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ミシガン州司法長官:2020年大統領選挙で不正が行われたという「虚偽の主張」を行った者に対して州警察を使って捜査すると発表

ミシガン州デトロイトの「ユダヤ人女性財団(JWF)」で講演するダナ・ネッセル州司法長官(Photo via Flickr)

ミシガン州のダナ・ネッセル州司法長官は、同州で行われた2020年大統領選挙で不正があったという「虚偽の主張」を行った者たちに対して、捜査を行うと今週発表した。地元メディアのBridge Michiganが7月8日(木曜)に報じた。

 

Bridge Michiganは次のように報じている:

ミシガン州のダナ・ネッセル州司法長官と州警察は、共和党が主導する上院監視委員会の要請に応じて、身元不明の個人らが個人的な利益のために2020年の選挙について虚偽の主張を行っているという疑惑を捜査することになった。

 

州議会のエド・マクブルーム上院議員らが作成した報告書を検討した結果、州司法省は委員会からの捜査要請を「受け入れた」と、ネッセル州司法長官の広報担当者リンゼイ・マコメルはBridge Michiganに木曜に語った。

 

また、ミシガン州警察も「本事案に協力している」と彼女は付け加えた。

 

今回の刑事捜査は、不正選挙が行われたという主張に対して、上院監視委員会が約8カ月にわたって行った調査に続くもの。この調査では、ミシガン州の選挙で広範囲にわたる組織的な不正行為があったという証拠はないと結論づけられており、ドナルド・トランプ前大統領とその支持者たちが行っている主張とは矛盾するものとなっている。

 

それどころか、共和党が主導する同委員会は、民主党のネッセル州司法長官に対し、「アントリム郡に関する誤解を招くような情報や虚偽の情報を利用して、自分たちの個人的な目的のために資金を募ったり売名行為を行っている者たち」を捜査するよう求めた。

 

アントリム郡では、紙の投票用紙を手作業で再集計したにもかかわらず、人為的なミスとコンピュータのプログラムミスにより、当初報告された結果が民主党のジョー・バイデン大統領に有利に偏っていたことから、同郡は依然として2020年選挙に関する陰謀論に大きく取り上げられている。

(太字強調はBonaFidr)

 

ミシガン州議会の共和党は、上院だけでなく下院も絶望的な状況である。スティーブ・ジョンソン下院議員(共和党)は、選挙倫理委員会のメンバーであり、下院監視委員会の委員長を務めるという、州議会で最も力のある議員の一人。しかしそのような共和党の有力議員も、アリゾナ州で行われている選挙監査のことを「冗談・・・労力の無駄・・・最悪」、「選挙は終わったんだ・・・トランプは戻ってこない」と発言したことが、6月に報じられている

 

スティーブ・ジョンソン下院議員(共和党)

(Photo credit: Gage Skidmore)

 

しかし、ミシガン州では州知事を含む政府役人と電子投票機械メーカーのドミニオン社との長年の癒着が報じられているほか、不正選挙訴訟で原告を代表するデパーノ弁護士はドミニオン社の投票機械が意図的に不正操作されていた証拠を発見したと発表している。昨年11月には、ミシガン州で投票日後に投函された郵便票に11月3日(選挙当日)の消印を押すよう、郵便局の上司に命令されたと実名を明かして告発する郵便局員が報じられていた。ミシガン州もジョージア州と同様に、「不正選挙の総合商社」であるとする多数の報道や証言が行われている。

 

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