ほとんどの人生において初めてエネルギーの自給を果たした。シェル石油化学(Shell Petrochemical Complex)なくして、西部ペンシルバニア州は存在し得ただろうか?

 

ピッツバーグ・ポスト・ガゼット紙は、最後にジョー・バイデンを「この仕事(大統領の職)に就くには歳をとり過ぎであり、ひ弱い」と非難している。また、カマラ・ハリス副大統領候補は、バイデンの代わりを務めるために準備が整っているかについて「その証拠がない」と記している:

Mr.バイデンは、この仕事に就くには歳をとりすぎであり、ひ弱い。彼が任期を全うできない可能性は非常に現実的だ。Mr.トランプも高齢ではあるが、力強く見える。しかしマイク・ペンスを見ると、Mr.トランプは必要となればいつでも大統領に取って代わることができる副大統領がそばにいる。彼は信頼できる人物である。カマラ・ハリス上院議員は、大統領になる準備ができているという証拠は一切ない

 

そして社説は次のように締めくくっている:

ドナルド・トランプがチャーチルではないのは明白だ。しかし彼は物事を成し遂げる

 

この社説は、ペンシルバニア州の有権者の多数派の意見を代表しているようだ。

 

【訳】BBCのレポーターは、たった今、トランプのペンシルバニアでの集会に「数百人」が集まったと報じた。(?)

https://twitter.com/alexsalvinews/status/1322688301900312577?s=20

【訳】ペンシルバニア州バトラー郡でのトランプ集会。

https://twitter.com/JoeShikhman/status/1320051228760559616?s=20

【訳】すごい。今週末、ジョー・バイデンが公の場に姿を見せたうちの一つは、ペンシルバニア州でのスピーチだ。その現場はすぐさま、大規模なトランプ集会/車によるパレード/GOTV(投票推進運動)イベントと化した。

 

社説の全文は以下で読むことができる:

【訳】本紙は1972年以来、共和党の大統領を支持したことはない。しかし我々は、トランプ大統領が持っている全ての欠点を考慮しても、彼が今年(の選挙で)より優れた選択であると信じている。

 

 

【関連記事】

接戦州のペンシルバニア州で何千枚もの郵便投票用紙が紛失か|2016年の大統領選挙で過半数がトランプ候補に投票したバトラー郡で

テキサス州の郵便投票用紙ですでに大問題が発生|11月3日の大統領選挙が大混乱をきたすことになるのはほぼ確実

 

 

 

 

BonaFidrをフォロー

執筆者

コメントを残す

error: コンテンツは保護されています。